ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

本枯中華そば 魚雷(東京都文京区小石川)

2010年05月14日 17時25分00秒 | ラーメン
今日は東京ドームの近くの「本枯中華そば 魚雷」に食べに行きました。
地下鉄丸ノ内線の後楽園駅から歩いて行ったのですが、都営大江戸線の春日駅からの
方が近かったようで、ちょっと無駄に歩いてしまいましたが・・・。

店内に入って券売機を見るとメニューはラーメンとつけ麺の2本立てのシンプルな構成で、
どう見てもデフォルトはラーメンの方だったので、旨玉本枯そば(800円)を選択。
店員さんに食券を渡すとテーブル席に案内され、テーブル上のトッピング一覧の中から
3つ選べますと言われました。一覧には鶏チャーシュー、炭火焼豚、姫たけ、キクラゲ、
岩のり、うずら、なると、メンマ、ちんげん菜の9種があり、とりあえずその中から
炭火焼豚、岩のり、メンマをオーダーして待ちました。

出て来たのは鶏ベースに魚介を合わせたスープに中細ストレート麺が入り、
味玉、ホウレンソウとその上に謎の白い物体(笑)が乗ってました。
この謎の白い物体(笑)は店内の説明書きによれば煮干とカツオのエスプーマという
ものだそうで、箸で崩す前からソッコーでスープの中に溶けて行きました。
そして、炭火焼豚、岩のり、メンマとネギが別皿で出て来ました。

スープは見た目はあっさりめな感じなのですが、鶏油が浮かんでいて適度なこってり感があり、
鰹節の味と香りがかなり強く出た、非常にクリアな味わいです。
ただ、これまたこだわっているらしい特注の麺がいただけません。
日本蕎麦的な雰囲気なのは面白いのですが、茹で過ぎで伸びていて、コシもへったくれもありません。
もっとも、茹で加減の問題がなくても麺自体がいわゆる“中華そば”の麺とはかなり違った
独特な代物なので、賛否の分かれるポイントになりそうです。

炭火焼豚は薄めの味付けでスープの味を邪魔しないのは良いのですが、もう少し大きくても良いです。
岩海苔は香りが良く、魚介の香りが強いスープにマッチしています。メンマに関しては
食感こそ良いものの、塩気が強くてスープの中で主張し過ぎている感があります。
味玉はしっかり半熟でこちらもスープの味を邪魔しない薄めの味付けで、
ホウレンソウ、ネギに関しては可もなし不可もなしといったところでしょうか。

全体的にはやはり魚介の鮮烈な風味が支配する一杯で、スープだけなら
これまでルリが食べたあっさりめのラーメンの中でも間違いなくトップクラスの味です。
麺と具に関してはコストパフォーマンスの問題もあるでしょうが、
選択や提供の方法も含めて再検討して欲しいところです。
コメント
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