密閉された雑居ビルの中で火を着けられると、もはや逃げようがありません。

　奈良市の今朝の最低気温は８．８℃、昼間の最高気温は１４℃、五條市の今朝の最低気温は８．７℃、昼間の最高気温は１３．２℃でした。今日は昨日からの雨が朝も続いていました。よほど雲が厚いのか、通勤時も妙に外が暗く、ヘッドライトを点けている車が大半でした。まあ２０台に１台位は無灯火の車もいましたが。その雨も午前中に上がり、昼過ぎには日が差す事もあったのですが、その後季節風の西風が急速に強まり、奈良県北部では瞬間風速２０ｍ近い風が吹き荒れて、今も電線が鳴り家が軋むような風が吹き付けてきます。風が荒れるのに伴い気温も急降下して、１５時前後には朝の最低気温を一気に抜き去り、徐々に下降速度を落としつつもまだ下がり続けています。明朝の氷点下はどうやら避けられない見込みです。暖房必須ですが、風も強いですし万一にも火事になどならないように気をつけないといけませんね。

　そんなさなか、大阪市北区の繁華街にある８階建ての雑居ビルの４階から出火、火は３０分ほどで消し止められましたが、煙に巻かれて逃げ遅れた２７人が病院に搬送され、現時点で２０代～６０代の男女２４人（男性１４人　女性１０人）が一酸化炭素中毒などで死亡したとのことです。まだ錯綜する情報ではありますが、可燃性の液体が入った紙袋を持った５０−６０代の男（医院の患者の一人らしいです）が４階にある精神科・心療内科の医院に訪れ、暖房器具付近に置いた紙袋をいきなり暖房めがけて蹴りつけるや、袋内から溢れた液体に火が着いて火事になった、との話や、その犯人と目される男も病院に搬送されているらしいことが報道されています。
　大阪の雑居ビルと一口に言っても色々あるでしょうが、少なくとも私が知っているようなのは、大抵は床面積も大きくなく、窓はほとんど無くて、出入り口は狭い階段と小さな古いエレベーターのみ、というような感じのものばかりです。可燃性の液体がなにかはまだわかりませんが、もしガソリンだったりしてそれが出入り口付近にばらまかれたのだとしたら、逃げるのは大変困難な状況になったことでしょう。火は避けられても充満する煙から逃げるすべはほとんど無かったのではないかと思われます。
　しかしそれにしても、この犯人と目される男と医院の医者の間にトラブルが合ったらしいことも報道されていますが、それならそれでどうしてこの手の輩というのは全く無関係のヒトを巻き込むのに躊躇しないんでしょうね？　医者とトラブルを起こしているなら医者個人とやりあえば良いと思うのですが、可燃物を持ち込んで放火するなど、あまりに短絡的ではた迷惑なやり口です。よほど視野狭窄に陥って周りが見えなくなっていたのか、自暴自棄になって大勢を道連れにしたいと思ったのか、それらをきちんと証言できるように、とりあえず犯人には生き残っていて欲しいと思います。

温泉に入ると病気が治る、というのはどうやら本当のようです。

　奈良市の今朝の最低気温は３．７℃、昼間の最高気温は１６℃、五條市の今朝の最低気温は０．３℃、昼間の最高気温は１６．９℃でした。今朝もよく冷えましたが、昼ごろまではよく晴れて気温も上がり、過ごしやすい一日になりました。午後からは雲が広がりましたが、雨はどうやら今夜半からのようで、２０時半現在、奈良ではまだ雨が降っていません。明朝出勤時に大雨とかになっていなければよいのですが。

　さて、九州大学都市研究センターの馬奈木俊介教授や九州大別府病院の医師らの研究グループが、別府温泉で温泉の免疫活性化の効果を検証、この程、４０人分の治験データを基に、「温泉には特定の病気のリスクを下げる効果がある」とする中間報告を発表しました。来春までに事例を１００人分集め、その結果を取りまとめて海外の学術誌に論文を投稿する予定とのことです。
　実験では、免疫機構に大きな影響を及ぼす腸内細菌に着目し、実験初日に採便、採血、採尿し、その後毎日指定の温泉入浴、１週間後、改めて試料を採取して腸内細菌に関するデータ等を得ました。そのデータを基に様々な疾患リスクの低減効果を求めたところ、別府温泉の単純泉に入った男性グループで、痛風と過敏性腸症候群のリスク、硫黄泉では肝臓病のリスクが１割以上減少、女性では単純泉で喘息や肥満のリスクがやはり１割以上低減したとのことでした。
　一方、塩化物泉、炭酸水素塩泉に入ったグループもいくつかの病気のリスクが減りましたが、その低減効果は１割には届かずとのことでした。
　昔から「湯治」というように温泉には病気を癒す効果があることは経験的に知られていましたが、こうして効果がある程度実証されたのは初めてかもしれません。個人的には、是非自分もやりたいものだと羨ましく思うほど、ただ温泉に入るだけという実にのんびりした治験のようですから、そのリラックス効果もかなり影響が大きそうに思いますが、湯質によって異なる病気へ効くとなると、何らかの温泉成分の人体への浸透などの薬理的な効果もありうるのかもしれません。もしそうなら家庭の風呂で「温泉の素」を使っても効きそうなものですが、来年発表の論文の内容に、期待しましょう。
　ただ、心からそんな休日には憧れますが、昔の文豪ならいざしらず、日々多忙で貧乏な一介のサラリーマンが１週間も温泉に入り浸りに行くのは、時間的にも経済的にもなかなか厳しいのでは無いでしょうか。

暖かい日差しも今日で終わり、明日からは冷たい雨が降って、土日は強烈な寒波襲来とのことです。

　奈良市の今朝の最低気温は３．４℃、昼間の最高気温は１３．８℃、五條市の今朝の最低気温は０．７℃、昼間の最高気温は１３．７℃でした。今日も朝から良い天気で、朝は強烈に冷えました。また、日中も冬の季節風の西風がかなり強く吹き、京奈和自動車道を南に向いて走っていると、右から吹き付ける強烈な空気の塊にハンドルが取られかねないほど車が揺さぶられましたが、実際前を走っていた背の高い軽のボックスカーは本当に左右にフラフラ蛇行していて、いつ事故を起こすかと不安になったくらいでした。はじめ見た時は飲酒運転か？　と疑っていたのですが、高架を降りてからは特に怪しげな様子もなく普通に走っていましたから、おそらく風に煽られて難しい運転を強いられていたのでしょう。
　この風を先触れとして、明日は西から強い低気圧が流れてきて明後日にかけて雨を降らせ、その後東北に進みながらぐんぐん成長して、金曜日の午後以降、典型的な西高東低な冬の気圧配置の天気図が描かれる模様です。それに伴い今季一級の寒気が大陸から降りてきて列島を大きく覆い、日本海側は記録的な大雪、その余波が南にも抜けてきて、広い範囲で積雪や降雪が観測されるのだとか。我が奈良県も南部の山間部は雪が積もり、北部の平野部でも場合によっては１センチや２センチの雪が積もるやもしれない模様です。この週末はお出かけ予定は全てキャンセルして家にこもり、ケチらず灯油を焚きまくって少しでも暖を取るようにしないといけないようです。

５０年近く値上げせずに経営していた香川県の手打ちうどん店が、ついに閉店するのだそうです。

　奈良市の今朝の最低気温は１．３℃、昼間の最高気温は１２．１℃、五條市の今朝の最低気温は−２℃、昼間の最高気温は１３．２℃でした。今日は朝から快晴の青空が広がりましたが、その分気温も今季一番の冷え込みを記録しました。朝出勤するときも、見かけるカーブミラーがことごとく凍りついていますし、そもそも今季初めて車のフロントガラスが凍りました。もっともまだ下側２割ほどで全面結氷とまではいきませんでしたが、今後冷え込みが本格化するとともに、朝出かける時に一手間二手間余分にかかる日が出てきそうです。それにしても、これだけ晴れたのに昼間も空気は冷たく、なかなか暖かくなりませんでした。後一月もしたら、これくらいの気温になれば小春日和の冬晴れで暖かい日中、とでも書くようになるのかもしれませんが、今はまだ十分寒さに慣れていないのでこの程度でも十分寒いです。

　さて、うどん県こと香川県高松市で、１９７６年の創業からおよそ半世紀に渡って全く値上げせずに店を続けていた「うどんの一平」が、この２８日で閉店するとのこと。かけうどん小税込み１００円、大１５０円、天ぷらどれでも一つ１００円という、デフレの現在でも考えられない程の低価格で手打ちうどんを提供していた有名店ですが、店の主が８２歳と寄る年波には勝てないということなのか、ついに店じまいする模様です。
　かつて香川大学で学んでいた私ですが、高松からずっと東の内陸に入った田舎にある農学部だったため、残念ながらこの店に行ったことはありません。ただ香川県内には、小さな製麺所の直営店とか、他の県からしたら考えられないほど激安のお店というのは当時から結構あちこちにありました。中には青ネギや生姜などの薬味は、店先に無造作に置かれたまな板と包丁で自分で刻んだりすりおろしてからうどんに入れるとか、天ぷらは好きなものを選んで会計の時に何を食べたか自己申告するとか、お店の運営自体が田舎の野菜無人販売所と同様に、客の善意と暗黙の了解で成り立っているようなところもあって、大阪の下町育ちの自分には実に不思議で面白いと感じていました。
　店の場所がよくわからなかったので改めて地図で観てみたら、神戸と高松を結ぶジャンボフェリー乗り場がある高松東港の南側、港最寄りの琴電の駅のすぐ北側にありました。当時まだJR高松駅からの送迎バスが無かったので、よくジャンボフェリーに乗るためにこの辺りは歩いていたのですが、時間帯が午前１時出発の船とかに乗っていたので、店のことには気づかなかったのでしょうね。今思えばちょっともったいないことをしていました。
　しかしコロナ禍のせいで旅行にもなかなか行けませんが、行けるようになったなら久しぶりに高松に行ってうどん三昧であちこち寄りまくるのも良いかもしれません。もっともこのうどんの一平のように、もう当時よく行っていたお店は無くなっているのでしょうが。

なし崩し的に子供給付金全額現金支給を容認。そこが落とし所なら最初からカードを切ればよいのに出し惜しみするから・・・。

　奈良市の今朝の最低気温は７．３℃、昼間の最高気温は１２．１℃、五條市の今朝の最低気温は６．１℃、昼間の最高気温は１０℃でした。昨夜は雨は降らないだろうと思っていましたら、２１時過ぎになって突然バラバラバラっとかなりきつめのにわか雨が降ってきて驚きました。あまり長時間降っていたわけでは無いようですが、朝の道路はしとどに濡れて、昨夜の雨の強さをうかがわせるような状態になっていました。その分朝の冷え込みは緩かったのですが、昼間もあまり気温が上がらず、日が落ちてからは急激に冷えてきて、すでに１９時現在で朝の最低気温を下回っています。ハイペースでまだ気温が下がってきていますので、明朝はひょっとしたら氷点下を記録するなど、真冬らしい強烈な寒さに見舞われそうです。今夜はしっかり暖かくして寝ないと、夜中に寒さで目が覚めるかもしれませんね。

　さて、岸田総理大臣は、今日の予算委員会で子供給付金１０万円について、「特定の条件を付け、審査をすることはない」と地方自治体が一括で現金支給するとした場合それを容認する考えを示しました。５万円分は後でクーポンで支給する、と言い続けてましたが、相次ぐ地方自治体の反抗に、ついに抵抗できなくなったようです。
　「地域の実情に応じ、年内からでも10万円の現金を一括で給付することも選択肢の一つに加えたい」
「事後に補助金を交付する」
　今年度補正予算案の審議中に自治体が現金一括給付を決めた場合でも対応することを明言されました。
　まあ前回の給付金の時に散々振り回されて痛い目をみた地方自治体からすれば、このような現場知らずの「暴挙」を受け入れるわけにはいかなかったでしょう。クーポンだの２回に分けて給付だのと単純な話をこれでもかとわざわざ複雑怪奇に制度をいじくり回した末に、その責任を全て現場におっかぶせようとした「真犯人」は結局誰だったのか、財務省などのお役人か公明党かそれとも自民党の誰かなのか、できればそれも明らかにして欲しかったものですが、その「誰か」に踊らされた挙げ句屈辱的な全面敗北を国会で吐露させられるとは、総理大臣というのもなんとも因果な商売です。
　ですが結局の所意味不明な給付金な点は見直しされないまま進められるのですね。ここまで譲歩するならいっそ給付金自体を止めるか無差別に全国民に配布するかすればさすが総理と見直されたりもするでしょうに、結局中途半端な解決にとどまってしまうとしたらそれまでのヒトと見限られてしまうやもしれません。
　とりあえずは、巨額の事務経費を「やむを得ない」とか「高いとは思わない」というような発言をしたヒト達は、その言葉の責任を取るべきでしょう。国民の考えや思いから乖離したらもはや選良とは言えないでしょうし。

ハチにムカデにとなんとも忙しい夢を観ました。

　奈良市の今朝の最低気温は６．６℃、昼間の最高気温は１６．５℃、五條市の今朝の最低気温は３．７℃、昼間の最高気温は１７．４℃でした。今日は朝のうちは昨日の続きのようによく晴れていましたが、昼前には雲が広がって日差しが閉ざされ、その後は曇り空で夜を迎えました。そのせいか夜の気温低下は比較的緩やかですが、昼間暖かかったのは今日までで、明日からは本格的な冬が到来する模様です。特に週末の雨以降は一段と気温が低くなり冬らしさを増すようなので、注意が必要でしょう。

　さて、この休日はどうも眠りが浅く、夜中に何度も目が覚め、およそ２時間おきにトイレに立つなどしていました。そのせいかいろいろな夢を観た気がしますが、記憶に残ったのは強烈な印象があった一つだけでした。それを記録しておきましょう。

　私は、娘（次女）と枚方の実家に来ています。夢の中で昼寝していたようですが、食事の用意などもあるので、面倒くさいですが近所の駅前のイオン（枚方ビオルネ）に行こうかと話をして、ノロノロと出かける準備をして玄関で靴を履き、ドアを開きました。すると、眼の前にアシナガバチが二匹飛んできて、危ない！　と慌てて玄関に引っ込み、ドアを閉めました。少しじかんをおいて改めて恐る恐るドアをあけて外を覗いてみたら、家の軒先に成人男性の拳くらいまで成長した巣がぶら下がっているのが見えました。更に同じような巣が１ｍ間隔くらいで点々と軒にぶら下がっています。驚いた私達は殺虫スプレーを探し、通常タイプのキンチョールとジェット噴射可能な蚊・蝿用殺虫スプレーを見つけ、娘にはキンチョールを、私はジェットスプレーを持って外に出るや、５ｍくらい離れたところから、ジェットスプレーで巣に向けて少しずつ殺虫剤を送り込みました。その間娘は周りにスプレーを噴射し、霧のようにあたりに殺虫剤を満たしていきました。ジェットスプレーの方は残量があまり無いのか勢いにかけましたが、それでも徐々に殺虫剤の霧が伸び、まるでスズメバチのような形の巣まで届いてその周りを殺虫剤で取り巻きました。ぶんぶん言いながらアシナガバチ（スズメバチ？）が巣からどんどん現れ、苦しげに羽を震わせています。やがて一部が群れをなして飛んできたので危ないと思ったのですが、どうやら薬が効いているのか勢いがありません。とりあえず最大の１つ目の巣が沈黙したので近づいて見てみると、中から太めのミミズのような幼虫？　が顔を出してきたので改めてスプレーを叩き込み、続けて２つ目の巣にスプレーを向けて噴射しました。そのうちに、玄関の壁に長さ１５ｃｍはあるムカデが這い出てきたので、そちらにもスプレーを浴びせかけると、娘が頭の方をすっと手で持ちました。噛まれるぞ、危ないと注意したのですが、本人はケロッとして大丈夫といい、地面に落としたので、私はやや慌てつつムカデを靴で踏みつけて退治しました。すると、左手の人差し指にオオスズメバチが止まりました。下手に動くと刺される、と私は全身を硬直させ、息を殺してスズメバチが去るのを待ちます。膨れ上がった黄色と黒の縞模様な腹の先に長さ１ｃｍ位はありそうな鋭い針があり、毒にまみれているのかぬらぬら塗れているのが見えます。噛まれるかもしれないなと思いながら、少しでも離れたら殺虫剤をお見舞いしてやろうとチャンスを伺いました。

　蜂の夢は時たま観ますが、これほど群れをなして現れたのは初めてな気がします。更にムカデとの協演とは、１，２を争う観たくない夢だったのではないでしょうか？　念の為易で吉凶判断すると吉とは出たのですが、幾ら吉夢でもこんな内容のものは勘弁願いたいです。

自治体内で使える店が無いと言われたら、そりゃ現金１択にせざるをえないでしょうね。

　奈良市の今朝の最低気温は５．６℃、昼間の最高気温は１６．７℃、五條市の今朝の最低気温は２．４℃、昼間の最高気温は１６．８℃でした。今日も昨日に続いて一日中好天気でした。その御蔭禍気温も昨日より１℃上回り、文字通りのポカポカ陽気な日中でした。おかげで洗濯や布団干しなどの休日仕事が実に捗りましたが、明日からはやや曇りがちとなり、週明け以後は気温も下がってくるようです。今日のうちに色々と雑事をこなすことができてよかったです。

　さて、政府の子供給付金、半金の５万円分をクーポンにするか現金にするかで大変な物議を醸して久しいですが、この程、我が奈良県の自治体のうち、半数は現金で給付することを検討しているとの報道がありました。生駒市や天理市、御所市と言ったそれなりに人口もある町の方では、余計な事務経費の存在が明らかになった時点で、市民から批判を受けること確実なクーポンを配るという選択肢はない、という市長さんもいれば、事務作業量や迅速な配布を考えると現金が望ましいとする事務方の意見もあるようです。それに加えて人口の少ない南部の山間地にある村々では、そもそもクーポンを利用できるような店舗が村内には無い、というなんとも切実な理由で、現金給付を考えているのだそうです。最もこれらの村々ではそもそも子供や子育て世代のヒトが非常に少ないと思われるので、どうなろうとあまり関係ないのかもしれません。全国で見ても現金１択とする自治体のニュースが目白押しですが、こうなってくると逆に「うちはクーポンでやる」というような自治体は無いのか、と気になってきます。マスコミ各位におかれては、是非そういう政府・財務省に忠実な市町村は無いのか、探してみて欲しいと思います。
　それにしても岸田政権はのっけから躓いた感がありありですね。官僚やら公明党やらに振り回されてまともに機能していないように感じられてなんとも頼りなさげですが、これから挽回されるんでしょうか？

昨日今日とひたすら見失ったスマホを探して難儀してました。

　奈良市の今朝の最低気温は５．３℃、昼間の最高気温は１５．７℃、五條市の今朝の最低気温は３．４℃、昼間の最高気温は１５．９℃でした。今日は朝から穏やかに晴れ渡り、日中は過ごしやすい冬晴れの好天気となりました。これだけ暖かいと、冬と言うのがはばかられるような気もしますが、厳寒前の最後の一休み期間なのかもしれませんし、貴重な日差しは存分に活用して、冬本番に備えねばならないでしょう。

　さて、一昨日から行方不明だったスマホを、今日ようやく見つけました。記憶では一昨日の夜帰宅するまでは確かにあったのですがその後の記憶が無く、いつもは、ＰＣ置き場のテーブル上で色々とごちゃごちゃした物品に埋もれていたり、その左手の本棚の上に無造作に置いていたり、そこから落ちてすぐ近くの床の上に転がっていたりするのですが、その辺りはいくら探してもありません。雑多な物品が邪魔で見つからないのかと思い掃除がてら片付けもしましたが、きれいになったテーブル上からは結局見つかりませんし、まさか巻き込んでしまったか、と寝具の布団や毛布を一枚一枚めくってははたいて見たりもしましたがそこにもありません。こういう時は得てして無意識に適当なところに置いて、それが全く記憶に残らないまま違う作業に移ってしまって、後から思い出せないというパターンが、ガラケー時代から何度もありました。そんな時は、自宅ので電話を携帯にかけ、鳴り出した呼び出し音を頼りに探していたのですが、大変間の悪いことにマナーモード設定にしたままでした。ガラケーの時はそれでもブルブルと振動があってその振動音を目当てに探したのですが、スマホのマナーモードは音も振動もないタイプに設定してしまっており、結局見つけられないまま昨日が過ぎて、今朝も仕事に行く前にあちこち探していて危うく遅刻しそうになったりしました。
　このように途方に暮れていたのですが、ふと、スマホにはandroidOSの「端末を探す」アプリを入れてあったのを思い出しました。一番最初に設定して以来使うこともなかったのですっかり忘れいていたのですが、藁をも掴む思いでGoogleアカウントから端末探索をしてみたらやっぱり自宅にあります。そこで強制的に着信音を流す機能を使ってみたところ、ようやく発見することができました。その場所は、どうしてそんなところに置いたのか自分でも首を傾げるようなところだったのですが、なにはともあれ、なんとか見つけることができました。見るとバッテリーがあと１４％しか残っていなかったので、アプリに気づくのが後一日遅かったら着信音を鳴らせなかったかもしれません。
　しかし、この適当なところに無意識に仮置きしてそのまま忘れてしまうという、昔からあるこの悪い癖をなんとかしないと、年を取れば取るほどますます困ったことになりそうで恐ろしいです。監視カメラを複数設置して自分の行動を見張るくらいしか今は思いつきませんが、１０年後、２０年後のためにも何か良い方法を考えないといけません。

新型コロナに対する「ファクターＸ」がついに解明されたかも？！

　奈良市の今朝の最低気温は４．２℃、昼間の最高気温は１５．６℃、五條市の今朝の最低気温は１．８℃、昼間の最高気温は１４℃でした。今朝は見かけるカーブミラー全て凍りついて全然役に立っていないくらいに冷え込みましたが、日中は快晴の好天気となり、日差しの下では１２月とは思えないポカポカ陽気となる、過ごしやすい１日になりました。この上天気は日曜日まで続く見込みのようなので、この週末は色々と捗る休みになりそうです。

　さて、理化学研究所の藤井真一郎チームリーダーを始めとする研究者らは、新型コロナウイルスに対する日本人の謎の高耐性「ファクターＸ」について、「日本人に多い特定の免疫タイプ「Ａ２４」が要因の一部」と発表しました。このタイプは日本人の約６割が持つ一方で欧米人では１～２割しか持っていません。「Ａ２４」を持つ細胞は、新型コロナウイルスに感染されると、自分が感染されました、という信号として細胞表面に抗原となる「ＱＹＩ」ペプチドを作ります。そのペプチドに反応して免疫機構のキラーＴ細胞が増殖し、感染済細胞を殺して回ることで、ウイルスの増殖と症状の重症化を防ぐとのことです。実際に新型コロナウイルスに感染していないこのタイプのヒトから細胞を採取して「ＱＹＩ」ペプチドを投与すると、８３．３％の高率でキラーＴ細胞の増殖を認めました。
藤井氏は、「ワクチンが効かなかった人の新たな治療法になり得るし、オミクロン株にも有効だとみている」と話したとのことで、このペプチドが新たな対新型コロナウイルスの武器になる可能性があります。
　発生以来謎だらけだった「ファクターＸ」の尻尾がようやく捕まえられました。もっとも、これは日本人の４割が持っていないタイプなので、第５波の鮮やかな終息を説明するにはまだ他にも要因があるような気がします。しかし、この遺伝型は日本人特有なのか、中国や朝鮮など極東アジア人に共通なのかなども少しばかり気になります。中国は状況がわかりませんし、韓国では大流行して致死率も半端なく大きくなっているらしいと聞くと、どうも日本人特有な感じがしないでもないですが、そうなると一体日本人はどうやってそのタイプを獲得したのか、というのもまた謎な気もします。

感染力が極めて強いので要警戒と言われるオミクロン株ですが、今の所その威力は一般的な風邪とあんまり変わらないような？

　奈良市の今朝の最低気温は９．５℃、昼間の最高気温は１２．３℃、五條市の今朝の最低気温は８．７℃、昼間の最高気温は１１．６℃でした。今日は朝のうちまだ昨日の雨が残っていて、断続的に雨が降ってきました。完全に雨が上がったのはほとんど昼前、その後、夕方には雲が切れ青空が覗きましたが、結局日差しは全く無いまま夜になりました。昼間は気温が低いのに加えて北西の季節風が少し強く吹き、体感では朝よりよほど寒く感じられましたが、夜になって気温は更に下がってきているので、明日朝はそこそこの冷え込みになりそうです。ただ、明日日中はいい感じに日が出てきそうなので、昼間は割と気持ちのいい日向ぼっこができそうな気候になりそうです。

　さて、新型コロナウイルスの新型変異、オミクロン株が世界を席巻し、すでに５２カ国に広がっているとの報道を見ました。その感染力の強さは、なるほど警戒するに如くはなし、というのも判る気がします。ただ、変異株が出た南アフリカでは死者がほとんど出ていないようですし、欧州各国で出ている事例でも、症状が軽いか無症状かという例が多いみたいです。ウイルスも、感染力を高める代償に高い致死率や重症化率という威力を失ったということなのかもしれません。単に症状が軽かったり無症状に近いとなると通常の風邪と何ら変わりなく、もしこのままオミクロン株が世界の新型コロナの勢力図を塗り替えていったら、今度こそ新型コロナ禍も終演を迎えるのかもしれません。是非そうなって欲しいものですし、そうなるともう３回目のワクチン接種も必要なくなったりするかもしれませんが、ＷＨＯによるとまだ症例数が少なくて判断できないそうなので、もう少し状況を見守ると致しましょう。

政府の蒙を啓くには、全国の自治体が示し合わせて一斉に現金１択！クーポンなど使わぬと宣言してはどうかと思います。

　奈良市の今朝の最低気温は９．５℃、昼間の最高気温は１０．８℃、五條市の今朝の最低気温は９℃、昼間の最高気温は１０．５℃でした。今日は未明から降り出した雨が一日中降り続いていました。私の知る限りでは四六時中降り続いていましたが、止んでいた時間帯はあったのかどうか。そんな天気のせいか気温はほとんど変化せず、肌寒い一日でした。この雨は夜中まで続いて、日が変わった頃には上がってくるようですが、少し遅れたら朝まで多少は残るのかもしれません。まあ雨が降っていれば多少は朝の冷え込みも和らぐので、なるべく夜の間も降っていれば良いと思います。

　さて、物議満載の子供給付金、来春給付の５万円についてはクーポンで、という話が進行しているようですが、ここに来て専用通販サイトで使える５万円ポイントとして、専用ＩＤカードを配布する案が浮上しているのだとか。その通販サイトも、既存の楽天やアマゾンと言った誰でも知っているサイトではなく、各自治体が用意する子供世帯向けの商品限定の特設サイトにするのだとか。この話が何処まで本当なのか、報道の中身を疑いたくなるような摩訶不思議な案ですが、一体どこの誰がこんなトチ狂った面倒な話を持ちかけているのやら、一通り自体が片付いたら是非戦犯探しをマスコミにはしてもらいたいものです。まあ前回の給付金のときもお魚券やお肉券のような今となっては笑い話にすらならないいい加減な提案もありましたから、今回のこれもそういうものだろうと思いたいところですが、いくら自分は給付対象外とはいえ、自分も負担している税金の使いみちがこんないい加減極まる適当さでは、腹立たしいものも浮かんでくるというものです。
　それにしても政府も貯金に回らないようにクーポンにしたいというのなら、１０万円全部クーポンにしたらいいのです。それを中途半端に５万は現金で、などと言い出すから、それなら１０万円全部現金にしろ、という声も大きくなるというものです。しかも現金かクーポンかは自治体に任せると言いながらなるべくクーポンを選択するよう説得すると言い出すとは、どれだけ自分たちのやることに自信がないのやら。
　いっそこの際だから全国の自治体はブロック単位くらいで示し合わせて、全部現金給付にしますと、面倒くさくて地域住民に迷惑をかけるクーポンはやりません、と宣言されてはどうかと思います。各自治体の首長が宣言するなり、議会で現金給付決議を出すなりして混迷している政府の蒙を啓いてやればよろしいかと思います。地方自治で一定の勢力を誇る共産党地方議員の各位や、関西では圧倒的な力を持つ維新の先生方なら結構インパクトのある政府案拒絶運動ができそうに思いますが、前回も地方はさんざん迷惑をかけられたことですし、たまには馬鹿にするなと目にもの見せてやってもいいんじゃないかと思いますよ。

胃の調子が悪化して悪夢を見たのかと思ったのですが、案外悪くない夢だったようです。

　奈良市の今朝の最低気温は４．９℃、昼間の最高気温は１４℃、五條市の今朝の最低気温は３．２℃、昼間の最高気温は１２．７℃でした。今日は朝から曇りの天気でほとんど日差しがないまま日中を終えました。いつ雨が降るのかと待ち構えるような一日でしたが、結局雨は降らず、雨はもっぱら少し東の三重県から愛知県にかけて降り続いているようです。ただ、天気予報によると今夜半からこちらも降り出し、明日は一日降ったり止んだりの天気になるのだとか。もっと早くからざあざあ降り出すのかと思っていたので、今日一日振らずに済んだのは意外でした。

　さて、昨日亡父の産回忌法要を無事終了したわけですが、親戚との遅めの昼食となった会席の後、どうも胃の具合が悪くなり、今も少しそれが残っています。吐き気とか下痢とかはなく、いわゆる胃潰瘍状態の痛みと不快感を覚える状態です。ただそれほど酷いわけではなく、普通に昨日も運転して帰り、消化に良いものを選んだとはいえ夕食も普通に食べています。ただ、久しぶりに覚える胃の不快感には、ひょっとして久しぶりに胃をやってしまったか、と不安感も惹起されました。次に思ったのが、食品アレルギーではないかということ。随分前にバナナでアナフィラキシー症状を起こした際、始めは酷い胃の不快感から始まり、そのときも何年ぶりかで胃潰瘍が再発したのかと驚きましたが、その後血圧の異常低下とバナナを食べるたび気分が悪くなることが判り、バナナによる食品アレルギーであることが判りました。以来バナナは食べていませんが、昨日の会食の中にバナナが材料として入っていたのだろうか？　と疑われました。ただ血圧低下は観測されていませんので、これも憶測に過ぎません。そんな体調のせいか、昨夜は妙な夢を見ました。

　私は小学校の校庭のような広い場所に居ます。全体に暗く、急激に天気が悪化して、空は暗い雲がどんどん流れてきています。いつ降り出すか判らないため、私はもう一人（家内か子供かわかりません）と連立ち、急ごうと声を掛け合いながら雨宿りできる向こうの校舎に向かって歩いています。ふと左の校庭の方を見ると、左斜め前から真っ黒な雲が何本もの稲光を全体にまといながら大きく渦を巻いて進んでくるのが見えました。渦の速度はそれほどでもなく、ゆっくりと上空に向けて黒い雲が吸い上げられるように登っていきます。その周りに、まるで雲自体が全身から放電しているかのように激しい雷が稲光を走らせています。心なしかこちらの身体の周りにも帯電して小さくも鋭い稲光がチラチラと見える様になってきました。このままではすぐにでもでかい落雷が襲ってくるかもしれない、と私は怖気を震い、黒雲の竜巻が左側を後ろに向かって過ぎていくのを不気味にみやりながら、連れの手を引いて校舎に向けて急いで歩きました。

　黒雲の竜巻なんて体調悪化の象徴かな？　と思ったのですが、この夢について易で卦を立ててみると火地晋六二、昇進の機会があるが今は助けがない。そのうち徐々に好転するので今は頑張ること、というような意味の卦が出ました。となると黒雲の竜巻や雷はその大きなエネルギーを示しているのかもしれませんし、落雷が当たらずにいるのはそれがまだ万全な状態でないことを暗示しているのかもしれません。まあ何にせよしばらくは努力するところは怠り無く頑張る必要があるようです。

亡父の三回忌法要のため、実家に帰省しました。

　奈良市の今朝の最低気温は３．２℃、昼間の最高気温は９．６℃、五條市の今朝の最低気温はー０．１℃、昼間の最高気温は１０℃でした。今日は朝のうちよく晴れていましたが、昼前には雲が張り出してすっかり空を覆い尽くし、たまにパラっと小雨が降るような天気になってしまいました。朝の日差しのあるうちは日向は結構心地よい暖かさでしたが、その後はすっかり寒くなり、暖房が欠かせない夜になっています。明日月曜日からは雨が続く生憎の天気が水曜日まで続き、その後また晴れてくるという予報になっています。もっとも水曜日の天気は予報確度Ｃで、そうなるかどうかはまだ定かではありません。

　さて、今日は亡父の三回忌の法要を営むため、実家の枚方へ朝からでかけていました。亡くなった日は１２月８日なので本来は８日に執り行うべきではあるのでしょうが、私自身や弟、それに親戚一同も平日開催は何かと差し障りがあるとの判断で、皆がもっとも予定を合わせて集まることができる今日に決めて、執り行うことにしました。
　死後２年目なのに三回忌とはこれいかに？　という感じで今ひとつ個人的には気乗りはしませんが、遠方から父の兄弟にあたる親戚筋も集まり、寺の境内を借りてそれなりに盛大に執り行われました。次は七回忌の法要とのことですが、父の兄弟も長兄がすでに父の後を追うように没し、三男以下の兄弟たちもそれに次ぐ高齢で足元が結構危なかったりしますから、果たして無事次の七回忌に集まることができるかどうか。このあたりが考えどころとなるでしょう。まあ母の希望で続けているようなものですから、母がそれで気を張っていられるのならそれもまたよし、というところです。
　ところで、今日は思ったよりも道が空いていて、車での移動が楽に済んで良かったです。日曜日ではありますがひたすら寒い一日でしたし、さすがにもう紅葉狩りの行楽を楽しむような状況ではなかったということでしょうか。いつもこの調子で走ることができたら実家に帰るのも楽で良いのですが。
　

政治家ってどうして空虚な美辞麗句を連ねるだけで、根拠ある数字を元に地道に説得しようとしないのでしょうね？

　奈良市の今朝の最低気温は６．８℃、昼間の最高気温は１２．１℃、五條市の今朝の最低気温は５．５℃、昼間の最高気温は９．８℃でした。今日は朝のうちはよく晴れていましたが、程なく北西から雲が流れてきて、一時にわか雨も降るあいにくの空模様となりました。一雨降った後は再び雲が切れて日差しが戻ってきましたが、それも長くは続かず、曇りがちの不安定な晴、といったような天気に終始しました。折角の休日ですしもう少し安定した青空と日差しが欲しかったのですが、季節が冬への移行を完了しようというこの既設、天気予報が晴でも安心できない荒れ模様となるのは致し方ありません。

　さて、鈴木財務相が給付金のクーポン券で事務経費９６７億円増というのを、「過去の類似事業と比較して、過大な水準ではない」との大顰蹙を買っている発言、またその前の公明党山口代表による「一定の経費が現金給付よりかさむことは当然で、やむを得ない」と口を滑らせた失言と、子供がいる家庭に配布する給付金の筋の悪さを露呈する舌禍事件が相次いでいます。そもそも過去の事例云々が問題ではなく、現金で配布すれば必要のない経費を費やしてまでやることなのか？　と多くの国民が疑問を呈していることに対してこの発言は、政治家としてまるで説明責任が果たせていない不適切なものとしか思えません。
　また、現金だと貯蓄されてしまうので期限付きクーポンで確実に消費してもらう、という目的の胡散臭さも異口同音で、少しは自分で考えて発言されたらどうかと思う部分も多々ありますが、そもそもクーポン券なら貯蓄に回らず確実に消費されて経済の活性化に役立つというのなら、それこそ「過去の類似事業」を参照して、どれほど経済活性化に寄与したか、その根拠を示し発言に説得力をもたせるべきであろうと思われます。しかし、実際の過去の事例では、クーポン分の手持ち現金が貯蓄に回ったために、全額現金支給の場合と比べて、貯蓄傾向や消費動向に差はなかったとの結論が出ているそうです。それならば、マスコミも野党ももっとそのことを主張して政府を攻めるべきだと思いますが、なぜそうされないのか、不思議でなりません。一体誰が旗を振って強引にことを進めようとしているのか、そのそもそもの元凶はどこの誰なのか、まさにマスコミが調査報道すべきネタであろうと思いますが、その「犯人」はいずれ捕まえることができるのでしょうか？
　

中学生に配布するリーフレットにパスワードを書け、と欄を設けるのは言い訳できないミスですが、折角なのでそのミスを無駄にしないよう考えてはどうでしょう？

　奈良市の今朝の最低気温は３．７℃、昼間の最高気温は１４．２℃、五條市の今朝の最低気温は１．６℃、昼間の最高気温は１３．８℃でした。今日も朝からよく晴れて日中は穏やかな天気でした。このまま今日も終わるのかと思いきや、夜になって突然雨が。うちの周辺は通り雨で道路がしっとり塗れたぐらいでしたが、北の天理市あたりではそれなりの時間強めの雨が降り注いだようです。アメダスはもちろん県の河川監視システムにも雨量は観測されていませんが、冷たい雨になったのは間違いないようです。
　それと朝９時過ぎには地震がありました。震源は紀伊水道地下２０キロとのことで、職場のある桜井市の震度は２だったと思いますが、久しぶりにゆらゆら地面が揺れるのを感じました。報道によると、東日本でも地震があったそうですね。専門家は東西の地震に関連はないとの見解を示されていますし多分それで間違いないのでしょうが、なんとなく不気味な感じがするのは拭えません。

　さて、東京都練馬区では、「ＳＮＳ練馬区ルール」と題して、中学校の生徒向けに家庭でのSNSルールづくりの啓発のためのリーフレットを作成し、教育委員会を通じて各学校で配布、「我が家のSNSルールを保護者と話し合う」「その内容を書いて学校に提出する」という教育活動を行っているそうですが、そのリーフレットに、利用しているＳＮＳのパスワードを記入する項目があり、問題になっています。教育委員会としては、パスワードは記入せずに学校に提出するよう指導する旨各学校に連絡していたそうですが、一部の学校でその通達が届かなかったのか誤解があったのか、パスワードを書かなくて良い、という通知が生徒に伝えられず、そのままパスワードを書いて提出された事例があったとのことです。教育委員会としては、次回配布分はパスワード記入欄を削除したものを配布するとのことですが、パスワードをわざわざ書き出させるような欄を設けること自体、誰かが最初の段階でその間違いに気づけよ、と言いたくなるようなお粗末な話でした。
　それにしても、そのミスった学校での書類の提出はすでに２７６名分になるそうですが、そのうち何人が真面目に自分のパスワードを書いているのか、たいへん気になるところです。どうせなら折角得られた珍しいデータなのですから、ただ謝罪して廃棄して終わり、ではなく、どれくらいの生徒がパスワードを書いてしまったのか、そして、書いた子に追跡調査して、ではなぜパスワードを書いてしまったのか、を改めて問いかけてその結果を取りまとめてはいかがでしょう？　その内容は、全国に範を示す立派な情報教育の教材になると思うのですが、誰か関係者で提案するヒトはいないものでしょうか？