今朝の奈良市の最低気温は24℃、昼の最高気温は29.3℃、五條市の今朝の最低気温は22.4℃、昼の最高気温は30.4℃でした。今日はほぼ1日曇りでしたが、ふと気がつくとパラパラ雨音が聞こえる時もあり、一日ぐずついた天気でした。ただ、なんとなく昨日より、雲で覆われている空が明るい感じがしましたし、じわじわと気温も上がってきて不快感を増大させています。天気図を見ると梅雨前線が日本海側まで北上していますし、雨雲の流れも奈良のやや北側を帯状に流れていくようになっており、どうやら先日のような警報級豪雨はこちらでは降ることがなさそうです。まあ気象庁の予測が外れ、三度前線が南下してくるようなことがあればその限りではありませんが。なんにせよ、まだ明日1日は今日と同じようなぐずついた天気が続くことは間違いないでしょう。
さて、アメリカ大統領選挙戦でのトランプ氏銃撃暗殺未遂事件には本当に仰天しました。このような事件が発生したことも驚きですが、右耳を撃ち抜かれてなお拳を振り上げ、強い候補をアピールする咄嗟の行動力とその胆力には脱帽するしかありません。ほんの数センチズレていたら頭直撃でほぼ即死だったでしょうし、逆にズレていたら怪我もなくSPに覆いかぶさられるだけで終わったかもしれませんし、血染めの頭で冷静に拳を突き上げる映像の威力たるや、支援者はもちろん反対者でさえ次の大統領は決まった、と観た瞬間思ったのではないでしょうか? それにしても、どうしても思い出すのはちょうど2年前の安倍元総理暗殺事件。大統領候補の選挙戦演説と元首相の応援演説演説の違い、集まった群衆の数、社会全体の銃に対する慣れ具合など、多くの点で違うのは当たり前ではありますが、銃撃からその身を守ろうと直ちにトランプ氏に覆いかぶさり射線を塞いで見せたアメリカのSP達と、漫然と犯人を至近距離まで近づけた上、1撃目直後に安倍元首相の安全を確立できなかった我が国のそれとの差がどうしても目についてしまいます。テロ犯人を見つけ次第躊躇なく射殺するその判断力とその行為を是とする国民の果断さも、我が国では得られない彼の国の資質というものでしょう。それだけ我が国は争いが少なく平和だということではあるのでしょうが、一般国民が平和ボケするのは仕方ないとしても、命を守るプロフェッショナルまで平和ボケしてはいけないと思わずにはいられませんでした。