かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

いくら大きいと言っても、空気清浄機って屋外の開放空間で有効なのでしょうか?

2018-01-18 19:58:17 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は5.6℃、最高気温は13.6℃、五條市アメダスの最低気温は4.4℃、最高気温は13.5℃でした。今日もよく日差しが届いて暖かな一日でした。が、妙に目が痒く、また鼻がムズムズしてくしゃみが出そうです。ひょっとしてひょっとしたら、ここ数日の高温に気が早い樹が花粉を飛ばしだしているのかもしれません。当面は様子見ですが、症状が強くなってくるようだったら躊躇なく薬を使おうと思います。

 さて、陝西省西安市に、「世界最大の空気清浄機」が建設され、大気の浄化に効果を上げているそうです。外観は高さ100mのコンクリート製? な太めの煙突のようなタワーで、汚染された空気を吸引して下部の温室に引き入れ、太陽で加熱、熱風となった空気を複数の浄化用フィルターに通して濾過し、きれいになった空気を外部に放出する仕組みだそうです。この装置ができて数ヶ月で西安近郊3〜4キロ位の範囲が大気の質が改善という結果を出し、PM2.5も15%ほど減少したのだとか。
 この装置自体はまだ試験機で、実用機は更に大型化し、一つで30平方キロをカバー出来るようになるそうで、それを中国全土に建設する事を考えているのだそうな。
 中国の大気汚染の主原因は暖房の熱源が石炭だからだそうですが、そのストーブなどに汚染物質除去装置を装着するとか、石炭の使用を抑制し、他の熱源に変えるとかいうような根本対策よりも、こうしてトンデモナイものを作ることでなんとかしよう、という姿勢がいかにも中国っぽいです。 装置の建設費や、浄化フィルターの耐用時間、交換方法、汚れてくるに違いない装置全体の洗浄や、その汚れをどう回収して問題なく処理するのか、などなど、聞いてみたいことは山積みですが、中国の場合、これが壮大な詐欺だったりすることもありうるので、しばらく様子を見ないといけないでしょう。
 でも、本当に効果があるのなら、是非日本にも建設して欲しいですね。これからシーズン入りする花粉や大陸から流れてくる黄砂に対して活躍するんじゃないでしょうか?

コメント
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