かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

TOHOシネマズで6月から映画代100円アップとのこと。値上げは致し方ないにしてももう少し工夫のしがいがあるのではという気がしてなりません。

2023-05-01 20:40:41 | Weblog

 奈良市の今朝の最低気温は8.9℃、昼の最高気温は23.4℃、五條市の今朝の最低気温は9.6℃、昼の最高気温は22.8℃でした。今日は朝から快晴に近い好天気でよく晴れました。このまま一日終わるのかと思っていましたが、午後遅くには雲が出張ってきて不穏な様子となり、日没後にはとうとう雨が降り出しました。結構しっかり長時間降っていたようで、このまま天候不順と相成るのかと思いきや、明日の天気予報は晴れ、次の雨は、先日までの予報からは随分と後退して、6日土曜からになるようです。GWはずっと雨なのかと観念しておりましたが、どうやら少しはマシな天気になりそうですね。

 さて、映画興行の雄、TOHOシネマズが、この6月1日から映画鑑賞の代金を100円値上げすると発表しました。これまで通常料金1900円だったのが、今度から2000円になるとのことです。それに伴い、レイトショーは1400円が1500円に、シネマイレージデイなどの割引料金の日やシニア料金が1200円から1300円になるとのこと。値上げの理由は、「エネルギー価格の高騰や円安による仕入れコストの上昇、アルバイト人件費を中心とした運営コスト増や各種設備投資における負担増等により、企業努力だけではこれらの吸収は極めて困難であると判断」したのだそうです。まあ電気代も上がり洋画の配給もお金がかかるのだろうなとは思いますし、お客さんの入りも厳しかったりするのかもしれません。なにより新型コロナ禍の影響は経営に大きな負担となったことでしょうし。とはいえ2000円は心理的な重さがちと違う感じがします。そのうち慣れるのかもしれませんが、一つの娯楽として2時間ほどのお楽しみに2000円を払うというのは、ちょっと気軽に行きづらいものになってしまうかもしれません。まあそれでも、映画館の大画面や大音響でしか味わえない体験というものもあるでしょうし、観たかった映画の始まる前のワクワクした気持ちや観終わった後の感動などは、やはり映画館ならではのものがあるようにも感じます。
 とはいえ、全て一律2000円というのもどうかという気がします。面白くもない作品と面白くてたまらない作品とが同じ料金というのは理解しがたいですし、巨大な第1スクリーンとこじんまりした第8スクリーンが同じ料金というのもどうかと思います。また、同じ大きさの箱でも中央付近の非常に見やすい席と両端のスクリーンがひしゃげて見えかねないような席が同じ料金というのもいただけません。コンサートや演劇などでは演じる題目や出演者によって値段が違いますし、席によって料金に差がつけられていることもままあります。その有り様からして映画興行はあまりに工夫が足りない気がするのです。ここで値上げという一つの大きな決断を成し遂げたのです。ここは一つ何歩か踏み込んで、きめ細かい弾力的な料金設定とかも検討されてはいかがかと思います。

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