ようやく一週間が終わり、明日明後日の休みになります。ここいらで新作同人誌も原稿を完成させておかないと、印刷・製本がキビシクなってきそうです。そんな訳で今もページ割付を地道に続けているのですが、明日からは更に気合を入れて、制作に勤しみたいと思います。
さて、そんなちまちました作業を続けているせいか、気宇壮大な話を見聞きしたくなるのもバランスを取るためには必要なことなのでしょう。
環境メディアというニュースサイトを見ておりましたら、先週東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されていた宙博2009という、宇宙関連の技術博覧会で行われていた講演の話が注目トピックとして取り上げられておりました。題して、『「夢ではない」実現可能性が増す宇宙太陽光発電──宙博の講演と展示から』
要するに、宇宙空間にでっかい太陽電池を並べた発電所を作り、その電気を地球に送ってエネルギーとして利用しよう、というお話です。この話自体は結構以前からあって色々話題にもなりましたが、一昔前はまだまだ実現のために必要な技術が開発されておらず、夢物語でしかありませんでした。それが、この20年ほどの技術開発の進展により、夢でなくなりつつある、というのです。その中で、一番問題になりそうなのが発電所の打ち上げコストだそうで、材料やらなにやらで、100万キロワット級のシステムで約2万トンと試算されるのだそうです。現在、わが国最大のロケットH-2Bで、静止軌道まで上げられる量は最大8トン、単純に割り振れば2500回打ち上げる必要があることになり、これはちょっと現実的とは言い難い話になってしまいます。試算では、現在1キログラム打ち上げるのに2万ドルかかるのだそうで、もっと強力なロケットを更に低コストで打ち上げる技術ができないことには、宇宙発電所建設はやはり夢に近いお話になってしまうかもしれません。
それなら、静止衛星軌道上から蜘蛛の糸よろしくエレベーター軌道を垂らすという、宇宙エレベーターをこの際本格的に建設して、資材運搬用に活用してはどうでしょう。たしかこちらも技術的な課題はクリア出来ている、という話を記憶しているのですが、これが出来れば、お金がかかり、リスクも高い打ち上げロケットに依存しなくても宇宙まで色々な物や人を運べそうです。
とりあえず我が国がこの分野では世界をリードしているのだそうですし、資源のない国としては、国家戦略としてしっかり技術開発に投資していくように望みたいです。
さて、そんなちまちました作業を続けているせいか、気宇壮大な話を見聞きしたくなるのもバランスを取るためには必要なことなのでしょう。
環境メディアというニュースサイトを見ておりましたら、先週東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催されていた宙博2009という、宇宙関連の技術博覧会で行われていた講演の話が注目トピックとして取り上げられておりました。題して、『「夢ではない」実現可能性が増す宇宙太陽光発電──宙博の講演と展示から』
要するに、宇宙空間にでっかい太陽電池を並べた発電所を作り、その電気を地球に送ってエネルギーとして利用しよう、というお話です。この話自体は結構以前からあって色々話題にもなりましたが、一昔前はまだまだ実現のために必要な技術が開発されておらず、夢物語でしかありませんでした。それが、この20年ほどの技術開発の進展により、夢でなくなりつつある、というのです。その中で、一番問題になりそうなのが発電所の打ち上げコストだそうで、材料やらなにやらで、100万キロワット級のシステムで約2万トンと試算されるのだそうです。現在、わが国最大のロケットH-2Bで、静止軌道まで上げられる量は最大8トン、単純に割り振れば2500回打ち上げる必要があることになり、これはちょっと現実的とは言い難い話になってしまいます。試算では、現在1キログラム打ち上げるのに2万ドルかかるのだそうで、もっと強力なロケットを更に低コストで打ち上げる技術ができないことには、宇宙発電所建設はやはり夢に近いお話になってしまうかもしれません。
それなら、静止衛星軌道上から蜘蛛の糸よろしくエレベーター軌道を垂らすという、宇宙エレベーターをこの際本格的に建設して、資材運搬用に活用してはどうでしょう。たしかこちらも技術的な課題はクリア出来ている、という話を記憶しているのですが、これが出来れば、お金がかかり、リスクも高い打ち上げロケットに依存しなくても宇宙まで色々な物や人を運べそうです。
とりあえず我が国がこの分野では世界をリードしているのだそうですし、資源のない国としては、国家戦略としてしっかり技術開発に投資していくように望みたいです。