かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ナショジオが制作していても、玉石混交の内容になるんですね(ちょっと残念(泣))。

2011-09-15 22:49:31 | Weblog
 昨日今日は朝から蒸し暑かったですが、どうやらこの暑さも明日くらいまでのようですね。県南部の土砂ダムの状況から考えると全くありがたくない雨が明日から降るそうですが、ソレをきっかけに季節の歩みが大きく一歩、秋に向けて踏み出されそうです。出来れば雨なしで願いたいのですが、こればかりはいかんともしがたく、せめてこれ以上の人的被害は無いように、なるべく穏便に災害が収まることを祈るばかりです。

 さて、今日は妙な動画を観てしまいました。あんまりこんなものを広げるのもどうかと思うのでリンクとかは省きますが、某ネット動画サイトでナショナルジオグラフィックチャンネルとして流されている動画の一つです。表題は、日本軍の秘密潜水艦、というもので、要するに大戦中のイー400潜について特集しているのですが、なかなか噴飯物な内容で、ナショジオでもこんな内容のものを作ることがあるのか、とちょっと考えてしまいました。
 イー400潜の性能や建造目的などが滔々と語られ、爆撃機を搭載する空母としての攻撃力と潜水艦という隠密性、それに地球を周回できる長大な航続距離とを併せ持った恐るべき新兵器で、世界中どこでも攻撃可能な未曾有の戦略兵器であり、その威力はドイツのV2号ロケットやアメリカの原子爆弾にも匹敵するものだった、という冒頭のくだりからして、おいおい、いくら何でも高く評価しすぎだろう、と思ったのですが、まあソレくらいは苦笑いですむレベルの話でもありました。本土を攻撃されたことのないアメリカになら、ちょっと突っついただけでも相応の効果があったかもしれませんし、できるかどうかは別にして、数を揃えてやれば戦略兵器として確かにある程度の力にはなったでしょう。でも、イー400の建造を発案したのは山本五十六だった、というのはどうでしょうか。確かにそんな説もあるようではありますが、断言するのはいかがかと思いました。
 そんなことよりも、話が急にかの有名な731部隊に飛んで、細菌兵器の人体実験で中国で20万人を殺した、なんていうトンデモ話が飛び出したかと思うと、その成果をもとに山本五十六がイー400と艦上攻撃機青嵐を使ってアメリカ本土への細菌兵器攻撃を立案した、とか、小沢治三郎が細菌攻撃を考えた、なんていうのはさすがにありえないんじゃないでしょうか? 当時の海軍首脳が満州で陸軍の一部隊が何をしていたか詳しく知っていた、とはちょっと思えないですし、そもそも本当に731部隊がそれほどの「成果」をあげうる優秀な生物兵器研究部隊だったかどうかも疑問があります。ちょっとぐぐってみたら731部隊がコレラ菌を撒いて中国の農民を何万人も殺したという「情報」も出てきましたが、当時の日本の医療レベルや衛生状態でコレラなんて撒いたら自分達も危ないだろうにそんな事するだろうか? と首を傾げたくなるような話ばかりでした。
ナショジオの映像も多分そんな話のどれかから引っ張ってきたんだと思いますが、それらをさも真実であるかのように編集して公開するなんて、ナショジオのコンテンツ制作姿勢には非常な疑問を覚えたのでした。
 でも、ひょっとしたら中国の宣伝や我が国の一部の扇動的発言によって、欧米では一定程度それらは真実である、として認識されていたりするのかも、とも思いました。
 ナショジオの自然科学の動画は結構好きなんですが、それらすらもひょっとしたら何らかのバイアスがかかっているのかもしれず、これからはそれらを意識して注意しないとならないかと思うと憂鬱になってきました。科学系娯楽番組くらい、無心で楽しませて欲しいです。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紀勢線で最低半年、国道は復旧の見通し立たず。当分南には行けそうにないです。

2011-09-14 21:53:30 | Weblog
 昨日は熟睡して観ているはずの夢も全く記憶に残りませんでした。
 勿体無い。
 でも、やはり一晩眠ることが出来なかったツケは相当大きいようで、あれだけきっちり寝たのに今日は朝から今ひとつ頭がすっきりせず、締切が迫ってやや焦り気味の仕事でやらなくても良いミスを連発したりして、なかなかに祟ってくれました。まだ9時を少し回ったところなのに、既に眠くて眠くてしょうがありません。頭がかなりうにゅっとなっているので、理路整然と最後まで文章を綴ることができるのかどうか、今夜のブログは相当に厳しい状況です。

 まあうちのブログがどう支離滅裂になろうとさほど影響もありませんし、何年か立って読み返した時に笑い話にできるのならそれもまた一興なわけですが、紀伊半島南部の状況はそんな冗談で済ませられる状況では全然ないようです。被害甚大な十津川村は言わずもがなですが、五條市の被害軽微な北側でも、川の水の濁りが未だに収まらず、その水を取水して仕事してらっしゃる企業では操業が危ぶまれる事態になっていたりしています。現在、南海上を西進している台風15号の影響で、週末にかけて秋雨前線が南下してくるかもしれない、という気象予報士の話も見ましたし、その動き次第で紀伊半島にまた雨が降れば、土砂ダムが決壊したり水がまた濁ったりして、色々と難儀なことが更に続きそうです。紀勢線も最低半年は不通のままだそうですし、国道168号線もいつ再び走ることができるようになるか、今のところ全く不明です。また十津川に遊びに行って、今度は和歌山県境の滝を見に行こう、なんて8月頃は考えていたのですが、この分だと行けるのはどんなに早くても来年の夏になるんじゃないか、と思われます。秋のドライブに行くなら、どこか別のところに目標を定めるしかありませんね。
 そんな中、文化庁が紀伊半島の世界遺産である熊野古道の損壊状況を調査しているというニュースをネットで見ましたが、まだ救助を待つヒトがいるのに優先順位を間違っている、という批判のコメントが結構有ったように感じました。まあ正論だとは思うのですが、文化庁の仕事は人命救助ではありませんし、世界遺産の調査くらいはしてもいいんじゃないか、と私などは思いました。もちろん、その調査を文化庁だけでやらずに、本来なら人命救助や災害復旧に使われるべき現場の様々な力を費やした、というのなら話は別ですが。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眠れなくなったおかげで、いつもより鮮明な夢を記憶することができました。

2011-09-13 22:41:25 | 夢、易占
 昨日は、体感としては2時間足らずしか寝ていないように思います。
 23時にいつものように布団に横になったものの、色々頭の中に去来するものがあって神経が休まらず、0時半に一度起きてトイレに行き、また横になってどうやらうとうとしてしっかり夢をみたのですが、2時半に目が覚めて、夢の記録を残すために記憶が鮮明なうちに手近な紙にボールペンで内容を走り書きしてから念のためもう一度トイレに立ち、また横になったもののやっぱり意識が落ちず、4時過ぎにまたトイレに立って、6時過ぎにいつもの起床時間を迎えた、という状況でした。実質、確実に寝たと言えるのは0時半から2時半までの2時間だけ。しかしながら、多分4時過ぎとかにも少しは寝ているんじゃないか、とは思います。確証はありませんが、今日一日全然眠気とか疲れとかとは無縁に仕事をこなしてきましたから、ある程度は休まっていたんじゃないか、と思うのです。ただ、単にいろいろあって躁状態が続いているだけなのかも知れません。そうなると後でその反動が来るはずなので、もしそうならこれはちと厄介です。せめて今夜くらいはゆっくり寝て、帳尻合わせを出来れば良いのですが。

 というわけで、せっかく記憶を失わないように丑三つ時にメモ書きしたのですから、その夢の記録を今日はしておきましょう。

 私はどこかの海の入り江にいます。入江と言っても直径5m位凹んで海水が入ってきているような小さなものです。岩場のようで、水面は立っているところの1mくらい下にあります。私は、その入江の中央やや右側に立って、海に望んでいます。右側はやや開けていますが、遠方は曖昧模糊として判りません。左側は数m先に屹立する崖があり、その向こうは隠れていて見えませんが、その向こう側に外海があることは判っています。足下の入江中央部は、巨大な一枚岩が丁度遠浅の砂浜のように傾斜をつけて海に潜り込んでおり、波がその岩の上を砂浜のそれのように駆け上がってはまた崩れて戻っていく、というのを繰り返しています。色味の無い殺風景な景色ですが、暑くもなく寒くもなく、波打ち際の様子を観ているだけでなんとなく気持の良いのんびりした感じがにじみ出てきます。
 すると、海の方から小さなカニが上がってきました。甲羅の幅3,4センチくらい、色はサワガニのように地味な色味で、何故か両はさみで自分の体と同じくらいの大きさの石を持ち、頭上に掲げて海から上がってきます。石の色はほぼ黒色、堆積岩が剥離したような薄い作りで、まるでカニが頭上からの攻撃を防ぐ盾替わりにしているかのようにも見えます。
 カニは、陸続として一枚岩を上がってきます。少なく見積もっても数十匹単位になるでしょう。それらが、とりどりの形や大きさの石を掲げて、波が洗う一枚岩を懸命に上がってきます。しかし、波の力は大きく、波が引いていく時にほぼすべてのカニが転げるように海に戻って行きます。石を掲げていることもあるし、これは上陸は至難の業だ、と見ておりましたら、偶然にも1匹だけ見事に波の外側まで上がってきました。

 そのカニを見に行くつもりで入江を移動しようとした時、足元が急にサボテンだらけになっていました。足はいつの間にか素足に露出の多いサンダルになっており、すぐそばまで金鯱の鋭く長い棘の群が迫って、右足を囲い込んでいます。時々親指が引っかかってきますが、痛くはありません。
 左足を軸に右足を前にだそうとすると、その足元に隠れていたサボテンが姿を現しました。大鳳玉です。直径20センチ、高さ50センチほどの砲弾型の球体に、長さ10センチ近い波打つような刺が、パンクの髪の毛みたいに逆立ってびっしりと生えています。緑の肌には白い印鑑程度の大きさの斑点が散りばめられ、下半身はまるで老楽のように白い綿毛で覆われています。これは見事な大鳳玉だこと、とその姿をじっくり観たくなった私は、足の踏み場を求めて別のところに右足をおろしました。するとそこにあった烏羽玉の群生を蹴り飛ばしてしまいました。直径3センチくらいの薄い緑のコロコロした大福餅のような姿が転げていきます。これはしまったな、と思いつつ、さっきの大鳳玉が気になって、体勢をどう入れ替えたものか、と思案していました。

 
 ・・・さて、これまで、カニの夢をみたことはほとんど記憶にありません。夢占いの記述によると、たくさんのカニは、度を越した防衛・自意識過剰・警戒心が強すぎる、といったようなことの現れだそうですが、確かに眠れなくなった原因の一つは余計な負荷をかけてくる仕事でお付き合いのある方の影響をいかに上手く排除するか、ということを考えていたためですので、その心理状況が反映された、ということなのかも知れません。大半は海に転げて行きましたが、一匹だけ上がってきたのは、今日多少は折り合いがついたことと無関係ではなさそうな気もします。
 サボテンの方は判りません。私にとってサボテンは最も愛する特別な植物ですので、通常の夢占いの解釈では理解出来ないと思われるからです。まあ、個人的にはそれがどんな意味を持つにせよ、夢のなかで立派なサボテンを観られて十分満足なのですが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フランスの原子力施設で爆発事故?!

2011-09-12 21:21:34 | Weblog
 今日は15夜。午前中は快晴のお天気でさぞ今宵の月もキレイに見えるだろう、と期待しておりましたら、昼過ぎからどんどん雲が沸き立って、夜にはほとんど空が見えなくなっていました。その雲を裏から照らしながら、時折雲の切れ目から顔をのぞかせる月の姿が、これはこれで秋の風情が感じられるちょっと特別な月に見えました。でも、雲ひとつなく澄んだ夜空に煌々と輝く満月というのも観てみたいですね。

 さて、福島の原発事故の収拾はまだ前途遼遠、という感じでいつ終わるのか検討もつきませんが、今度はフランスの核施設で爆発事故があり、ヒトが死んだり重症をおったりしているというニュースを見ました。施設は発電所ではなく、仏電力公社の子会社が運用する核廃棄物処理工場とのことです。詳報はまだ判りませんが、今のところ、フランス当局は「放射能漏れはない」という公式見解を出しているそうです。爆発の原因はまだ不明とのことですが、爆発の規模と原因、それに、本当に放射線の遮蔽に成功しているのか、というような情報が早く上がってくれることを期待しています。それにしても、ひょっとしたらこの手の事故は飛行機の墜落事故のように何故か連鎖的にあちこちで続くのかもしれません。複雑な機構を持つ原子力関連施設では形を変え、品を変え、様々な原因で不具合が起こりうるのは、ヒトの創りだしたものである以上避けられない部分もありますが、それをまた様々な手立てで破局を抑えこむよう安全対策が取られていたはずです。それが、ちょっとした人間の都合や不作為によってほころびが露見し、拡大してついにはどうしようもないところまで行ってしまう。原子力に限らず、ロケットとか飛行機とか電車とか工場とかありとあらゆる場面で起こり得て、実際に幾つかの大事件、大事故を起こしてきているというのに、未だにそれを払拭して究極の安全を確立する方法が見つからない、見つけられないでいる、というのがなんとも歯がゆく、一種の無力感を覚えます。私はほとんど盲目的に科学技術の可能性を信奉しており、いつかこの課題についてもブレイクスルーが訪れる日が来る、と楽観視しておりますが、それが実現するまでに人類はいくつの大事故を経験し、自らの存在を危地に陥れることになるのか、と思うと、あまり楽観もしてられないようにも感じます。
 まあなにはともあれ、これでますます原子力は危険だ、ニンゲンの手には負えない、という話が沸騰しそうなのが残念です。私も基本原発に頼らなくて済むならそれに越したことはない、とは思いますが、原発依存0に至るまでの過程を、専門家がもっと真剣かつ活発に議論し、明確に描いていくべきだと思います。原発は発電をやめてもしばらくは冷やし続けないと燃料をいきなり炉から抜くこともできませんし、抜いた燃料も処理できるようになるまで更にしばらくは冷やし続けておかねばならないと聞いています。単に原発を止めれば済む、という問題ではないわけで、それらの後処理の方法などについても、これまで以上にきちんと詰めていかねばならないはずなのです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は時間が切迫しているので、極簡単に済ませます。

2011-09-11 23:01:02 | Weblog
 休日の一日ではありましたが、朝からどっぷりと仕事に埋没しております。今日もあと1時間で終わろうかという今になってやっとネットニュースを確認しておりますが、なんと、経済産業相お辞めになったんですね。首相の所信表明演説もまだ終わってないうちの主要閣僚の辞任とは、ひょっとして前代未聞なんじゃないでしょうか? 一昨日のブログで、首をすげ替えられてはどうか、とは書きましたが、まさかやるだろうとは思っても見ませんでした。果たしてこの辞任が吉と出るか凶と出るか。なんとなく前途多難な新政権ですが、次の経産大臣にどなたが就任されるのか、生暖かく見守る・・・時間が欲しい! です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自分に向いた仕事があるのは嬉しいことですが、もう少しゆとりも欲しいと思います。

2011-09-10 23:24:55 | Weblog
 気がついたらもう9月も三分の一過ぎてしまいました。
 日中は残暑厳しい蒸し暑い一日でしたが、夜になってソレも大分和らいで涼しくなってきました。やっぱり夏の暑い時とは随分空気が違う感じです。秋雨前線が北の方にできていますが、あれが降りてくれば本格的な秋の訪れ、となるのでしょう。早く降りてきて欲しいものです。
 さて、今、10月1日スタートのちょっと大掛かりな仕事がありまして、その準備にてんてこ舞いしています。いくら時間があっても足りないくらいなのですが、そのせいか時間の過ぎ方が早い早い(泣)。もう徹夜とか到底ムリっぽい体力事情ですし、時間が足りないからと言って無理も出来ません。こうなったら、ともかくひたすら要領よく体裁を整えて、後は10月以降仕事を走らせながら細部を詰めていく、というような形にせざるを得ないでしょう。それでも膨大な作業量があって、今日も明日も休みなしの「月月火水木金金」進行が続きます。まあ、休みになってものんべんだらりと惰眠をむさぼってるだけでしょうから、ゆっくり休むよりはこうして働いている方がマシ、という考えもあります。まあ年がら年中それではいつか倒れてしまいそうですが、少なくとも一次締切が来週半ばなので、ソレまでと思えば多少の無理も押し通すしか無いでしょう。そこで一旦小休止して英気を養ったら、また仕事の再開です。
 これが一人で全部解決する仕事ならまだ楽なのですが、大勢のヒトを一つの目的に束ねていくタイプの仕事なので、自分だけしゃかりきになってもしょうがない所があります。幸いなことに、参画メンバーのモチベーションは相当高く維持されていますので、後はその手の仕事に慣れていないメンバー各位の調整と必要に応じて助力(主に書類作り)がメインの仕事になります。仕事だけじゃなくて同人誌でもその手のことを結構やりこんできたおかげか、そういう調整仕事は負担に感じませんし、基本割と好きですのでなんとかなるとは思うものの、そんな具合で毎日楽しく充実もしていますが、もう少し余裕を持った生活もしたいという、今時贅沢かもしれない願望が目下の悩みですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たとえ天気予報が大外れしても、このまま雨が降らなければそれにこしたことはありません。

2011-09-09 23:10:57 | Weblog
 昨日までは、今日は朝から雨、という予報でしたのに、全く雨が降ることもなく、明日は雨、という予報も、無かったことになってお天気が続くようです。いつもならあてにならない天気予報に一言言いたくなる場面でもありますが、ここ数日に限っては、雨が降らないというのはありがたい話です。大塔町や十津川村の土砂崩れで出来た天然ダム、ここで雨をもらったら決壊必至な状況でした。雨が降らなくても危険な状況には違いないようですが、少なくとも雨が降るよりはまだ希望が持てます。道路がまだ開通の見込みがなく、重機も入れられない状況では、とにかく最悪の事態を避けるために厳重な監視をするよりなく、当面、決壊する前に水かさが減ってくれることを祈るばかりです。現国土交通相は奈良県十津川村出身の前田武志氏。6日に現地視察に入り、奈良県知事とも会談して復旧へできるだけ早急に対応する、と約束されたそうですが、せめて生まれ故郷のピンチに位は迅速果敢な対応をとってもらいたいものです。

 一方、経産大臣は舌禍の最中ですね。人材不足らしい与党の台所事情はあるにしても、せっかく支持率では好スタートを切った内閣なのですから、もう少し足を引っ張らないヒトを大臣に据えられたほうが良いと思います。大体、この人前にも朝鮮半島での砲撃戦勃発に、民主党にとって神風だ、発言したりしている前科があるのに、どうしてここで抜擢したのか、それも専門と目される農業関係ではなく、おかど違いの経済産業大臣になんて、単なる数合わせにしても、軽率に過ぎる気がします。長引く不況に我が国の諸産業の支援復興が不可欠の今、もう少しあてになりそうなヒトを選ぶべきだったと思うのですが、いっそこの機会に首をすげ替えられてはどうでしょう。今なら傷も浅いし、人選を誤った、と素直に謝れば、ドジョウ総理なら一度くらいは国民も大目に見てくれるんじゃないかと思います。
 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風12号は、想像以上に深く我が県を抉り傷つけたようです。

2011-09-08 20:42:18 | Weblog
 昨日、今日とインテックス大阪で開催されたとある展示会での仕事を終えました。明日もその展示会は開催されるのですが、明日は同僚と交代しますので、私の仕事はここまでです。この手の展示会には、出展したり客として行ったり、最低年に2回くらいは参加しているのですが、今回のは随分ヒトが多く、ひっきりなしにお客さんが来るので結構大変でした。暇な展示会など、出展してもぼぉっと椅子に座っているだけ、稀に来るお客に応対すべく、眠らないようにだけ気をつける、とか、客として行った場合でも30分もあれば全体が見られてしまってそそくさと帰路についたり、とか言うようなこともあるのですが、今回は10時開会から17時閉会の7時間、殆ど立ちっぱなしで終始しました。おかげでふくらはぎがパンパンで腰が張ってかなり痛いです。でも、暇を弄び、なかなか針が進まない時計とにらめっこしてるよりはマシでしたでしょう。
 更に、今回は奈良県と判ると、皆さん、台風大変でしたね、頑張ってください、と一言かけて下さるのが嬉しかったですね。実際大変なのは私の職場よりも更に南の深山の奥で、私の周辺には実害は及んでいないのですが、県ではまれに見る一大事には違いなく、そうやって見ず知らずの方々から激励いただくのは大変有難いことです。災害地には仕事でお世話になった知り合いの方もいますし、一日も早い復興を祈るばかりです。

 ただ、現地は一難去ってまた一難、という状況のようですね。今日も土砂崩れでせき止められて出来たダムが決壊しそうになっていて、下流域の住民630人に避難指示がだされた、というニュースを見ました。あの辺りは十津川の渓谷にわずかに出来た平地へ張り付くようにして生活する人々が多いだけに、避難と言っても果たしてどこに行けばいいのか、戸惑いも多いのではないか、と思います。道路は寸断されて身動き取れないし、ヘリでの救援以外になにか手はあるのでしょうか?県の防災ヘリや自衛隊の他に、切り出した材木を運び出すためのヘリなどもあったように思うのですが、使えるものはできるだけ使って、速やかな住民の救助を実現して欲しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ふとしたきっかけで、忘れてしまった昨夜の夢を思い出すこともまれにはあるようです。

2011-09-07 20:48:23 | 夢、易占
 今朝、目覚めた時、見たはずの夢をすっかり忘れていたのですが、なんとなく夢を見た、という感覚だけは残っておりました。そこでなんとか思い出せないものか、と考えながら、日課の朝の血圧測定をしようと左腕に腕帯を巻いたその瞬間、ぬりゅっと夢の記憶が一気に頭の中に蘇りました。たまたま病院の夢だったために、消えかけた記憶が自らの具体的な行動にバッチリリンクしたのでしょう。思い出してみるとやたら具体的で内容豊富な夢だったのですが、どうしてこれが朝イチの記憶に残らなかったのか、今考えても不思議です。というわけで今日は夢の記録をします。人間ドック(健康診断かも?)の夢です。

古い病院。
まずは血圧検査。事務机に腕を乗せる枕が2つ並んでいます。机の向こう側に、看護婦さんが二人。血圧コーナーから右手に机2つ分くらい離れて採血コーナーがあり、看護婦さんが立っています。私は血圧コーナーの右側の席について、セーター(?)を脱いで左腕を差し出しました。その看護婦さん(痩せ型、若いか年いっているか分かりません)は指に長さ1~2センチほどの鋭いトゲが冠状に付いた指サックを右手の指にはめて、まずは〇〇反応を見ます、と言って俯せにした私の左手の親指の爪の辺りをトゲトゲの人差し指と親指で挟み込み、ぎゅっと摘んできました。あまりの痛さに「痛い痛い!」と叫んでしまったのですが、看護婦さんはニコニコしながら次々と左手のあちこちを摘んでいきます。
 次に〇〇の血を取ります、と言いながら、太い注射針か畳用の針のようなモノを持つと、どこでもいいんですけどね、と言いながら私の手の甲の真ん中に2センチばかりその針を思い切りよく打ち込みました。ところが、これは衝撃はありましたが不思議と痛みはありませんでした。看護婦さんが針をすっと引き抜くと、次は血圧です。腕帯を肘のあたりに巻いて機械のスイッチを押します。腕帯の位置が少し肘にかかっていたのが気になったのですが、それ以上に看護婦さんが機械の数値がこちらから見えないようにと、機械に覆いかぶさるようにしているのがよほど気になりました。
 看護婦さんは、やがて、ハイ、と検査表をこちらに渡して、次は採血です、と言いました。結局血圧が分からなかったので、細かい字で色々書いてあるB4ほどの紙を見て、血圧を確認しようとしたのですが、結局見つけることが出来ませんでした。


ここから2つめの夢ですが、一応続いています。

最後に会計に行きました。階段下に設えられた、薄暗い古ぼけた木の窓口が小さく開いていて、向こう側にもうおばあちゃんと言っても良いようなおばさんが一人座っています。私は組合のサービスで無料で受けに来ていたのですが、ここで間違えられたら料金を払わなければならない、と不安になり、共済の〇〇です、とそのおばさんに告げました。するとおばさんは、「あ、そう」と一人納得したようにモゴモゴ言いながら書類を見て、目にも留まらぬ早業で、そのA5かB6ほどの小さな書類に、日付の印やらなにやら大小様々なはんこを次々と押して書類を作成しました。日付が変えられるダイヤルのついた印など何回も連続して押しています。私のすぐ後ろに並んでいたおっちゃんが、ファーと舌を巻いていましたが、私も驚きを隠せなかったので、出来上がった書類を受け取る時に凄いですね、と一声かけてみました。するとおばさんははにかみながら検査表を渡してくれました。
 それをもらうまで私は何か私の性格分析をした内容のA3くらいの大きめの紙の中身を読んでいました。どうも当たっているような外れているようなことが書いてありますが、全部読み終わる前に会計が済んでしまい、その紙はおばさんに回収されてしまいました。詳細な結果は後日郵送されてくるので、回収された書類はきっとそれについてくるのだろう、と思い、簡単な数字が並ぶ検査表だけもらって、病院の外に出ました。


 血圧を測る夢を見ていたために、朝の血圧測定で記憶が引っかかったのですね。こんなこともあるのか、と我ながら朝から感心してしまいました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

展示場って、何もしてないと本当にただの空間でしか無いのですね。

2011-09-06 21:04:16 | Weblog
 昨日までの悪天候が嘘のように、久々の青空が広がりました。でも、こちらも久しぶりの直射日光には先週の苛烈さが感じられず、流れる風の爽やかさが目立ちました。まさに台風一過、をイメージさせる一日でしたが、週末はまた少し蒸し暑くなるそうです。ただ、昨年と違ってもうあれほどの残暑はなさそうです。朝夕は十分涼しいし、ようやく私の好きな季節がやってきたのかも知れません。

 さて、そんな気持ちのいい天気の中、今日は明日からの仕事のために、朝からインテックス大阪までやって来ました。つい日曜日にきたばかりのところですが、ご覧のとおり何も無い時の展示場はまさにがらんどう。

まあコミトレとは会場が違いますが、多分あちらも同じような状況でしょう。
 ここで、明日から国際食品産業展2011大阪(フードテック2011)が開催されるのですが、うちの団体がここで出展するため、その準備に出てきました。出展と言っても小さなブースなので、昼過ぎには準備万端整い、明日は開場前に最後の仕上げをすれば、本番突入です。明日から3日間、同人誌即売会とはまた違う熱気に包まれての仕事になります。

 3時過ぎに職場に帰ってきましたら、ヘリコプターがひっきりなしに頭上を飛びかっておりました。台風12号の水害で道路が寸断され孤立した十津川村や五條市大塔町(旧大塔村)への救援ヘリの一群です。近くに奈良県が設置したヘリポートがあり、救急車などが常時待機して、被災地から救助された人々を乗せ替えているようでした。地上からの救援は、道路が完全に土砂でふさがり、橋が落ちしているため、どんなに頑張っても1週間から10日位かかるのだそうです。現地では簡易水道も駄目になっており、残された住民の命の綱は、ヘリで運ばれてくる食料と飲料水にかかっているとのことです。
 今年は東西大変な災害が相次いでいますが、出来ればこのへんで打ち止めにしていただきたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

じっくり運動したためか、しっかり寝てしっかり夢も観ることができました。

2011-09-05 20:56:34 | 夢、易占
 この台風12号はやたらとしつこいですね。今日は、まだ雨が降り続いて、まるで台風通過中のような天気でした。明日は一転して上天気になるのだそうですが、さすがにそろそろ晴れてくれないと洗濯物も乾きませんし、ジメジメした空気にあちこちカビてきそうな気がしてきます。

 さて、昨日は近鉄難波駅前で友人達と別れたのですが、そのまま近鉄に乗って帰ろうか、と階段下の改札口に足を向けかけ、ふと思い立って、日本橋経由で近鉄南大阪線の駅であるあべの橋(JR天王寺駅)まで歩くことにしました。ざっと1時間も歩けば着くだろう、という見込みで歩き始めましたが、途中日本橋のジャンクショップでちょっと引っかかってPCのジャンク品あさりに精を出してしまった分時間がかかって、およそ1時間20分ほどで目的地までたどり着きました。何故わざわざ地下鉄にも乗らず、歩くことにしたのかといいますと、日本橋にちょっと寄りたかったのと、このところあまり歩いてなかったので、たまにはまとめて歩こう、と考えたからです。この冬からずっと血圧が高いので、それをコントロールするのにウォーキングを採用しているのですが、ほぼ毎日汗だくになるほど歩いていた6、7月は順調に血圧も低くなっていたのに、8月末頃から仕事が忙しくなったり雨が降り続いたりしたこともあって歩くのをサボっていたのです。するとあんなに下がっていた血圧がまた上がり始め、冬とあまり変わらない数値が散発的に出てくるようになってしまいました。今の気候でそんな高血圧を示すようでは、安心して冬を迎えることができません。そこで何とか歩く時間を取らないと、と思っていたのですが、それをようやくここで叶えたというわけです。その効果はまさにてきめんで、その夜の寝る前の数値は上117下77と劇的に下がっていました。おかげで心地良い眠りを満喫し、久々にしっかり夢をみることも出来ました。
 せっかくですので、その夢を記録しておきましょう。

その1
私と妹が急峻な岩場ばかりの山の中にいます。あるいは古い崩れかけたお城です。妹は実はゾンビみたいなもので、一応意志はありますが、動く死体といった体でその肉体の維持には他の人の死体が必要とされます(多分最近読んだ漫画の影響と考えられます)私と妹は、山から降りてきて、石畳の西洋風の家が立ち並ぶ街に入るため、城壁につけられた門の近くまで来ました。時間は明け方か夕方で、うす明るいものの人気はありません。何とか誰にも気づかれず、そっと街に入れないか、と思い息をこらしています。待っていれば、街の側にいる友人が手引きしてくれる手はずです。ところが追っ手がかかりました。妹ゾンビを退治しようとする神職(エクソシスト?)の一団です。彼らは山にいるこちらを追い立てるため、犬(狼?)の化物を解き放ちます。捕まったら妹は破壊され、自分も無事では済みません。私は妹の背中を押すようにして、大急ぎで山(城?)の上へと駈け出しました。街の門の際にいた友人は、少しでも時間を稼ぐと言ってそこに残りました。私は礼を言ってとにかく急いで逃げますが、急な登り坂がキツく、なかなか思うように先に進めません。このままだと犬の足なら即追いつかれる。私は、その時は自分が盾になるつもりで妹を逃がすことだけを考えていました。対抗する魔法の呪文を唱える時間があるかどうか。切迫した時間が過ぎていく中、焦る私の耳に、友人の断末魔が聞こえた気がしました。

その2
海がほど近い池があります。子供用プールくらいの広さと深さです。水は濁っており透明度はありません。職場の同僚N君以下数名のメンバーが釣りを始めました。鯉以外に合わせた小さな針を使い、餌は梅干しを使っています。私は手前の岸で釣りしている様子を観ていました。N君は腰まである長靴を履いて、膝まで水に入りながら釣りを続けていますが、やっとばかりに竿を立てて釣り上げているのは何故か黒いゴム長靴ばかりです。もう一人の同僚A君など、既に長靴を4足ばかり腰の後ろにしばり付けています。魚は一向につれなさそうです。ようやく諦めたのか、上がってきた彼らが、前に撒き餌をしたら魚がいっぱい寄ってきたというので、練り餌で釣ればいいじゃないか、とアドバイスしてあげました。すると、それもそうか、とか何とか言ってながら、糸と針を選び直していました。鉤素は。
0.4号。道糸0.6号とかなり細めの選択ですが、これで切れない、とうれしそうに語っています。


 一つ目は久々に見た追いかけられる戦慄と緊張の夢。変わって二つ目はなんだかよく判りませんがのんびりほのぼのした夢でした。心のバランスがこれで取れるのか、はたまたそれぞれ私の深層心理を反映する含蓄に富む内容だったのか。いずれゆっくり考えてみようと思いますが、こんなふうにまたたくさんの夢をみられるようになったらいいなあ、と今は考えております。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

50万ヒット超えの今日、台風余波の雨けぶる中、コミトレ18に行ってきました。

2011-09-04 20:43:37 | ドリームハンター麗夢
 いきなりですが、当ブログ閲覧50万アクセスを超えました。ブログ開設から6年半で達成です。ここのような知る人ぞ知る辺境のブログでも、長らく続けていればこういう時を迎えることもあるのですね。例え中身が半分以上検索エンジンロボットの巡回だったとしても、一応の大台に乗ったというのは嬉しいものです。これからもまったり好き勝手やって、いつか100万アクセス達成、なんて行けたらいいな、と夢想しております。

 さて、台風一過、とはいかないもので、朝から結構強めの雨に見舞われる中、インテックス大阪で開催された「こみっくトレジャー18」に行って参りました。少し家を出るのが遅れたせいで会場に到着したのは午後1時45分ごろと当初想定より30分以上遅れての入場になってしまいましたが、館内は昨日の台風の影響など微塵も感じさせない熱気十分の盛況ぶりで、実に心踊らされました。
 前回の冬は非常な寒さのせいもあってか人出が普段に比べて少なく感じられましたが、今日は参加サークル数も2100と更に膨らみ、参加者数も前回の12000人を大きく上回る方が参集されたのではないでしょうか。近く公式発表があるはずなので楽しみにしたいですが、順調に関西の代表的同人誌即売会に成長してきている様子が伺えて、一参加者としてうれしいものがありました。
 会場に到着して早速5号館のAK-Factory様のブースに移動。綾野こうじ様お一人で店番をされておられましたが、何でも相方のかいかい様が仕事関係の急用(台風の影響?)で欠席というアクシデント。これは大変、と早速店番を買って出て一時の休息をとって頂きましたが、それと知っていれば無理してでももっと早くに出てくるのでした。
 そんなこんなで会場巡りしたのは終了1時間前にぐるっと一周しただけでしたが、ここ数年でジャンルが大きく様変わりしているように感じられ、正直何が何やらよく分からないサークルさんばかりにみえました。まあ私も最近アニメはとんとごぶさたですし、もとよりゲームはやりませんし、ここに集う方々が持つ最新情報からは何年も遅れたまま、時が止まっているような状況です。従って分からないのは当然といえば当然なのですが、良く見知ったかつての大規模ジャンルがみる影もなく縮小し隅の方に固まっているのを見るのはやはり寂しいものがあります、なんて、弱小も弱小、頑固に26周年目のイチジャンルを墨守し続ける私がのたまうのはおこがましい話です。
 
 次回は年明けの1月15日。今回は出し損ねましたが、冬はきっちり新刊を用意して「かっこうの本棚」で出たいと思います。参加申し込み締切は11月18日。ソレまでには新刊の準備を整えて、1月にはだいたい何とかなる、というめどを付けておきたいです。出し物はだいたい考えてあって作りかけてはいるのですが、ここから仕上げるまでが一苦労では済まない未知なる工程です。要は作業時間をどれだけ確保できるかとその作業にいかに早く慣れるかなのですが、しばらくは苦労の連続でしょうね。ただでさえ冬は準備期間が4ヶ月しか無くて大変なのに、果たして無事出来上がるかどうか。まずは頑張ってみせましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こちらは台風というより梅雨末期な天気模様で、なかなか雨がやみません。

2011-09-03 22:58:15 | Weblog
 今日は一日中ずっと雨が振り続けで、時たま、ゴウっ、ビュウゥウゥウッと台風らしい強めの風がなったりしていましたが、それ以外はほとんど梅雨の一時期と何ら変わらない様子で終始しました。これならあまり被害とかはなかろうと少し安堵していますが、県南部の山の方は記録的な大雨が降って、家が流されたり国道が通行止めになっていたりしているようですし、山で降った雨が川になってこちらに流れてくるものもありますから、高台にあるこちらには問題なくても、川近くの道路や鉄道がどうなっているか、気になるところではあります。この台風、やたら足が遅くて四国上陸後も全然スピードが上がらず、いまだに岡山市の北をのんびり北上中、というのですから、普段よく知る台風とは大分性格が違うみたいです。まあこちらとしては明日朝までに雨が上がってくれれば別に一晩中振り続いても一向にかまわないと思うのですが、そのせいで大阪との大動脈である近鉄が止まってしまうようなことになっては一大事です。今のところ、東海地方で一部止まっているところもあるみたいですが、それ以上拡大しないように祈るばかりです。

 さて、昨日に続いて台風+新内閣で綴っておこうと思いますが、読売新聞の緊急全国世論調査で野田総理の支持率が65%と歴代内閣第5位を記録したのだそうですね。「ノーサイド」宣言して党内の各派をまんべんなく起用した内閣が71%の評価する、という支持を受けたそうで、挙党態勢を形にしてみせたことが評価の大きなポイントになったのだとか。でも、問題は発足したばかりの今の支持率などではなく、これをいかに維持して堅実な政権運営を果たしていくか、ということでしょう。なにせ、歴代5位と言っても、トップの小泉純一郎を除けば、2位鳩山、3位細川、4位安倍、6位菅と皆短命政権ばかりですし、今の高評価も、要するに前政権のひどさの反動のぶんが多分にあるからで、それが覚めれば幻滅に傾いた時は一挙に崩れ手も不思議ではありません。まあ前・前々政権が比較対象になる分、極普通にやればそれなりに評価される幸運に恵まれているとも考えられるのですが、不気味なことに、既に外国人献金問題や防衛相の素人発言など、早くもほころびを臭わせる話題が出てきていますし、極々短命に終わる可能性だってなきにしもあらずなんじゃないか、とも思えます。
 しばらくはお手並を見守りつつ、災害復旧が少しでも順調に進むように祈るばかりです。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風接近と新内閣発足。どっちがより重要で必要な情報と言えるでしょうか?

2011-09-02 21:30:28 | Weblog
 もう何十回目かになる誕生日のこの日は、台風の大雨で一日明け暮れました。でも、天気予報では今夜から明日一日も雨雨雨の予報です。奈良県南部の山間地に続き、奈良盆地の南端にある我が町もついに大雨警報が発令されました。帰宅途中垣間見た吉野川の増水ぶりはもう吸い込まれそうでコワイくらいでしたけど、この分だと私の住むニュータウンの真ん中を流れる小さな川も、明日にはいかつく変貌した姿を見せてくれるかも知れません。でも、風は今のところ大したことないですね。強風でビニルハウスが倒れたりするのを警戒して、サボテン達を一旦屋内に避難させてあるのですが、このまま行けば杞憂に終わるかも知れません。まあ何事も無くすんなり過ぎ去ってくれるに越したことはないので、明日一日このままで様子を見るつもりです。
 
 台風情報と肩を並べてニュースになっていたのが、民主党の新内閣の顔ぶれでした。最近は総理以外はほとんど閣僚の名前が覚えられないでいるのですが、今回は国土交通相に奈良県南部が地盤の前田武志氏が選ばれていたのは覚えていられそうです。なかなか遅々として建設が進まない京奈和自動車道とか、今日も台風で通行止めの『酷道』168号線とか、ひょっとしたら少しはマシにしてくれるかもしれないなあ、と僅かな期待をかけてみたくなります。
 あと、忘れないというと、蓮舫氏がまた大臣の一人に選ばれていたのも、記憶に残りそうですね。良くも悪くも(というか良い所があったのか?)目立つ御仁ですが、ソレ以外にどこにそんな大臣に据えるだけの魅力があるんでしょうね。どうも理解に苦しみますが、マスコミというフィルターを通してしか観ることのできない以上、常に身近に接する人々とは認識に誤差が生じるのも致し方ないことではあります。これは、蓮舫氏の未知なる魅力が永田町では公認されているとでも思うことにいたしましょう。ソレ以外の有象無象は政権が1年以上続いてくれたら覚える機会も出てくるでしょう。
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「仮面ライダーオーズ 将軍と21のコアメダル」観てきました。

2011-09-01 20:24:35 | アニメ特撮
 台風12号の進路は相変わらず気になるのですが、ソレはそれとして、今日は仮面ライダーオーズの映画を観に行ってきました。8月中には行きたかったのですがなかなか時間が取れず、延ばし延ばしにしているうちに夏休みは終わって、いつも行くMovixでも昨日までは1日2回上映だったのに今日からは1回に減少、早晩打ち切られるのは目に見えていたので、少し時間に余裕が出来たのを幸い、毎月1日に映画料金が千円均一になるファーストデーに有休とって観に行くことにしたのでした。
 途中、国道が思ったより渋滞して少し焦りましたが、上映10分前には映画館に到着。そそくさと切符を購入して、2ヶ月ぶりのシートに身を沈め、観客総勢4名の快適空間(笑)で楽しむことができました。

 まずは「海賊戦隊ゴーカイジャー 空飛ぶ幽霊船」。30分弱とテレビサイズの内容ですし、正直別に期待もせず、オーズを観る前の肩慣らしくらいにしか見ていなかったのですが、意外に面白かったのでかえって驚きました。懐かしい悪役やこの戦隊物の売りでもあるこれまた懐かしい戦隊のオン・パレード。特にバトルフィーバーJはなかなかの感動モノでしたし、巨大な幽霊船を舞台に敵味方のロボットが丁々発止とやりあうシーンもかなり長めでダイナミックな動きを見せており、戦隊物の巨大ロボット格闘シーンも随分迫力あるように進歩したのだな、と感心したものでした。テレビでの敵役ザンギャックの面々がやたらとコミカルに描かれていたのも、これが映画だからでしょうか。なんだか気がついたらニヤニヤしながら映画を見ている自分を見つけましたよ。

 次に、本命の「仮面ライダーオーズ 将軍と21のコアメダル」。宣伝で「暴れん坊将軍」と共演、という訳のわからないワクワク感を醸し出していた映画ですが、序盤、どうやって徳川吉宗のいる江戸時代と現代をつなぐのか、なかなか見えてこなくて、一体どうなることか、とヤキモキしました。結果的には恐ろしく強引につなげましたけど、まあ映画だしいいか、みたいな妙な納得感を覚えつつ、ようやく登場した松平健の勇姿に感激しました。江戸のはずなのに全然人の気配が無かったり、いても町人だけで役人も浪人も、つまり腰に刀をさした人たちが全然いなかったり、町並みがやたら安普請のベニア板っぽかったり、江戸時代の人達と現代人とであっさり会話が成立したり(江戸時代の町民に「人間」とか言っても通じないと思うのですが。それに「イエス、ノー」なんてもっとわけわかんないだろうに・・・)なんていう突っ込みどころも満載な江戸時代編でしたが、まあこれはそういう映画なんだし、とこれも意外なほど気にならないで済みました。なんなんでしょうね、この不思議な納得感は。普通他の映画ならありえないのですが、この映画だとスルーできてしまうのが、観ている最中でも自分で不思議に思いつつ観てました。
 で、松平健ですが、まことに残念ながらさすがにお年を召されましたね。「おれは貧乏旗本の三男坊徳田新之助だ」というおなじみのセリフがどうもお顔に寄る年波としっくりいきませんでしたし、オーズと肩を並べて戦う殺陣も、往年のキレは無かったように感じました。でもまあ、相手もいつもの斬られ役侍でなく、西洋風の怪人達でしたし、その辺の違和感は演じている方にもあったのかも知れません。それに、やっぱりあのBGMでいちいち見得を切りながら刀を振るうシーンは見ていてゾクゾクする楽しさがあります。一緒にオーズまでおんなじ風に見得を切っていたのには笑いましたが。
 江戸時代編は時間も短かかったですが、私としては十分満足した十数分(多分ソレくらいだったと)でした。
 で、敵をペテンにかけて現代に戻ってのクライマックス。分身できる特別な変身形態を利用しての、各種ハイパワーバージョン勢ぞろいの一人仮面ライダーズでのラスボス退治は、結構見ごたえ有りました。トドメがちょっと分かりにくくて迫力に欠けたきらいがあったように感じましたが、ソコまでの闘いで十分元はとれたと思います。

 映画としては前作のライダー総集合のやつより数段面白かったです。結局主人公たちは将軍とは気がついてなかったり(ほのめかすシーンは幾つかありましたが、あれじゃ気づかないし)したのは不満ですし、次の番組のためのフォーゼ登場は個人的には唐突で蛇足でいらないと思ったのですが、まあこれくらいは仕方ないでしょう。
 それと、各グリード達は結局敵に奪われたメダルを取り返せたのでしょうか? どうもラスボスと共に消えてなくなったような気がするのですが?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする