かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

なんとも解釈に困る変な夢。

2011-06-15 21:41:58 | 夢、易占
 今朝は変な夢を見ました。職場で、10人くらいのヒトが事務所の中でうろうろしているのですが、一人、仮面ライダーカブトの変身ベルトをしているヒトがいました。ところが、その人が持つ変身アイテムは、カブト虫型のカブトゼクターではなく、なんだか鬼瓦のような形の黄色いモノで、何故かその人は「キリンだ」と主張しています。私はどこがキリンなのだろう、と首をかしげつつも、所長が来たので貴方もベルトしてないんですかと問おうと思ったら、既に仮面ライダーオーズのベルトをはめてニコニコしていました(ちなみに所長はリアルでも仮面ライダーが好きな中年です)。

・・・さて、一体この夢は私の深層心理のどんな内容を示唆しているんでしょうか? 一応夢占いでは、上司の機嫌がいいと仕事運が良好、とか仕事がなくのんびりしているのは、運気低迷、とかあるようですが、ライダーベルトが何かを暗示しているのか、はたまたなんの関係も無いたまたま夢に出てきたアイテムに過ぎないのか、今ひとつしっくりくる答えが思いつきません。まあ夢なんてそんなモノだと気楽に構えていたほうがいいのでしょうね。


 
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インタラクティブ解剖学書だそうです。

2011-06-14 21:17:27 | Weblog
 昨夜はかなり強い雨が一晩中振り続いていたようで、雨音が耳について眠りも浅くなったようで、いろいろ夢を見ました。残念ながら記録を取る準備をしていなかったため、記憶には全く残らなかったのですが、睡眠不足の割には一日元気に動くことができましたし、こういう状態なら浅い眠りも悪くないと思いました。ただ、昨日は晴れるもの、と思い込んでいたのでサボテンに水をやってしまいました。水はけの良い土を使っているので多分大丈夫だろうとは思いますが、根腐れでも起こしたら大変なので、少し心配です。

 さて、それはそれとして、今日は面白いサイトを見つけました。チームラボボディ-TEAMLAB BODY という所なのですが、『高精度モーショングラフィックにより「生きた人間の動き」を全方位再現した3D人体解剖サイト「TEAMLAB BODY(ベータ版)」を一般無料公開した。日英2言語に対応する。』んだそうです。サイトトップには、『世界初、生きた人間の動きに基づく骨格・筋肉の高精度な形態、モーションが搭載された、インタラクティブな解剖学書』と書いてありました。なんでも、10年にわたって生きている人間ですべての関節の形態や動きをCTやMRIで撮影し、解析を行ってきたとのことで、極めてリアルな体の動きを見ることが出来るとのことです。
まだベータ版で、公開されているのは、静止状態の身体の3Dモデルと、一部の骨のモーションや筋肉のモーション画像を閲覧できるそうです。只今のところ、やたらと重くてなかなか見たいものが見られないのですが、早朝にでも試してどんなものなのか、どれほどリアルなのかを体験してみたいと思います。



 
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歴史的に残る科学技術の勝利の日ではありますが、不安や疑念もまた様々にあるわけで。

2011-06-13 22:10:09 | Weblog
 今日は小惑星探査機「はやぶさ」が地球に帰還して丁度1年という記念の日です。近年なかなか無い正味の感動シーンに目頭を熱くした記憶もまだ生々しい物がありますが、もう1年もたってしまったんですね。月並みな言い方ではありますが、月日の流れるのは実に早いものです。1年前の今日は、科学の素晴らしさをまざまざと国民に認識してもらった貴重な時間になりましたし、科学音痴の政権が、事業仕分けなる茶番をひっくり返して削ろうとした科学技術振興予算を残したという、我々技術者にとっても忘れえぬ凱歌を上げるきっかけとなった一日でした。しかし、福島原発の惨状は、そんな科学と技術に対する信頼を突き崩し、再び国民を、迷妄と混沌の最中に呑み込もうとするかのようです。私は常々、経済とか経済性とか効率性とか言うようなお話に人間がとらわれることにそこはかとない疑問を打ち消すことが出来ずにいるのですが、あえて暴論を承知で言えば、科学や技術もまた、この経済という怪物に首根っこを押さえ込まれてやるべきではなかった妥協を余儀なくされたのがあの事故だったんじゃなかろうか、と思うのです。効率性や採算性を重視するあまり、科学ではありえない「絶対安全」を声高に主張せざるを得なくなったんじゃないか、本来計算しておくべきだった廃棄物処理に関する問題を先送りにしてしまったんではなかろうか、などなど。まあ、核で発電するという技術自体が、発電効率や採算性を考慮した結果生まれたものであることは確かなのでしょうから、一概に事故の責任を経済のセイばかりにするのも一方的すぎる見方なのでしょう。それはそれとして自覚しておくべきことなのだろうなとは思います。
 一方で、巨大になった科学技術は、ひょっとしたら今のヒトの手には余る存在にまで育ち過ぎたのかも、という気もしています。原発事故はもちろん、飛行機が落ちて一度に何百人も亡くなったりするような状況というのは、どこか歪な物があるような気がします。そのために2重3重の安全策を講じて最悪の事態を避けるように努力し、また、過去の失敗の例から教訓を汲み上げてより安全な将来につなげたりという不断の努力がなされているわけですが、事故はそんな努力をあざ笑うかのように盲点を突いて来るようなところがあり、たとえ経済性を度外視して徹底的に安全対策をやりこんだとしても、盲点の存在をゼロには出来ない以上、最悪の事態を計算に入れたリスク評価が必要なのではないか、と思うのです。
 科学は徹底的にピーキーに安全や採算性、場合によっては人間性すら度外視して究極の真理を明らかにすることに、無駄でも何でもとにかく一層奮励努力すべきだと思いますが、技術に関しては、ヒトという間違えやすいイキモノが使うことを考慮に入れた中身にしていくことを、一段と明確に意識しなければならないのでしょう。それにつけても、効率性とか経済性とかが全面にしゃしゃり出てくると、それらが蔑ろになりそうで、結局悶々とまた悩まざるをえないのですが。いつかそれらを満足させる最適解を得られる日が来るんでしょうか?

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自然エネルギー庁、面白そうではありますが・・・。

2011-06-12 21:20:18 | Weblog
 菅総理が、自然エネルギーをどう普及するか、をテーマに懇談会を開催したのだそうです。参加者は、岡田武史、坂本龍一、孫正義、枝廣淳子、小林武史5名の有識者の方々。メガソーラー構想を打ち出した孫社長はともかくとして、サッカーの監督や音楽家がどうして有識者なのだろう? と不思議に思い、ちょっと調べてみましたら、岡田氏は地球環境イニシアティブGEINの設立代表発起人、坂本氏と小林氏は環境保全のためのプロジェクトを提案・検討している個人や団体へ低金利で融資する非営利団体ap bankの創設者、となるほどな背景を持つ方々であることを知りました。菅総理はこの間のフランスでのサミットで「『自然エネルギー推進庁』をつくって専門家を集めれば、(今後)10年どころか、もっと早い時期にやれる。省庁横断的に進める何らかの仕組みを急いで検討する」と発言されたとのことですが、そのための第1歩ということなのでしょう。まあその事自体悪いことではないと思いますし、普及のための課題を話し合うと言う事のようですから、参集の人選もそれほど間違っていないんじゃないかとも思いますが、話の内容について一言でもコメントがあれば、ニュースとしての価値も上がったんじゃないでしょうか。もっとも、どうやら懇談の模様は動画配信されたそうですので、ひょっとしたら今からでも探せば見られるかもしれません。まあそれでもきっちりした要約があれば内容の理解を助けたには違いないでしょうから、報道機関には出来ればそういう仕事をしてもらいたいところです。とはいえ、岡田氏をGEIN代表ではなく元サッカー日本代表監督とだけ記したりしているところをみると、ひょっとしてひょっとしたら、私のような無知蒙昧な輩をミスリードしようという意図があったりしたのかな? などと報道姿勢を邪推してみたくなりますね。

 さて、自然エネルギー庁が本当にできるのかどうか、出来るとしたらどんな組織になるのか、従う官僚はいるのか、有識者メンバーにその手の開発研究をしている技術者や研究者は参集できるのか、他にもいっぱい問題は山積みで実現までの道程は遥か彼方に霞んで見える気がいたしますが、どうせ作るのなら消費者庁のような今ひとつ存在感の薄い組織にならないようにして欲しいです。あと、それができたからと言ってより安全性の高められた原発や核融合などを否定したりすることがないようにも願いたいです。

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アレルギーが根本治療されるかも?! でも、期待するのはまだ時期尚早です。

2011-06-11 22:29:55 | サボテン
 アレルギーを根本から治療する可能性が見えてきたようです。
 現在のところ、アレルギーに対する治療は、症状を緩和する対処療法しかありません。まあ花粉症にしても、くしゃみや目のかゆみなどの症状さえ出なければ対して問題にはならないので、完璧な対処療法さえあれば個人的にはそれでまあいいんじゃないかな、と思わないでもないのですが、明確な症状が出ないままにアナフィラキシーショックがおきたりしたら避けようがありませんし、第一、完璧な対処法自体がそもそも無く、良く効く薬は眠くなったりする副作用も結構キツイのがあるわけで、そう簡単には理想通りにはいかないのです。アレルゲンを身の回りから一切排除するのも現実的とは言えない以上、アレルギーを起こす原因の部分から根治させる方法が開発されるのが望まれるのは間違いありません。
 今日見たネットニュースでは、その一端に迫る研究成果について紹介されていました。対象は猫アレルギーで、空中に舞った皮膚の極小さな断片(垢とかフケみたいな物でしょうか?)がアレルゲンとなる原因について、イギリス・ノッティンガム大学で研究されたのだそうです。 
 猫の皮膚をアレルギー持ちのヒトが吸ってしまうと、実際のところ肉体には無害にも関わらず、免疫系が勝手に外敵と判断し、免疫細胞の一種である樹状細胞が他の免疫細胞に信号を送りこんで断片を攻撃してしまいます。その結果として、各種のアレルギー症状が引き起こされるわけですが、この樹状細胞の表面にあるマンノース受容体というタンパク質が、猫アレルギーの初期段階でしか見受けられないものであるため、このタンパク質を対象とした薬品の開発、発信される信号の解析などを行うことで、症状の軽減につながる成果が得られそうだ、ということです。また、マンノース受容体はイエダニや犬アレルギーで引き起こされるアレルギー症状の発現時にも同じように見受けられるため、猫アレルギー用に開発された薬は、その他のアレルギーにも広く効果を発揮する可能性があるとの話でした。
 ただ、その研究が進み、実用化されるようになるには5年から10年くらいかかるだろう、ということですから、手放しで喜ぶのは少々早すぎるようです。
 さて、これが事実なら期待したい話なのですが、マンノース受容体が免疫系と深い関係にあることは既に様々な研究事例があるようなので、単純にマンノース受容体云々、というだけの話ではなさそうです。おそらくは、受容体にもいろいろな種類があって、そのうちアレルゲンと特異的に反応する受容体タイプが見つかった、という辺りが事実なのかと思われますが、この記事だけではそこまで詳しいことは分かりません。それに、マンノース受容体はアレルギーとの関係だけじゃなくて、免疫全般にかかわりを持つようなので、その働きを阻害するような薬を使ったら、必要な免疫能まで抑えられてしまうかもしれません。その成果に期待はしたいですが、まだまだ実用化されるまでのハードルは高くかつ多そうで、しばらくは気長に続報をまつよりなさそうです。

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高血圧+左胸の違和感とくれば、心臓を疑っても不思議じゃないですよね。

2011-06-10 22:19:41 | Weblog
 今日は朝から車でざっと30分ばかり走って、天理市まで行ってきました。目的は、天理よろづ相談所病院という天理教が運営している総合病院で、心臓関連の基本的な検査をしてもらうためです。実はこの2ヶ月ばかり、胸に妙な圧迫感というか、痛み未満の違和感があって、初めは右側だったのでさほど気にもかけず、深呼吸か何かで肋を痛めたかしたのかも、と思っていたのですが、1ヶ月ばかり前ごろからその違和感が中央から左寄りに移り、四六時中胸を圧されているような、絞めつけられているような独特の違和感を覚えるようになりました。この冬から春にかけて血圧が異様に高かったこともありますし、さすがに場所が場所だけに放置しておくのはマズイかも、と思い立ち、病院に出かけたというわけです。何故遠く離れた天理の病院かというと、信頼していた開業医の先生が、自分のところではできない検査とか重篤さが疑われる症例の場合はこの天理よろずを紹介して回していたためで、私もそのアドバイスを受けて、過去胃カメラを飲みに行ったりしておりました。ホームドクターは残念ながら3年前に引退されてしまったのですが、安心してかかることが出来る病院を残してくれたわけです。
 さて、とはいえ人気のある総合病院ですから、そこで診察をうけるからには1日仕事になることは覚悟しなければなりません。で、実際には、9時前に受付を済ませ、予備診察の後、血圧、身長と体重測定、尿と血液検査、胸のレントゲン、心電図検査と順番にやって、再度診察を受けて全て終えたのは午後1時を30分近く回っておりました。
 診察された医者が言うには、心臓の病気で四六時中違和感があるようなことはちょっと考えられないし、肺の炎症を疑ったけれどレントゲンの像は非常にきれいで、その可能性もない、とのことでした。とりあえず重篤な結果になりそうな危険因子は、心臓にも肺にも見つかなかったわけですが、胸の違和感は消えませんし、血圧も病院で測ったら150/100とかなり高くでたので、当面、経過観察とし、食事や運動に付いてアドバイスを受けた後、1ヶ月後の再診ということで今日の診察は終了しました。まあ私としては、心臓に関わる大病の可能性が消えただけでとりあえず良かったと思っているのですが、血圧が下がってくれないといずれ危惧は現実になるかもしれませんし、この機会に医者の指導に基づいて血圧を下げるように努力してみるのもいいか、と思った次第です。とはいえやることはこれまでとさして変わらず、医者の言葉も運動の推奨と塩分を控えることなのですが、出来れば薬に頼ること無くいきたいので、改めてその指導を肝に銘じ、この1ヶ月の間、生活してみることにしました。
 また、前々から手に入れようと思っていたデジタル血圧計を、病院の帰りに電気屋に寄って購入してきました。手首式ではなく、二の腕にカフを巻くタイプの、オムロンの一番安い奴ですが、個人的に血圧を測るだけならこれで十分だと思います。
 これまでは血圧計も職場備え付けのものしか無かったので、休日や早朝、寝る前などには測定できませんでしたが、これからはいつなん時であろうとも思い立ったときに測定ができるようになります。この際、休日に1時間おきくらいに測ってみて1日の血圧変動を見たり、夜中目が覚めた時には深夜値を測ってみたり、いろんな数字が取れそうです。

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毎年今の時期に謎の眠気に襲われるのですが、いったい何故なんでしょう?

2011-06-09 22:22:58 | Weblog
 このところ朝は眠くて眠くて起きるのがとにかく辛いのですが、昨年の今日のブログを見て、ああそうだった、と思いだしました。今の季節、私はとにかく眠気が強くなる性質を持っていて、いくら寝ても眠気が解消されない状態になっているのです。季節が夏に向けて動き出したからなのか、花粉症のように、この季節特有の「何か」があるからなのか、理由は判然としませんが、例年いつの間にか治って、あまり眠気に苛まれることがなくなるのを繰り返しています。ただ、それがいつなのかがはっきりせず、気づいたら、そういえば眠くないな、と思うだけなのです。もう、今もあまりの眠気に半分目をつむりながらキーボードを叩いているわけですが、本当に、これは一体なんなのでしょうね。原因がわかれば、対処の仕様もあるかもしれませんのに、ひたすら眠いせいで頭の動きが鈍っているせいか、原因については今のところ全く見当もつきません。せめて、眠くならなくなる日が特定出来ればなにか手がかりも出てくるかもしれないので、一つ今年はいつ眠気が感じられなくなるか、観察してみようと思います。もっとも、今半分以上眠りかけている頭で考えていることなので、あっさり忘れてしまいそうなのが困ったところですが、何とか今年こそは原因の端緒だけでも掴みたいです。

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こんな総理で一年もやってきたなんて・・・。

2011-06-08 21:18:22 | Weblog
 今朝、サボテンの様子を見てみると、もうすぐ咲きそうな蕾が無残にも崩れています。その蕾や周辺には、透明な粘性のある液体がまとわりつき、糸を作って、ベッタリと張り付いています。もう間違い無くナメクジの仕業です。去年ヤラれたときは、温室も小さく、地面に近いところに鉢が並べてあったので、簡単に侵入されたと思っており、今回は少なくとも地上から1m位は高い位置に鉢を並べるようにしており、ナメクジ害はまず見なくて済むだろう、と思っておりました。ところがその予想は甘かったようです。早速昨年購入したナメクジ駆除剤を温室の内外に撒いておきました。これで被害がなくなればいいのですが。
 そんなことを考えながらブログを書こうとして、たまたま気になった昨年の日記を紐解いてみましたら、丁度去年の今日、ナメクジ害に業を煮やして、駆除剤を購入して処方したことが書いてありました。1年を経て、全く同じことを書くことになろうとは、正直驚きです。ただ、昨年は蕾だけじゃなくてサボテン本体もいくつかかじられてしまいましたが、今年はとりあえず被害は蕾だけで済んでいます。来年はサボテンも蕾も被害ゼロで、綺麗な花を思う存分楽しみたいです。

 さて、1年といえば菅総理が今日で就任から1年経過したそうですね。小泉首相以後の内閣の中で、安倍内閣と並び最長の「長期政権」になるのだそうで、明日には単独トップに躍り出るわけですが、なんだか時間ばかりが浪費されているだけで何の進展も展望もない政府に思えてなりません。実際、外国人献金問題で窮地となり、かつてお遍路に出たようにおそらくは総理の座を辞する事になっていたはずのところ、たまたまの東北大震災と福島原発事故で首の皮一枚で繋がってしまっただけのタナボタ内閣なのですから、徒労感ばかり残るのは至極当然なのかもしれません。なるだけ早く人心刷新して、災害対策に真摯に取り組む、動く内閣を組閣してもらいたいところですが、先日の不信任決議案の採決を見るとはたしてそれもどうなることか、先行き不透明でハラハラします。
 あくまで私見ですが、安倍内閣誕生のとき、麻生太郎が首相になっていればよかったんじゃないか、と思えてなりません。まあそんなことを言っても致し方ないのですが、公開討論会での発言では麻生候補が一番分かりやすく、親身に話をしていたように感じられましたし、短い期間だったとはいえ、実際に総理をやっていたときに起こった北朝鮮の自称ロケット騒動の時は、十分頼れるリーダーだったように感じました。不幸にして政治とは関係ない漢字問題などのどうでもいい話でマスコミに叩かれ、解散を余儀なくされましたが、少なくとも今の内閣のテイタラクを鑑みれば、体調を崩して退陣した安倍ではなく、あの時麻生総理が実現していればこんなことにはならなかったんじゃなかろうか、なんてしょうがないことを思ってしまいます。次に誰がなるにせよ、国民のため、国のために働く内閣総理大臣であって欲しいです。そのためには、大阪府知事がのたまうように、国民の直接選挙で総理を選ぶようにしないとダメなのかもしれませんが。

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地上450mの絶景に3000円。やっぱりちょっとお高いような・・・。

2011-06-07 22:08:24 | Weblog
 東京スカイツリーの開業日が来年の5月12日に決まったのだそうです。あわせて入場料も決まり、公開されました。その情報によると、高さ350mの第1展望台が大人2千円、450mの第2展望台へは、更に千円の追加料金という、塔の高さもさることながら、その値段もまたとんでもなく高いものとなりました。しかも、開業すぐはお客殺到で大変な混雑が予想されるため、1ヶ月半くらいは完全予約制で、その料金が3500円だとか。コンサートや演劇に比べれば安いかもしれませんが、ちょっと高い所まで上がるのにこの料金というのは、得られるだろう快感や感動に比して果たして妥当なのかどうか。上天気で空気が澄んだ日の夜景、とかだとまさに絶景!となりそうな気がいたしますが、その時分は丁度うっとおしい黄砂が大陸から流れこんでくる季節。せっかく大枚はたいて予約して上がったはいいわ、肝心の眺望はというと濁った黄白色のモヤしか見えなかった、なんていうことにでもなったら目も当てられません。だからと言って運営元の東武鉄道がお金を返してくれるとも思えませんし、予約してまで上がろうというのはちょっと無謀気味な賭けをやることになるかもしれません。なんだか今から、何にも見えない、と客が大騒ぎして暴れている光景が見えるような気がします。いっそ、予約はもっと値段を上げて、代わりに眺望保障でも付けたらいいんじゃないでしょうか? 黄砂や天候の加減で視界が悪かったら全額返金、とかすれば、その種の暴動も多少は抑えられるかもしれません。

 私も出来れば上がってみたいですが、上京したときにしかチャンスはありませんし、と言ってこれだけのためにわざわざ新幹線に乗る気にもなれませんし、機会があって財布にそこそこ余裕があれば、モノは試しと行ってみることもあるでしょう。多分2,3年先になるんじゃないでしょうか?

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USSエンタープライズのワープエンジンがひょっとして出来たりするのかも?

2011-06-06 20:49:56 | Weblog
「反物質を長時間閉じ込める」というニュースに心踊った昼休みでしたが、正直言って何のことやら今ひとつ理解に苦しみました。そこで、帰宅後(独)理化学研究所のプレスリリースを見つけたので読んでみましたが、難しいのはあまり変わらず、理解は相変わらず及びません。ただ、ネットニュースに比べると格段に情報が多く、ほんの少しですが、付いていくことが出来る部分もありました。ニュースでは、単に反物質である半水素原子を1000秒に渡って封じ込めることができた、と言うことしか述べていませんでしたが、プレスリリースでは、反水素原子の生成法、その生成条件をより最適化することでその捕捉率を高めたことが記載されていました。また、1000秒以上の封じ込めの結果を測定した方法、前回の封じ込め時間が何故0.1秒で、今回が1000秒以上になったのかについても、想像以上に分かりやすく記載されていました。折角の大ニュースであり、理化学研究所から詳しく分かりやすくと努力されたプレスリリースが公表されたのですから、ネットとはいえもう少し詳細に報じて欲しかったのですが、新聞紙上ではどれくらい記載されていたのでしょうか。
 それはともかく、宇宙誕生のおりには同数存在した、とされる物質と反物質。本来なら対消滅して全て光になるはずなのに、現実には宇宙にほぼ反物質は残らず、物質のみの世界になってしまったという謎。対称性の破れという理論で説明できるそうですが、それを実証するのにこの反水素は重要な意味を持つのだそうです。正直、やっぱり理解が及びませんが(苦笑)。

 それにしても、反物質を長時間封じ込め出来るのなら、いずれそのうち反物質を使ったエネルギー生産ができるようになるんじゃないか、という夢を見たくなります。恐らく私が生きている間には無理なんじゃないか、と思いますが、絶対無理、から、ひょっとしてひょっとしたら、と思えそうなところが、なにか不思議なロマンを感じてしまいます。理解するのは困難だけれど、こういう基礎物理学の話はやっぱり面白いものです。

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使用済みエンジンオイルが再生可能とは知りませんでした。

2011-06-05 22:20:37 | Weblog
 そろそろ車のエンジンオイルを交換する時期に来ているのですが、ディーラーに寄る時間と交換費用のお金とが不足していてなかなか行けないでいます。まあバイクの時もやっておりましたし、職場でならオイルの処理も可能なので自分でやって出来ないこともないとは思うのですが、ディーラーでお願いしたほうが楽ですし汚れなくて済みますし、ついでにあちこち軽く診てもらえるかと思うと、多少割高でもディーラーで純正オイルを入れてもらうほうがいいと判断しているのです。割と頻繁に数千キロおきに交換しているため、消費量もバカにならないだろうと思われます。

 今日読んだ「ナショナルジオグラフィック」の記事によると、アメリカでは年間50億リットルものオイルが使用され、うち7億6千万リットルが不法投棄されているのだそうです。車社会であるアメリカよりは少ないとは思いますが、我が国でもその規模に応じただけの消費量があり、ひょっとしたら不法投棄量もバカにならない量があるのかもしれません。正規に処理されているオイルも、様々な機器の燃料として燃やされているのが現状だそうで、とりあえず再利用とは言えるものの、オイルに含まれる重金属類も環境中に放出してしまいがちなのが問題とのことです。まさに環境に負荷をかけながら日々便利さを享受しているわけですが、一方でアメリカでは使用済みオイルを再精製して新品同様の状態に戻す画期的な試みも進められているという話には、少しばかり明るい兆しを感じました。でも、本来なら資源小国である日本こそがこのような取り組みに積極的に取り組むべきなのではないか、と思ったのですが、ちょっとぐぐってみましたら、どうやら我が国でもオイル・リサイクルの取組みはある事を発見しました。ただ、正直な話、このニュースを見るまではオイルの再生が可能なんて全然知りませんでしたから、我が国でも取り組みがあるのなら、もう少し国民に周知するような機会があってもいいんじゃないか、と思うのです。ひょっとしたら、経済性や効率等を考えると技術的にはまだ未熟なところもあるのかもしれませんが、それは今後の研究開発に期待するとして、当面電力不足が懸念されるこの夏などに合わせ、効果的な普及宣伝を検討してみてはどうかと思います。

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「言った言わない」は普通決着つきませんが、ここまで繰り返されるとさすがに通用しないようです。

2011-06-04 22:58:32 | Weblog
 久々の上天気でしたので、さっそく、とばかり布団を干しました。明日も昼間のうちは晴れるそうですが、あんまり暑くなって布団が熱せられると夜眠れなくなるので、今日くらいが丁度良かったんだと思います。今宵はこれでいい夢が見られたらいいんですが。

 さて、不信任案否決後の総理大臣、辞めるの辞めないのと前総理から「ペテン師」呼ばわりされたりしながらスッタモンダしてましたけど、「11年度2次補正予算案と特例公債法案までやらせてほしい。地位には恋々としない」とのたまって、結局夏を目処に退陣することを明言されたそうですね。なにはともあれ、衆議院で圧倒的多数で信任された総理大臣が、それから3日と立たないうちに近々の辞任を表明するなんて前代未聞の事態ですが、それだけ野党だけじゃなくて与党からも総スカンを食らっていたということなのでしょう。それにしてもこれまでの様子からは想定できないほど実にあっさりと決断をされたものです。前々から精神的に参っているんじゃないか、とか言うような話もありましたが、ひょっとしてようやく自身の限界に思いが至ったのでしょうか? あるいはとにかくこれで夏までは各位の退陣要求を沈静化させられるから、その間に大勢を立てなおしてさらなる続投を狙おう、という問題先送り戦術でしょうか? いずれにせよその真意は首相ご自身にしか分からないことですし、時期が来れば判ることでもありますので、どういう事になるのか見守るしか無いわけですが、せめて自ら言及した二次補正予算と特例公債法案くらいは、有終の美を飾りうる全力投球を演じてもらいたいですね。
 

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歴史文物を大事にするには、まずは衣食足りることと、次に教育とが大事なのでしょうね。

2011-06-03 22:55:14 | Weblog
 昨日の疲れが残っていたのか、今日は一日眠たくてふらふらしていました。頭の中が2割ほど眠ったままみたいな感じです。ちょっとした実験をやらねばならなかったのですが、どうもめちゃくちゃ数値が振れてしまい、再試験せざるを得なくなりました。どうも、自分では身体状態の自覚はあったので操作には慎重を期したのですが、その心構えを凌駕するほどに手元が怪しくなっていたようです。長時間運転が疲れるのは今に始まったことではないのですが、うけたダメージの深さや回復の遅さなどに自分がとってしまった年の嵩が露わになっているように感じます。

 さて、その長時間運転を余儀なくさせた奈良県内の道ですが、仕方ないところもあります。なにせ、どこで土木工事をしても『何か』が出てくる土地柄なのですから、道一つつけたり広げたりするのも大変です。それでも数十年前はそれほどでも無く、なにせ平城京跡の土地に近畿日本鉄道が堂々横断していたり、京都から奈良を通って和歌山まで縦貫する京奈和自動車道が平城宮跡を通す予定だったりしたくらいですから、奈良県内の土木工事が大変さを増したのは本当にココ30年くらいのことではないでしょうか。今でも県民の中には、遺跡の調査より道路! と声を上げる層が一定割合いますし、今後も、国民の中で考古学とか歴史とかに対する興味認識が薄くなるようなことがあれば、また遺跡が危機に瀕することもあるでしょうね。
 何でこんなことを書いているかというと、中国南部、かつて楚国があった所に最古の長城があるのだそうですが、それが風力発電のために2キロに渡って取り壊されてしまった、というニュースを見たからです。世界遺産にもなっている中国の至宝とも言うべき文化遺産も、現地住民にとっては逼迫する電力事情のほうが優先されてしまったのでしょう。これを、中国の民度は低い、と哂うのは簡単なのですが、奈良県に置いても上記の通りなのですから、あまり大笑いも出来ない気がしたのです。まあ、かつて我が国もたどった道であり、それを思えば文化的には3,40年くらい遅れている国なのだ、と言えるのかもしれません。数十年後、国民一般に文化遺産を大事にする必要がある、と認識する国にかの国がなっているかどうかは、ちょっと想像しにくいことではありますが。

 それにしても、楚長城が万里の長城の中でも最古級、というのは判るのですが、現存しているのは明の時代に修復された物なのではないのでしょうか? 記事には2600年前に建築された最古の長城、と書いてありますが、どうも正確とは言いがたい内容な気がいたします。それとも明代の修復も土台はそのままに表面に石を貼っつけただけ、とかなんでしょうか?

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ただでさえ長時間運転で疲労困憊しているのに、不信任決議案否決で徒労感がいや増しに増してくれました。

2011-06-02 22:26:47 | Weblog
 衆議院の不信任決議案、蓋を開けてみれば何のことはない、議席数に応じた圧倒的多数で否決されました。与党の造反50以上、否決されたら新党立ち上げ、などなどの下馬評は一体なんだったのか。ひょっとして、マスコミだけがから騒ぎして賑やかしを演じていただけなんじゃなかろうか、という気までしてきます。前々からマスコミはいまひとつ信用ならない、とは思っておりましたが、これほど実際と乖離してみると、もはや信頼に価するものは何も無い、と言わざるをえない気がします。ともかく首相は信任された以上きっちり仕事をしてもらいたいものですが、はてさて、そんな期待をかけていいものやらどうか。

 今日は合計で6時間ばかり運転していて、大変疲れました。距離は大したことはなく、単にうちの県の道路事情が貧弱であるがゆえにやたら時間がかかっただけなのですが、多分その道路事情の悪さのせいで余計に疲れたのでしょう。しかも今日はなぜか横合いから飛び出そうとする歩行者や自転車、ゆっくりだけどまるで減速せず、優先ではないのに交差点に侵入してくる絶対こっち見てないとしか思えない車などが次々と前を阻んで、更に集中力が削ぎ落とされてしまいました。雨で濡れた道路では急ブレーキも恐ろしいので、今日はそんな日だと認識した後は普段より1割控えめくらいの速度で走るようにしておりましたが、突っ込んでくるヒトは自分の運転が怖くないのでしょうか。帰り道、19時を過ぎてずいぶん暗くなってきているのにヘッドライトをつけずに走っている車が案外多いですし、もう少し、運転の怖さを自覚してハンドルを握って欲しいと切に願います。

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ついに内閣不信任案提出。果たしてこの先どうなるのでしょう?

2011-06-01 21:57:24 | Weblog
 今年の6月は雨のスタートとなりました。通常は、もうすぐ梅雨かな~などとのたまいつつ、初夏の爽やかな気候を楽しんでいる時分のはずなのですが、やっぱり今年も異常な気象で終始するのですね。本当に、今年はどんな夏になるのか、楽しみでもあり不安でもあり、です。

 さて、とうとう野党3党が内閣不信任案を衆議院に提出しましたね。ニュースの略語が、自公たち日となっていて、自公、は判ったのですが、たち日って何? た、とかち、とか日、なんていう頭文字の政党があったかしらん? と首をひねりつつ記事を読んでいたら、何のことはない、たちあがれ日本のことでした。鶏口となるも牛後となるなかれ、小政党といえども存在感は侮れないモノがあるのかもしれませんね。不信任案が成立するためには、与党から80名余の「造反」が必要だそうですが、衆院で圧倒的多数を保持している与党とは思えないほど中身がゴタゴタしていて、どうなるか予断を許さない状況なのだとか。本来なら大地震の後始末やら原発問題やら、この未曾有の大難を抱えて与党の中が結束して当たり前、なはずなのですが、本当におかしな政党だと思います。所詮は数合わせの寄り合い所帯だった、ということなのでしょうか。

 新聞各紙は産経新聞を除いて不信任案提出に批判的な論調に感じました。被災地の声と称して「そんなコトしてる場合か」と載せてみたり、前首相の動きに、「大義がない」と党中堅なる特命の人物に苦言を呈させてみたり。私としては、基本的に「そんなコトしている場合か」という意見に与したいところなのですが、どうも大同団結して危機を乗り切ろう! という考えが現首相に全くない様子ですし、このままズルズルと何ヶ月も実りなさそうな首相のパフォーマンスを見せられるくらいなら、ここでスパッと心機一転する、「急がば回れ」の精神が今こそ必要とされるのではなかろうか、と思うようになりました。それにしても、阪神大震災の村山首相よりも評価できない首相が出てこようとは、我ながら驚いています。村山首相は、かの「村山談話」とあわせて、国を滅ぼす害悪の最たるモノ、なんて当時は感じていたものですが、実は震災の際には実力者に権限を委譲して、責任だけを受け持つ、という理想的なトップを演じていた、という話を聞いて、許しがたい部分もあるものの、非常時にはきちんと器の大きなところを見せていたのだな、と見直しました。それだけに今の首相の体たらくぶりが余計に目についてしまうのですね。
 採決は明日になるそうですが、果たして結果がどうなるのか。成立するにせよ、不成立にせよ、かなり激震の政争が待ち構えていることだけは確実視されているようです。


コメント
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