今朝の奈良市の最低気温は6.5℃、最高気温は19.3℃、五條市の最低気温は3.6℃、最高気温は18.6℃でした。今日は朝から14時過ぎまではよく晴れて暖かくなりましたが、その後は雲が広がり、15時にはすっかり曇り空に変わりました。天気図には目立つ低気圧も前線も出てきませんが、天気予報では明日午前中から雨になると出ています。雨は長く続き、明後日未明まで残る模様。冷たい冬の雨になるかもしれないので、暖かい格好をして仕事に出かけなければなりません。
さて、山梨県韮崎市にある公益社団法人・峡北広域シルバー人材センターに勤めている勤続30年のベテラン職員が、高卒採用なのに給料は誤って大卒基準で支給、少なくとも15年間で400万円の過払いがあったとして、センターは当該職員に返金を求める方向で、明日25日の理事会に諮るとのニュースがありました。センターの人事台帳には、大学の在籍証明書はあったものの卒業証明書はなかったとのこと。とは言え、別段この職員が学歴を詐称する詐欺を働いていたと言うようなことではなく、就職当初からちゃんと高卒と明言していたそうで、おそらくは人事なり給与を決める部署なりのミスである可能性が高そうです。
しかし、本人の問題ならいざしらず、雇用主側の単純なミス並びにその後30年も気づかず放置していた責任は、何ら考慮されないのでしょうか? 400万円の過払いは確かにあったにせよ、その全責任を当該職員におっかぶせる全額返金というのはあまりに無体ですし、そもそも支払ミスをした側の責任はどう取らせるつもりなのでしょう? それに、その過払い給与に基づいて計算・納付された税金や社会保険料等もどうするんでしょうね?
実際に過剰に給料をもらっている以上返金はしなければならないとは思いますが、1度や2度のケアレスミスならともかく、30年に渡って間違え続けてきた側にはなんらお咎めもないというのはどう考えてもおかしいですし、理事会に諮って返金を求める前に、まず法人の理事長なり理事会なりが、その職責に応じて何らかの責任をとることを明示すべきであろうと思います。その上で本人に謝罪し、返金について理解を求めていくのが筋というものでしょう。
これを報じた読売新聞には、是非最終的な結果が出るまで取材を続行し、報道し続けて欲しいものです。
さて、山梨県韮崎市にある公益社団法人・峡北広域シルバー人材センターに勤めている勤続30年のベテラン職員が、高卒採用なのに給料は誤って大卒基準で支給、少なくとも15年間で400万円の過払いがあったとして、センターは当該職員に返金を求める方向で、明日25日の理事会に諮るとのニュースがありました。センターの人事台帳には、大学の在籍証明書はあったものの卒業証明書はなかったとのこと。とは言え、別段この職員が学歴を詐称する詐欺を働いていたと言うようなことではなく、就職当初からちゃんと高卒と明言していたそうで、おそらくは人事なり給与を決める部署なりのミスである可能性が高そうです。
しかし、本人の問題ならいざしらず、雇用主側の単純なミス並びにその後30年も気づかず放置していた責任は、何ら考慮されないのでしょうか? 400万円の過払いは確かにあったにせよ、その全責任を当該職員におっかぶせる全額返金というのはあまりに無体ですし、そもそも支払ミスをした側の責任はどう取らせるつもりなのでしょう? それに、その過払い給与に基づいて計算・納付された税金や社会保険料等もどうするんでしょうね?
実際に過剰に給料をもらっている以上返金はしなければならないとは思いますが、1度や2度のケアレスミスならともかく、30年に渡って間違え続けてきた側にはなんらお咎めもないというのはどう考えてもおかしいですし、理事会に諮って返金を求める前に、まず法人の理事長なり理事会なりが、その職責に応じて何らかの責任をとることを明示すべきであろうと思います。その上で本人に謝罪し、返金について理解を求めていくのが筋というものでしょう。
これを報じた読売新聞には、是非最終的な結果が出るまで取材を続行し、報道し続けて欲しいものです。