今朝の奈良市の最低気温は8.2℃、最高気温は21.4℃、五條市の最低気温は5.9℃、最高気温は20.3℃でした。今日も一日よく晴れました。朝から洗濯、布団干しで、十二分に太陽の恩恵を活用させていただいた週末でした。天気予報によると、やはり明日は雨になるようです。選挙がありますが、なるべく小止みの時を狙って出かけることになりそうです。
さて、新型コロナウイルス第5波が収束してしばらく経ちますが、このとき過去最大の流行を主導したデルタ株において、ゲノムの変異エラーを修復する酵素の合成系が変異して酵素が変化、エラー修復能力が落ちたためである可能性があることが、国立遺伝学研究所の井ノ上逸朗教授と新潟大学の研究チームにより発表されました。8月下旬の、第5波ピークが訪れる前に既にほとんどのウイルスがこの酵素変異タイプに置き換わっており、ゲノムエラーが蓄積して修復が追いつかず、死滅に至ったのではないか、との仮説です。
こんな生存戦略に反した遺伝子セットがほとんどのウイルスに蔓延するほど優性遺伝するというのは、正直なところ本当なのだろうか? と若干疑いたくなります。ただ、事実としてあれほど猖獗を極めた第5波がある日を境に瞬く間に落ちていった様子を見ると、致命的な方向へうっかり進化してしまった、という幸運を信じたくもなります。
ただ世界的にはまだまだ大流行を続けるデルタ株ですし、たまたま日本にいた株だけこんな変異をしたのでしょうか? また、世界から現在流行中の酵素が変異してないタイプの新たなウイルス株が侵入してきたら結局元の木阿弥で第6波になるのではなかろうか、とか、色々悩みが増えそうな話ですが、日本の環境なり日本人の遺伝子なりにウィルスの変異を促すような要因があるのだとしたら、それが「ファクターX」かもしれませんね。
さて、新型コロナウイルス第5波が収束してしばらく経ちますが、このとき過去最大の流行を主導したデルタ株において、ゲノムの変異エラーを修復する酵素の合成系が変異して酵素が変化、エラー修復能力が落ちたためである可能性があることが、国立遺伝学研究所の井ノ上逸朗教授と新潟大学の研究チームにより発表されました。8月下旬の、第5波ピークが訪れる前に既にほとんどのウイルスがこの酵素変異タイプに置き換わっており、ゲノムエラーが蓄積して修復が追いつかず、死滅に至ったのではないか、との仮説です。
こんな生存戦略に反した遺伝子セットがほとんどのウイルスに蔓延するほど優性遺伝するというのは、正直なところ本当なのだろうか? と若干疑いたくなります。ただ、事実としてあれほど猖獗を極めた第5波がある日を境に瞬く間に落ちていった様子を見ると、致命的な方向へうっかり進化してしまった、という幸運を信じたくもなります。
ただ世界的にはまだまだ大流行を続けるデルタ株ですし、たまたま日本にいた株だけこんな変異をしたのでしょうか? また、世界から現在流行中の酵素が変異してないタイプの新たなウイルス株が侵入してきたら結局元の木阿弥で第6波になるのではなかろうか、とか、色々悩みが増えそうな話ですが、日本の環境なり日本人の遺伝子なりにウィルスの変異を促すような要因があるのだとしたら、それが「ファクターX」かもしれませんね。