かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「ドリームハンター麗夢XX蒼の機関騎士」2冊目を購入しようと思います。

2009-12-16 21:41:58 | ドリームハンター麗夢
 今日は朝未明から雨が降っておりましたが、山では雪だったようで、通勤途中に見える奈良県と大阪府の府県境に聳える葛城山と金剛山の山体上部およそ4割ほどが白くなっておりました。職場は標高250m程で今日のところは別に白くもなんともなかったですが、周りの山のうち、やや高めの500mクラスは、山頂のやや下あたりまで雪をかぶっておりました。これから週末にかけ、強烈な寒気が入ってきて寒さも一段といやましに募るらしいですが、ひょっとしたら雪が積もって通勤もできかねる状況になるかもしれません。なんとも面倒なことです。

 さて、最近、ネット通販大手の楽天をよく利用しているのですが、結構ポイントが貯まってきたので、同人誌印刷用にインクカートリッジでも購入しようか、と考えております。ただ、アマゾンですとカートリッジ一個でも送料が無料になる上、カートリッジの値段もかなりお買い得な設定なのですが、楽天の方は、楽天市場の方も、そこに出店している他の業者の方のも、送料は基本有料で、値段もやや高めなのです。送料については、例えば5千円以上とか購入すれば無料になる、というのもあるのですが、カートリッジの値段が微妙で、2個では5000円に届かず、と言って3個もいらない、という状況で、いくらポイントを使ってそのぶん安くなるからと言っても、ちょっと納得致しかねるところがあります。まあ今使っているカートリッジが目詰まりでもして使えなくなれば新しいのを入手するよりないので、四の五の行っている場合でもないわけですが。
 それならと、このたび重版なった『ドリームハンター麗夢XX 蒼の機関騎士』を購入するのはどうか、と考えています。何でも同志あんてあさんによると、単に版を重ねただけじゃなくて、また修正が幾つか入ったということだそうですし、応援がてら、もう一冊買っておいてもよいかな、と思った次第です。
 今、楽天の売り場を見に行きましたら、1~2習慣以内に発送予定、とありましたから、在庫自体はないのでしょうが、それなりの目処はあるのでしょう。注文殺到なら更に版を重ねることになり、そこから新たな展開も期待できよう、というものですし、とりあえず注文入れてみることにします。

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財務省って、統計の扱い方本当は知らないのではないでしょうか?

2009-12-15 21:43:10 | Weblog
 財務省と文部科学省が、互いの公式サイトでそれぞれの主張を真っ向から戦わせています。予算を削り込みたい財務省が我が国の教育や研究に対し国が支出している額が欧米諸国と比べてもトップクラスの高水準にある、と主張すれば、文科省がデータの見方は色々ある、と我が国の研究費はとてもトップクラスとは言えない、と主張されていて、見ているだけで結構面白いものがあります。
 財務省側は「平成22年度予算編成上の主な個別論点」、文科省側は「財務省公表資料「平成22年度予算編成上の主な個別論点(文部科学省予算について)」(平成21年12月3日)に対する文部科学省の見解」 にそれぞれ詳しい内容がありますが、とりあえず科学振興関連の話に絞ってみてみましたところ、まず財務省の方を見ると、なるほど、科学技術振興費は平成以後3倍に増加、民間・政府を合わせた研究開発費が対GDP比で見るとアメリカの1.5倍、政府の出す研究費が政府支出に占める割合も、アメリカの3倍以上、今、政府系研究開発費の中心になっている競争的資金は、提示してあるグラフだけぱっと見ると、平成13年から21年までの間に、ざっと5倍以上に伸びています・・・???
 よく見ると、平成13年の数字が3,265に対し、平成21年が4,912。1.5倍にはなっていますが、見た目のように数倍には成っていません。おかしいな、と思って横軸を見てわかりました。本来、0であるべき左下隅の始点が、3,000に成っていたのです。よくぞまあ、今時こんな古典的な統計のマジックを使ったグラフを作って公開するとは、流石に呆れかえります。こんなグラフ作らなくても、数字は1.5倍も伸びているんですから十分それで主張すればいいのに、なんともバカバカしいものを出してしまったものです。それまでなんとなく財務省の言い分にも一理あるのかな、と思っておりましたのに、いっぺんに信用できなくなりました。このグラフを見て、こんなものを公開して見せる財務省の姑息さと国民を愚弄しているとしか思えない姿勢に大いに疑問を覚えるばかりです。
 翻って文科省のデータを見ますと、財務省と同じく始点が0でないグラフも幾つかありましたが、総じて見せ方は良心的に感じました。少なくとも、1.5倍増の数字を数倍になっているかのごとく見せるモノはなかったと思います。それに、財務省の姑息さを更に掘り起こすことも書いてありました。財務省のデータでは、政府負担の研究費がアメリカよりも多いように見えるデータが提示されていましたが、国防関連の研究費が入っていない、という注釈が、小さく書かれていたのです。文科省側はその点を補足し、国防関連研究費を加えるとアメリカに全く及ばない事がわかるデータを提示しております。アメリカの国防関連研究費が結構巨額で広範な科学技術振興に使われていることはよく知られていることですが、財務省はその点を恣意的に除外して話をしようとしているのです。
 こうしてざっと両方の話を見てみますと、どう見ても文科省の方が説得力のある内容であると感じました。結局は政府がどう判断するかなのでしょうけれど、財務省はもう少し正直にデータを扱う姿勢を見せないと、何時まで経っても、小役人が姑息で卑怯な手を駆使して裏で暗躍しているようにしか見えず、それだけで世論形成という点では大いに損だと思います。官僚の中でも最優秀の官僚が集っているはずの組織なのですから、もっと堂々と正当な姿勢を見せて欲しいものです。

 
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来年の話をすると鬼が笑うそうですが、来年の今頃はこんな風に気楽にブログを書いていられるのでしょうか?

2009-12-14 22:12:04 | Weblog
 はや12月も半ばですね。昨年は既に年賀状の作成・印刷にとりかかっておりましたが、今年は新刊の制作を最優先で取り組んでいるためか、はたまた毎度のごとく面倒なことを後回しにする悪い癖が出ているのか、まだ全然年賀状のねの字も取り組んでおりません。そういえば、来年は何年でしたっけ? なんて、考えている始末です。多分、週末からクリスマスにかけてが年賀状制作の時期となることでしょう。そして28日の御用納めが終わってからおもむろに筆ペンのにわか練習を始めて、住所やメッセージを書いて出すのが29日の遅く。毎度、郵便やさんにはご苦労をおかけしてますが、なんとかかんとか、大体元旦には届いているみたいですので、今年も申し訳ないと思いつつ、その頑張りに期待しています。

 さて、個人的なスケジュールは例によって何かと忙しく、毎日師走を実感しつつこなしているわけですが、今の政府のなさりようには、どうにも仕事をこなしている、というよりは、混迷の度をますます深めているように感じられるのは気のせいでしょうか? 現政権が誕生したときは、まあ期待四分不安六分というところで、しばらくは黙って見ていよう、と思っておりましたが、ちょっと今の状態は、一票入れた人たちでさえさすがに見るに見かねるところもあるのではないかと思われます。こんなはずじゃなかった、というヒトもいれば、まあこんなところだろう、と妙に納得しているヒトもいるかも、と思ったりもしているのですが、私としては、期待四分の分だけ失望を味わっています。特に、理系の総理大臣でマニフェストにも科学技術の振興を歌っていたと記憶しているのに、いざ蓋を開けてみると色々理屈は並べてはいますがどうにも期待はずれの様相を呈しておりますし、たしか民主党は自民党と違い、農協とは仲が悪かったから、そのあたりの抜本的な改革に取り組んでくれるかも、と思っておりましたのに、「兼業農家栄えて国滅ぶ 民主党“戸別所得補償”の大罪」なんて記事を読んでいますと、どうやらそれは誤解で、民主党は我が国の農業を、産業としては根本的に滅ぼすつもりのようだ、というのが透けてきているようですし、圧倒的多数を擁しながら何故か泡沫政党と連立組んで、更にその圧倒的少数にいいように揺さぶられているように見えますし、かと思えば自分たちの都合の良いようにこれまで守られてきたルールもあっさり反故にするし、どれを見てもどうにも右往左往してその実何も前に進んでいないというような様子ばかり見えてしまいます。
 これは、そういう様子を好んで報道するマスコミの姿勢が問題なのでしょうか? はたまた、今の政権はそういう姿しか見えないような、本当にどうしようもない状態に陥っているということを示すのでしょうか。もう少し立てばそのあたりも明らかに見えてくるのでしょうけれど、そのときは、あの頃ごちゃごちゃ言ってたのは全部杞憂だったな、と笑い飛ばせるのか、はたまたやっぱりあのときの不安は正しかったのか、と己が身の不幸を嘆くことになるのか。
 できるなら前者でありたいのですが、今の所限りなく後者になりそうな気がするのが、なんともなんだかなあ、という感じですね。

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新刊、印刷準備完了!

2009-12-13 20:03:16 | ドリームハンター麗夢
 新刊の編集、大体終わりました。あとはミスが無いかチェックして、試し印刷をして最終チェックを入れ、その修正を済ませれば、いよいよ印刷・製本にとりかかることができます。どうやら年内には印刷を終了し、製本作業にとりかかれそうです。
 というわけでなんとか落とさずに済みそうな目処がたったので、当ブログでも告知しておきましょう。


(クリックすると拡大されます)

 「ドリームハンター麗夢 白魔の虜囚」です。A5版、およそ70ページと、これまで作ってきた本に比べると少しボリュームが少な目ですが、私としては久々の同人誌、内容はそれなりに充実させたつもりです。
 簡単にあらすじを述べておくと、
 暑さも盛りの真夏の夜、3人の大学生が次々と自室で凍死する事件が発生。その事件に異常な何かを覚えた榊が麗夢を訪ね、事件解決へ協力を仰ぎます。円光、鬼童も合流し、彼ら3人の犠牲者と仲の良かった一人の学生をすんでのところで助けた一行は、旧陸軍兵士の一団が雪の中をさまよう悪夢、そして学生から聴取した話から、一路青森県・八甲田山に。緑に包まれ、静かに佇む八甲田山が、麗夢達を迎え牙を剥く! というようなお話です。
 まあ以前このブログで連載していたものをまとめた本なので、大筋は大体ご理解いただいているものと思いますが、今回は共同制作者の妄想畜さまと相談して大幅加筆した上、表紙は私と妄想畜さまとで合作し、挿絵も妄想畜さまの手になるCGで彩っています。私も一枚だけ挿絵を入れました。
 更に、妄想畜さまのアイデアを盛り込んだとあるギミックが一つ詰め込まれ、この種の同人誌にしては色々てんこ盛りな楽しい小説本になったと思います。ただ、実際に製本して見ないことには、そのギミックが見事意図通りになっているか分からないのではありますが。
 ・・・まあ多分大丈夫でしょう。ではでは、1月17日(日)までに完成させられるよう、もうひと踏ん張り頑張るといたしましょう。


 
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CGだからこそできる小技で、少しはましな絵ができたかもしれません。

2009-12-12 22:58:41 | CG
 今日はのどかな天気の一日でしたが、夕方、急に雨が降り出したのには驚きました。まあ出かける予定は全然なくて、予定通り一日こもりきりで同人誌制作に勤しんでいましたので、晴れていようが雨が降ろうが関係はなかったのですが、干していた洗濯物だけは慌てて雨のかからないところに移したのが、唯一の影響ではありました。
 さてその新作同人誌、編集していましたら、全体のバランスからしてどうしてもここにもう一枚挿絵が欲しい、という箇所が出てきましたので、今日は編集作業を一時中断して、一日がかりでその挿絵を作りました。もともと表紙でもそうだったのですが、今回は妄想畜さまとの共同作業で、挿絵も主体は妄想畜さまですが、私も1枚くらいはなんとか入れたいとは思っておりましたので、良い機会になりました。
 絵は今日中に完成しましたので、明日は改めて作業続行し、その挿絵も加えて、編集を片付けます。
 ところで、私は左利きなのですが、そのためか、絵を描くと、武器などの獲物を左で持つように描いてしまうことが往々にしてあります。大抵最初から意識するか、少なくとも下絵段階で気がついて修正するのですが、今回は仕上がりまで全然気づかないまま描いてしまいました。今更描き直すこともできないので、あっさりソフトで左右反転させて仕上げ、としようとしたのですが、反転した絵を見てみますと、どうもなにか変です。バランスが悪いというか、何か違和感がぬぐえません。まあヘタッピな絵なのでデッサンやらなにやらが色々狂っているのはよくある事なのですが、どうも足の形が逆になっているように描いてありました。反転前は全く気がつかなかったのですが、最後にいじったことで、その異様さが顕在化したみたいです。まあ下手は下手なりにその部分を修正してこんどこそ仕上げ、としたわけですが、左右間違っていない時でも、下描き段階で左右反転させてみれば、絵の狂いも少しは見分けやすくなるかも、と、次の機会には試してみようと思いました。

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宇宙に発電所を設ける話、いつの間にかSFから現実性のある内容に進化していたのですね。

2009-12-11 22:45:02 | Weblog
 ようやく一週間が終わり、明日明後日の休みになります。ここいらで新作同人誌も原稿を完成させておかないと、印刷・製本がキビシクなってきそうです。そんな訳で今もページ割付を地道に続けているのですが、明日からは更に気合を入れて、制作に勤しみたいと思います。

 さて、そんなちまちました作業を続けているせいか、気宇壮大な話を見聞きしたくなるのもバランスを取るためには必要なことなのでしょう。
 環境メディアというニュースサイトを見ておりましたら、先週東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されていた宙博2009という、宇宙関連の技術博覧会で行われていた講演の話が注目トピックとして取り上げられておりました。題して、『「夢ではない」実現可能性が増す宇宙太陽光発電──宙博の講演と展示から』
 要するに、宇宙空間にでっかい太陽電池を並べた発電所を作り、その電気を地球に送ってエネルギーとして利用しよう、というお話です。この話自体は結構以前からあって色々話題にもなりましたが、一昔前はまだまだ実現のために必要な技術が開発されておらず、夢物語でしかありませんでした。それが、この20年ほどの技術開発の進展により、夢でなくなりつつある、というのです。その中で、一番問題になりそうなのが発電所の打ち上げコストだそうで、材料やらなにやらで、100万キロワット級のシステムで約2万トンと試算されるのだそうです。現在、わが国最大のロケットH-2Bで、静止軌道まで上げられる量は最大8トン、単純に割り振れば2500回打ち上げる必要があることになり、これはちょっと現実的とは言い難い話になってしまいます。試算では、現在1キログラム打ち上げるのに2万ドルかかるのだそうで、もっと強力なロケットを更に低コストで打ち上げる技術ができないことには、宇宙発電所建設はやはり夢に近いお話になってしまうかもしれません。
 それなら、静止衛星軌道上から蜘蛛の糸よろしくエレベーター軌道を垂らすという、宇宙エレベーターをこの際本格的に建設して、資材運搬用に活用してはどうでしょう。たしかこちらも技術的な課題はクリア出来ている、という話を記憶しているのですが、これが出来れば、お金がかかり、リスクも高い打ち上げロケットに依存しなくても宇宙まで色々な物や人を運べそうです。
 とりあえず我が国がこの分野では世界をリードしているのだそうですし、資源のない国としては、国家戦略としてしっかり技術開発に投資していくように望みたいです。

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見たくないものを見ず、聞きたくないものを聞かずに無事やって行けるのなら幸せなものなのですが。

2009-12-10 21:33:58 | Weblog
 今朝は寒さでいつもより30分早く目が覚めてしまいました。昨日までとさほど変わらない気温だったように思うのですが、いよいよ夏の余韻が消滅して、底冷えする本格的な冬になってきた、ということなのでしょうか。既に大分毛布やら布団やら増量して対応してきたのですが、今夜は更にもう一段防寒体制を上げて、起床時間までぐっすり眠りたいです。

 さて、お昼休みなど、お弁当を食べながら職場のPCで日経BPネットなどを見るのが習慣なのですが(本当はもっと違うサイトを見たいのですが、フィルターがかかっていて大抵見られないのですよ(苦笑))、田原総一朗氏のコラムで、ちょっと面白いな、と思うモノを見かけました。「これだけ報道されても鳩山献金問題には関心なし」という記事です。田原氏は日曜日の朝に「サンデー・プロジェクト」という冠番組を持っていて、私も日曜朝に目が覚めたときは結構見ていたりするのですが、その11月29日の放送で、事業仕分けが話題のときは視聴率が8.5%だったのが、鳩山首相の献金問題に入ると、急に5%台まで落ちたんだそうです。その後、厚生労働省の問題に移ったら、また視聴率が戻ったとのこと。田原氏は、「視聴者は、まだ民主党に期待していて、その足を引っ張るような問題は見たくも聞きたくない」のだろう、と考えたそうです。
 ところで私は、基本的に有能でちゃんと仕事できる人材でありさえすれば、多少ルーズだったりダーティだったりしてもかまわないじゃないか、と考えるヒトですので、献金とか賄賂とか女性問題とかいうような、その種の話には関心があまりありません。首相の政治資金がどういうところから出て、どれだけの額になろうが、首相の政治ベクトルがおかしな方角に捻じ曲がってさえいなければ、それでいいじゃないか、と思うのです。ちゃんと政治して我が国の舵取りを的確にとってくれるのなら、というか、政治家にそれ以外のことを求める必要があるのか? と思ってしまいます。むしろ、一族郎党の私財を投げ打って我が国のために政治に打ち込んでいるというのなら、国民にとっても望ましいことではないでしょうか。それを規制する法律があることの方が、ヘンに思えてしまいます。
 といいつつ、今の首相はどうも政治手腕のほどは「?」ですし、現政権のお仕事振りが我が国のためになっているとはどうも思えなかったりもするので、首相の献金問題云々の話がどうだろうと、今の政権の支持率の高さには首をひねらずにはいられません。それが、単に見たくないもの、聞きたくないものを見ない聞かない、というような話で成り立っているのだとしたら、そのあまりな妄信ぶりに、逆に恐ろしさを覚えてしまいます。

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どうして医療現場に司法が土足で踏み込むようなことを我が国は許しているんでしょうね。

2009-12-09 21:41:53 | Weblog
 このところ、毎日寒い朝が続いてますが、昼以降は案外まだまだ過ごしやすい感じがします。寒い朝晩も、少し着込んでいればそれなりに過ごすことが可能です。灯油は先月のうちに購入して置きましたが、そんな様子なので、肝心のストーブはまだ棚にしまい込んだまま出しておりません。もっとも、来週半ばには本格的な寒波が来て冬らしい気候になるとのことですので、この週末にもストーブを出して、灯油を補給しておく必要がありそうです。ついでにクリスマスツリーも出し、部屋を片付けて、ストーブの置く場所とツリーを飾り付けする場所を確保しなければなりませんね。

 さて、治療の見込みなし、ということで患者の呼吸器を外し、筋弛緩剤を投与して安楽死させた医者の殺人罪が確定したそうですね。どんな内容だったのか、ざっと概要に触れただけの記事では理解も到底至りませんでしたが、どうも殺人罪に問う、という事自体に違和感を覚えます。判決内容の概略を見ても、まだ回復の可能性があったかもしれないのに、脳波もとらず回復は無理と判断した医師の見立てを問題視しており、遺族にも説明不足であった、と糾弾しているようなのですが、それなら医師の判断ミス、すなわち業務上過失致死、というやつになるんじゃないのでしょうか? それをあえて殺人罪にしたというのは、どういう意図があってのことなのでしょう? しかも、刑自体は1年6ヶ月、執行猶予3年と、殺人として罪を問うたにしては非常に軽い気がするのですが、殺人罪、という言葉の重さと内容とが随分乖離しているように思えてならないのです。
 私は、極論かもしれませんが、どのような事例であれ医療行為を法で裁く、というのは間違っていると思っています。医師というのはヒトの生き死にを扱う特別な存在であり、ギリギリのところで一般人には不可能な判断を強いられる過酷な職業だと思います。医者もヒトですから、ミスもあるでしょうが、そんな世界での出来事であることを考慮すれば、そこで考えるべきは、いかにミスを起こしにくい形にするか、ミスを犯してもそれが重大事に発展しにくいようなシステムを構築するか、という事であって、ミスそのものを指弾することではありません。ところが、我が国ではそのあたりの認識があまりに粗雑で、ミスをすぐ個人の責任に帰するところがあり、司法などという門外漢が頓珍漢な論理を振りかざして介入してくる結果、今や我が国の医療現場は崩壊寸前になっているという有様になっていると私は認識しております。今や、患者様、などという馬鹿げた呼称が定着している我が国ではありますが、小手先でごちゃごちゃいじる暇があったら、医療行為における罪は一切不問、医療ミス撲滅のためのオープンな検討の場を設ける、というような法律でも作って国民に周知徹底させた方がよほど医療を安全で役に立つ存在にするだろうと私は思います。

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接触しても増殖する前に退治する...インフルエンザに克つ方法、だそうです。

2009-12-08 20:31:02 | Weblog
 今日は少し残業をして、締切を抱えていたとある原稿を仕上げておりました。締切自体はまだ今日も含めて3日ほど余裕があったのですが、このところの冷え込みやら体調不安やらを考えますと、締切のある仕事は、多少時間をかければ仕上がるのなら、少し無理してでも元気なうちに片付けておいた方が結局は安心できる、と考えたわけです。なんといいましても、今、既にインフルエンザウィルスに潜在的に感染していたとしても判別のしようもありませんし、もし数日前に感染していたとしたら、明日明後日に突然を発症して倒れないとも限らないわけで、そうなると締切どころではなく、苦労して仕上げてきた原稿が全くの無駄になってしまいかねません。まあ本当はもう少し手早く片付くはずだったのですが、色々な書式上の制約があって、その一つ一つをチェックしていくと次々にケアレスミスが出てきたりして、それを虱潰しに修正していくのに想像以上に手間取り、結局残業せざるを得なくなったのでした。おかげで明日から熱を出して倒れても一週間位は寝込んでいられるくらいのゆとりはできました。その気分的な余裕を獲得できただけでも、今日の頑張りは意味があったと思っています。
 さて、新型も季節性もそれなりに流行しているようで、近所の小中学校でも学級・学年閉鎖が相次いでいたり、同僚のお子さんが発症して、自主的に休んだりする例も目立ってきました。まあかかるときはかかるし、ワクチンも副作用とか考えるとやっぱりあんまり打ちたくはなく、第一筋肉注射は痛いですし、なるべくならそういうのなしで、かかったときはしょうがない、と思っているわけですが、それでも掛からないに越したことがないので、一応予防にはそれなりに気を使っていたりもします。体調あんまり良いとは言い難い状況で免疫に期待するのも心もとないのですが、一応早寝早起き三食欠かさず適度に運動、などは日常的に取り組んでおりますし、お茶がよいということで、日頃からかなりの量をがぶ飲みしていたりします。手洗い、うがいもなるべくやり、マスクは、感染防止にはほとんど役立たずとはいうものの、喉の湿り気を保つには好都合ですし、もともと花粉症時期につけっぱなし状態なので、それほど抵抗もなく、寝る時を含めできるだけつけるようにしています。それでも予防についてはいろんな情報が飛び交っていて、効くの効かないのと喧しいので、色々調べていましたら、こんなのがありました。
『接触しても増殖する前に退治する...インフルエンザに克つ方法』
http://blogs.itmedia.co.jp/akemi/2009/11/post-7d79.html
だそうです。
 ウィルスは、体に入って、ヒトのDNA転写プログラムを盗用して増殖を図るのですから、そこまで行かないうちに可能な限り処分してしまおう、という話です。特に最後の、ウィルスは胃では生きられないから茶と一緒に飲んでしまえ、という話には、目から鱗というか、なるほど、と思いました。今までお茶でウガイした時すてるのが少々勿体無かったりしたのですが、これからは安心して飲むことができます。あと、顔を手で触らない、というのは、気を付けたいところです。くせなのか、結構無意識に目の辺りを掻いたりすることが多いので、なんとか意識的に抑制したいですね。
 他にも幾つか注意事項がありますので、この冬風邪とは無縁に過ごすには、一読してできるところからやるようにするのが良いのではないでしょうか。

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大東亜戦争における数々の謎の一端が、これで少しは見えてくるかも?

2009-12-07 21:46:59 | Weblog
 今日の易断の結果は、『沢風大過九五 枯楊華を生ず。老婦その士夫を得たり。咎もなく誉れもなし。』
 年老いた寡婦が若い夫を得たが子の出来る見込みもないカップルである、というイメージだそうで、悪いこともない代わり、なんの良いこともない、という占断でした。まあ悪いことがないのならよかろう、と思っていたのですが、あとになって思い返してみると、この卦とよく似た占断が出たのが、あの鹿児島行き当日のものでした。そして、今日は車を運転している途中で急にお腹の調子が悪化し、トイレのあるところまで非常な困難を抱えつつ、運転をせざるを得ないハメに陥りました。ひょっとしたら、「咎もなく誉れもなし。」と出たときには、私の場合、何故かお腹の調子が急に悪化してのっぴきならぬ状況になる、という事と、何らかの相関があるのかもしれません。次に沢風大過九五か坤六四が出たときは注意しておこうと思います。

 さて、尾籠な話はさておき、大東亜戦争で戦闘指揮を行った海軍大将・中将クラスの将官の方々の証言記録が、近く刊行されるのだそうです。「小柳資料」と呼ばれる記録で、1956~61年ごろ、小柳富次元海軍中将らが、井上成美、嶋田繁太郎など、大将10人、中将30人という重鎮達から聞き取った記録で、400字詰め原稿用紙に換算して約4000枚分という大部の文書です。この「小柳資料」自体は、これまで旧海軍OBの団体、財団法人「水交会」で、非公開で保管されていたそうですが、後世の研究に役立ててもらうために、刊行を決めたとのこと。資料の写し自体は、防衛省防衛研究所で01年ごろから順次公開されているとのことですが、まとまった書籍として発行されれば、より多くの人の目に触れる機会も増えるわけで、戦争中の、謎とされた様々なお話の幾つかが、明らかになるのかもしれません。
 当時の当事者が残した生の声、ということで第一級資料になるのは間違いなかろう、と思う次第ですが、戦争終結後10年以上を経て行われたインタビューですし、多少の記憶の錯誤や毀誉褒貶などの個人的感情による情報の歪曲なども、意識的にせよ無意識的にせよ、人である以上入り込むのは避けがたいと思いますので、そこは歴史の研究者の方々が、その他の証言や客観的な事実などを元に、そのエッセンスをきっちり汲み出して、後世に役に立つ形にまとめてもらいたいと思います。
 まあそんな危険は思いつつも、やはり一度は目を通してみたい気がいたします。個人で購入するには少々辛い金額になるかもしれませんので、出来れば地元の図書館に蔵されればありがたいと思います。ともかく出るのが楽しみです。

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ゆっくりじっくり仕上げにとりかかっています。

2009-12-06 21:31:37 | ドリームハンター麗夢
 今日も朝から同人誌作成に没頭してました。推敲用の試し刷りに赤ペンで書き込んだ訂正箇所を直す一方で、パートナー妄想畜さまからコンテンツ一式が届いたので、あとはそれをDTPソフトでレイアウトして一冊の本に仕上げるばかりです。ただ、昔から使っている同人誌用のフォーマットが、プリンタの自動両面印刷機能で綺麗に印刷する、ということだけを考えてレイアウトしたおかげで、文章や挿絵を配する時に、気を抜くとすぐページの前後がわからなくなる、というなんとも素敵な仕様になっています。印刷屋さんに出すのならもっと楽に管理できるレイアウトにしておくのですが、自分で印刷・製本するとなると、編集時の面倒よりも具体的にモノを作るときの方が圧倒的にシチ面倒なのでこんなことになっているわけですが、久々にそれで本を組んでみて、その面倒くささに我ながら呆れてしまいました。何せ、A5の本で手間を省くためにA4の裏表左右に一面ずつレイアウトし、本を組むときにそれを真ん中から二つに折って、一気に4ページ分作る、という形にしてあるのですが、裏表を自動印刷しようとすると、紙の表に1ページと4ページ、裏に2ページと3ページを配置するように組まねばなりません。しかも、ちゃんと1ページの裏に2ページが来るよう、裏側は左右の順番が逆になります。われながら、よくこんな複雑怪奇なことをしたものです。数年前ならまだ気力でえいやあ! と一冊仕上げまで休みなしで取り組めたのですが、今日やってみて、もはやかつての力はない、と痛感させられました。集中力が続かず、途中でこんがらがってきてしまうのです。これは、少々時間がかかろうとも、少しずつ手間暇かけて仕上げていかないと、とんでもないミスをやらかしそうなので、今後は体力気力に見合った工程で制作を進めたいと想います。
 幸い早い段階で中身はほぼ出来上がりましたから、なにかと余裕があるのがありがたいです。もっとも、製本の最後の仕上げは体力勝負でもありますので、何冊作るかはその時になってみないと分からないかもしれません。一応手当してある紙の量の問題や、昔からの慣習で、とりあえず20冊はこさえようと思ってはいるのですが。
 DTPソフトも、旧マックなのが、今となっては少々辛いところがあります。PowerPC G3 500Mhz ですからね。昔はそれほど気にならなかったのですが、やっぱりちょっと重い画像を張り込んだりすると、もたつきが目立つようになってきました。こうなると、やっぱり新しいマックが欲しいです。でも先立つものが、ねぇ・・・。

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今日明日で新刊作成も佳境に入るんじゃないか、と思います。

2009-12-05 22:13:19 | ドリームハンター麗夢
 今日は新作同人誌の表紙の仕上げを行いました。共同制作をお願いしております妄想畜さまのご協力もあって、久々に作ったにしては、相当期待できる出来の本に仕上がるのではないか、と思っているのですが、他にも、小説とはあまり関係ないところで、この本にちょっとしたギミックというか、楽しんでいただける「仕掛け」を施そうということで、妄想畜さまと相談の上、鋭意作成に取り組んでおります。他の同人誌はよく知りませんが、小説系でこの企画を実現したものはそうそうないのではないか、と思いますので、本当に無事完成したら、かなり面白いことになるのではないか、と期待しているところです。何を画策しているのか、は、完成してからのお楽しみ、ということにしておきます。まだまだ、本当に意図したとおりになるかどうかやってみないとわからない部分もありますもので。
 さて、表紙はウィンドウズ上で作ったのですが、最後にウィンドウズ標準のフォントで表題を入れてみると、なんというか、一言で言えば貧弱! に見えてしまうことがかなりがっかりだったため、これだけはやはりマックで組まねばならないか、と考えているところです。ウィンドウズ用のフォントは他に持ち合わせありませんし、一方マック用は標準以外にもいくつか持ち合わせがあったりしますので、それらを使い、表題を直して、納得できる形に仕上がりましたら、このブログで公開することにいたします。
 
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日本語入力環境が、少しはマシになったかもしれません。

2009-12-04 22:32:19 | Weblog
 やっと一週間が終わり、明日から休みになります。長らく出ずっぱりだったので、休みそのものが随分久しぶりに思えるのですが、とりあえずコミトレ用新刊の準備はじめ、やりたい事も色々とあるので、ここで休みを取れるのは結構ありがたかったりします。

 さて、長らく日本語入力はウィンドウズ標準のものを使っていたのですが、これが最近特にそのあまりに酷い誤変換が気になって仕方がなく、これはお金を出してでもATOKに乗り換えるしかないか、と思っておりました。ATOKは昔マックをいじっていたときに使っていたのですが、自動変換が優秀だったのと、使い込むうちに辞書がおかしくなるのか、だんだん変換がおバカさんになっていくのとが印象的だった記憶があり、はじめのうちは素晴らしいのに時間がたつと使いづらくなる、というのが導入を躊躇する原因になっておりました。とはいえ、それでも今のMS-IMEなどからしたら遥かにましなことには違いありません。
 それでどうしようか、と思っていた矢先、Google 日本語入力 http://www.google.com/intl/ja/ime/ というオンラインのIMEが出た、というニュースを見て、今日、試しに導入してみました。
 以前ネット上においた共有辞書を使うIMEがあって、これを試しに使ってみたことがあったのですが、変換が重くてすぐに使うのを辞めた事があり、これも同じようなことではないか、と躊躇していたのですが、今このブログを書いている限りでは、変換も十分早く、私程度のブラインドタッチなら十分に追従してくれるみたいです。辞書はネット上で共有しているとの話でしたが、残念ながら麗夢とか鬼童、死夢羅はありませんでしたので、とりあえず早速それらを手動で登録しておきました。
 まだ使い始めてほんの数分しかたっていないので、例えば時間帯によって激遅になったりしないか、ソフトによる相性の問題はないか、など気になる点は多々ありますが、それらをチェックがてら、しばらく使ってみようかと思います。今のところ、インストール直後にタブレットドライバがおかしい、というエラーメッセージが出てくるようになりましたが、それ以外は特に問題もありません。携帯電話のIMEのように、変換候補を早い段階から上げてくれる機能もあるみたいですし、うまく使えば文字入力が大分楽になりそうです。
 これが十分使い物になるようなら、もうMS-IMEに頼る必要もなくなるので大変ありがたいのですが、さて、期待に答えてくれるかどうか。楽しみにしつつしばらく使ってみます。

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カラオケポリープって、案外しょっちゅうなってたりするんじゃないだろうか。

2009-12-03 22:48:33 | Weblog
 月も革まって寒さも増してきた感がありましたので、ブログの顔もそれに相応しいものに変えてみました。あんまり寒さを募らせるようでしたらもっと暖かい絵柄に変えるつもりですが、しばらくは様子を見てみようと思います。
 
 さて、年末といえば忘年会、忘年会といえばカラオケ、となるのがカラオケ好きの自然な流れだろうと思うわけで、クリスマスや冬にちなんだ歌を探したりするのが楽しいこのごろなのですが、そんな検索の途中、ふと引っかかったのが、カラオケポリープなる病気の記事。
 その名の通り、カラオケが原因で声帯にできてしまうポリープのことだそうで、声帯に無理をかけすぎると、粘膜の毛細血管が破れて血豆状に血腫ができたり、結節といって、ペンダコのようなこぶが声帯にできたりするのだそうです。これができると、声がかすれたり、ダミ声になる、大きな声が出ない、音域が狭くなる、など、人によって症状は様々らしいですが、いずれにしても声に何らかの影響が出て、カラオケを楽しむにはかなり致命傷な症状に陥るようです。
 治療法は保存療法でとにかく喉を休めるか、手術でポリープを除去するか。出来たてのポリープは安静にして声を出さないように注意していれば自然と取れることもあるとの事ですし、古いものもそれなりに安全に手術で取れるらしいですが、いずれにしてもしばらくは話をするのも困りますし、もちろんカラオケなどはもってのほか、ということになるのはかなり困る話です。
 予防方法は、これまた喉を休めること。一人マイクを独占したりしないことや、歌った後にのど飴、お酒は控えめに、タバコは厳禁、等等、まあいつもカラオケで心がけていることと変わりないわけですが、実際のところ、それで予防できているのか少々不安ではあります。
 絶叫系や高音の歌などを好んで歌う方の私としては、相当喉に負担がかかっているはずで、カラオケで喉がかれる、というのは別に珍しいことではないのです。
いい加減年も年ですし、あんまり無理のある歌は控えるべきなのでしょうが、かつて、今様に狂った後白河法皇が一晩中歌い明かして生涯に喉を三回つぶした、という話もあるように、少々身体に負担をかけてもやりたいものはやりたいわけで、好き、というのはやはり何物にも変えがたい魔力をもっているんだな、とつくづく思うわけです。
 止められないでしょうね、たとえポリープを作るかもしれないリスクを犯しても。

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某アニメのように、「オカエリナサイ」とライトアップする企画を立ててみてはどうでしょう?

2009-12-02 22:39:40 | Weblog
 今日は出張疲れが出るか、と若干不安がありましたが、少し朝起きるのがつらかったのと、一日中軽く頭痛がするくらいで済みました。あと、ほんの幽かではありますが、喉に違和感が感じられます。もっとも、年を取ったせいで反応が鈍っているだけかもしれませんので、明日以降に心身に響いてくるかも知れず、まだ油断はできません。しばらくは安静第一で、夜は早めに寝るよう心がけが必須と思われます。
 さて、今宵は随分明るいと帰路車を運転しながら感じていたのですが、見上げると見事な月が晴天の夜空に浮かんでいます。調べてみると今日は十五夜の満月だったようで、なんだか久々に月をじっくり見上げてしまいました。
 夜空のはるかかなたからは、小惑星「イトカワ」のサンプルを抱えているかもしれない探査機「はやぶさ」が、来年6月の地球帰還を目指し飛行を続けているとのことですが、4基あるエンジンのうち3基が故障して、必要な速度が得られず、帰還が非常に厳しくなってきた、というニュースを見たのが11月初めだったと思います。これは大変だ、でもさすがにここからリカバリーするのはちょっと無理があるかも、と思っていたのですが、停止していたエンジン2基の使えるところを生かして互いに補完させ、1基分のエンジン並の推力を得ることができたのだそうで、このまま順調に運用できれば、何とか地球に帰ってこれそうだ、といううれしいニュースがありました。果てしなく遠い無人探査機に、地上から電波による操作だけでそのような応急処置が取れる技術力には感心するばかりです。
 もっともこのニュース、先月の19日にJAXAが発表していたそうですから、私は2週間近く情報が遅れていることになります。出張の準備や1週間あけるためのもろもろの手当てなどに忙殺されてあまりニュースを見ていなかったこともあったのでしょうが、ネットではニュースがすぐに流されてしまうので、よほど注意していないと気づかないままになってしまう話も多々ありそうです。まあ今回は偶然触手に引っかかってくれたから遅れはしたものの無事話を知ることができましたが、情報の入手方法について、ネットにはネットの弱点というか、気をつけないといけないことがちょっと見えたような気がします。
 それはそれとして、「はやぶさ」の仕事は十分ドラマになるんじゃないでしょうか? ヘタなバラエティやドラマよりよほど面白い物語になるんじゃないかと思うのですが。

コメント (2)
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