かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

某アニメのように、「オカエリナサイ」とライトアップする企画を立ててみてはどうでしょう?

2009-12-02 22:39:40 | Weblog
 今日は出張疲れが出るか、と若干不安がありましたが、少し朝起きるのがつらかったのと、一日中軽く頭痛がするくらいで済みました。あと、ほんの幽かではありますが、喉に違和感が感じられます。もっとも、年を取ったせいで反応が鈍っているだけかもしれませんので、明日以降に心身に響いてくるかも知れず、まだ油断はできません。しばらくは安静第一で、夜は早めに寝るよう心がけが必須と思われます。
 さて、今宵は随分明るいと帰路車を運転しながら感じていたのですが、見上げると見事な月が晴天の夜空に浮かんでいます。調べてみると今日は十五夜の満月だったようで、なんだか久々に月をじっくり見上げてしまいました。
 夜空のはるかかなたからは、小惑星「イトカワ」のサンプルを抱えているかもしれない探査機「はやぶさ」が、来年6月の地球帰還を目指し飛行を続けているとのことですが、4基あるエンジンのうち3基が故障して、必要な速度が得られず、帰還が非常に厳しくなってきた、というニュースを見たのが11月初めだったと思います。これは大変だ、でもさすがにここからリカバリーするのはちょっと無理があるかも、と思っていたのですが、停止していたエンジン2基の使えるところを生かして互いに補完させ、1基分のエンジン並の推力を得ることができたのだそうで、このまま順調に運用できれば、何とか地球に帰ってこれそうだ、といううれしいニュースがありました。果てしなく遠い無人探査機に、地上から電波による操作だけでそのような応急処置が取れる技術力には感心するばかりです。
 もっともこのニュース、先月の19日にJAXAが発表していたそうですから、私は2週間近く情報が遅れていることになります。出張の準備や1週間あけるためのもろもろの手当てなどに忙殺されてあまりニュースを見ていなかったこともあったのでしょうが、ネットではニュースがすぐに流されてしまうので、よほど注意していないと気づかないままになってしまう話も多々ありそうです。まあ今回は偶然触手に引っかかってくれたから遅れはしたものの無事話を知ることができましたが、情報の入手方法について、ネットにはネットの弱点というか、気をつけないといけないことがちょっと見えたような気がします。
 それはそれとして、「はやぶさ」の仕事は十分ドラマになるんじゃないでしょうか? ヘタなバラエティやドラマよりよほど面白い物語になるんじゃないかと思うのですが。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする