ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

ラァメン家 69’N’ ROLL ONE(東京都町田市原町田)

2011年08月10日 21時03分24秒 | ラーメン
※昨日食べた分
最寄り駅が町田でありながら所在地は県境を越えて神奈川県相模原市にあった
「ラァメン家 69’N’ ROLL ONE」が町田ターミナルプラザの2階に移転したとのことで、
また食べに行く機会を窺っていたのですが、ちょうど仕事の関係で町田に行く用事が
発生したのでこれ幸いと食べに行きました。

店の前に着くと遅めのランチタイムだったこともあってか、行列は全くなし。
まあ、ショッピングセンターの中にあって「小学生以下お断り」なんて
貼り紙があったら家族連れはまず入りませんよねぇ・・・。

店内は移転前同様に静寂が支配してます。聞こえる音はラーメン作る音と食べる音、
そして換気扇の音だけです。ただし、移転前に比べて店内は広くきれいになってます。
あと、移転前と違うのは厨房内に店主以外に2人の店員さんがいることです。
そして、店員さんも店主とおそろいのテカテカに固めたオールバックです(笑)。

入口から入ってすぐ右の券売機で煮干味玉ラーメン(950円)の食券を購入し、
カウンター越しに店員さんに渡して待ちました。

厨房内に店員さんも加わったとは言え、基本的には店主の独壇場といったところでしょうか。
動きがいちいち決まってます(笑)。そして、麺の湯切りは右ストレート。
時折右フックになったり右ショートアッパーになることもあるようですが・・・。
店員さんは店主の華麗な“舞い”の邪魔にならないように立ち回っている感じです(笑)。

出て来たのは煮干を強く感じさせる醤油スープに細めのストレート麺が入り、
鶏チャーシュー、モモ肉チャーシュー、ネギ、穂先メンマ、味玉が乗り、七味唐辛子がかかった一杯でした。

スープは煮干が前面に出つつも醤油ダレのキレもしっかり感じられるもので、
強烈なインパクトこそありませんが、バランス良くまとまっている印象です。
麺はもうちょっと固めの茹で加減なら文句ないんだけどなぁという惜しい感じですが、
柔らかいながらもコシはしっかりあり、スープの持ち上げは悪くありません。

2種のチャーシューは共にスープの味をぶち壊さない名脇役といったところでしょうか。
煮干系のラーメン屋に行くとチャーシューが丼の中で浮いてしまっていると感じることが多かったのですが、
2種とも見事にマッチしています。特に鶏チャーシューは絶品です。
「煮干スープ+鶏チャーシュー」の組合せはルリ的に最高のマッチングです。
穂先メンマは薄味で柔らかく、これもスープの味を邪魔せず、さりとて埋没もしていません。
味玉は固ゆで気味ですが、味のしみ具合は過不足ありません。
七味唐辛子も丼全体の中でアクセントになっています。

全体的には繊細でありながらキレのある、バランスのとれた一杯だと感じました。
ただし、この店はラーメンそのものよりも店の雰囲気で好き嫌いが分かれる店と言えます。
店内における禁止事項は私語、携帯の使用(通話、メール共に)、読書、水を残すことなど。
そして、ラーメン作りのオペレーションは1度に3杯まで。
仲間連れで入ろうがカップルで入ろうが普通に離れ離れの席に案内されます。
こういった諸々の独自ルールに「何で?」と不満に思う人は行かない方が良いでしょう。
気まずくなるし、何よりこのルールに従ってラーメンを食べている周りの客に迷惑がかかりますので・・・。
コメント
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