かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

松茸の全ゲノム情報が解読されたとのこと。夢の人工培養に少しでも役立てばよいのですが。

2023-05-09 19:57:50 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は9.4℃、昼の最高気温は25℃、五條市の今朝の最低気温は6.5℃、昼の最高気温は23.7℃でした。今朝はやたらと冷えましたね。昨日は昼間から冷え冷えとしていましたが、そのまま夜になり、寝た後は途中1度目が冷めたあとは毛布をしっかり肩からかぶり、掛け布団も重ねてようやく熟睡できるようになりました。気温こそ真冬よりは高いですが、体感としてはほぼ冬並みの気分でした。一方昼はよく晴れて暑いくらいになりました。寒暖差が異様に激しく、うまく調整しないと身体がどうにかなってしまいそうです。明朝も同じくらい冷えそうなので、注意して寝ることに致しましょう。

 さて、千葉県にあるかずさDNA研究所と東京大学の研究チームが、松茸の全遺伝子情報を完全に解読、13本の染色体に約1億6千万塩基対のDNAがあり、タンパク質を合成するための遺伝子が2万1887個あることが判明しました。ヒトの遺伝子数はざっと2万個位あるそうですから、ヒトと松茸は遺伝子数だけならそう違いがない、というか松茸のほうが多いかもしれないです。まあ染色体数はヒトが23対46本なので随分と差がありますが、さすがは高級食材というべきなのか、なんでキノコにそんな遺伝子数が存在するのか不思議でなりませんが、それこそが進化の妙というものなのかもしれません。人工培養できないために、人工可能な椎茸やえのき、ブナしめじ、エリンギなどとは違い未だに山採りでしかできない松茸ですが、この研究をきっかけに松茸の生態解明が進んでいけば、松茸の人工培養が可能になる可能性が見えてきます。実際に人工培養が可能になるのはまだまだ先の話でしょうが、いずれ可能になってくれると信じてみたくなる記事ですね。さて、私が亡くなるまでに人工培養松茸が市場に出回るようになるかどうか。楽しみにしていたいと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする