元祖一条流がんこ八代目（東京都千代田区外神田）

今日は秋葉原に行く用事があったので、ちょっと足を伸ばして
「元祖一条流がんこ八代目」に食べに行きました。

店の前に着いたら表の張り紙に帽子をとれだの携帯の電源を切れだのと
書いてあるのが真っ先に目に入ったのですが、店の中の明かりが見えて来ず、
一瞬ためらったのですが、店の外にはがんこ系にはお約束の骨が
ぶら下がっていました。という訳で店の外の券売機で塩味付玉子（９００円）の
券を買って店の中に入りました。

出て来たのは豚骨や鶏ガラに煮干などの味を合わせたあっさり味のスープに
極細の縮れ麺が入り、具はチャーシュー、海苔、ネギ、メンマ、味玉でした。

評判どおりに塩味がかなり強いスープにはシソが散らされていて、
それが良い香り付けになっているようで、思っていたよりも食べ易い味です。
極細の麺は最初こそ柔らかく感じましたが、その後はあまり伸びず、
最後までしっかりした食感を楽しめました。
もちろん、スープとの相性も文句なしです。

具は大きめのチャーシューが濃すぎず薄すぎず絶妙な味加減で、
味玉の半熟具合も完璧です。ネギやメンマもスープの味を邪魔することなく、
丼全体で見事にまとまっていました。

がんこ系のお店も何軒か食べてみましたが、この店がルリ的には一番の
お気に入りです。明らかにしょっぱいスープにも関わらず、ベースとなる
素材の味はしっかり出ていて、グイグイと引き込む魔力のようなものを
感じたのは久しぶりです。はまる人が出るのも納得です。
ルリも思わずスープを飲み干しそうになりましたが、
飲みやすくても塩分濃度が高いことには変わりないので
何とか思い止まりました（笑）。