ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

大つけ麺博

2011年09月23日 16時53分48秒 | ラーメン
本日より開幕した「大つけ麺博」に行って来ました。最初の3日間は“序章”だそうで、
下記の8店(?)が出店してました。

・頑者×六厘舎×中華そばとみ田
・六厘舎TOKYO
・ソラノイロ
・大ふく屋
・つけ麺専門 五ノ神製作所
・自家製麺 ほうきぼし
・麺屋 中川會
・ラーメン人生 JET

上記の1番目は3店のコラボつけ麺を出しているので、これをそれぞれカウントするなら
2店増える計算になります。また、2番目は店のスタッフの創作つけ麺になります。

とりあえず、当日券を買うべく長蛇の列に並び、何とか食べてきました。
ちなみに、券売所で売っている共通食券(普通盛)は1杯800円也(女子盛は700円)。
これを買って各店の小屋の前に並び、追加トッピングはそれぞれ現金払いで注文します。
なお、何店か食べ歩くことを想定してか、1杯辺りの量は少なめです。

写真上段は「つけ麺専門 五ノ神製作所」の“つけ麺 銀ダラ絞り”+特製トッピング(300円)。
いわゆる豚骨魚介Wスープのつけだれに冷水で締めた中太ストレート麺、
鶏チャーシュー、海苔、ネギ、メンマ、味玉、ガリ、という組合せですが、
名前通り、銀ダラの旨味が前面に出たつけだれが印象に残る一品です。
麺が水っぽく、麺自体の風味やコシが物足りなかったのが残念ですが、
これはイベント会場独特の調理場環境による所も大きいでしょう。
豚骨魚介系の味の店が多い中、特定の魚介系素材を際立たせて
他店との差別化を図るのは有効かもと思いました。

写真中段は「ソラノイロ」のムール貝の“ベジつけソバ”+ベジ増し(200円)。
ニンジンがメインらしいスープにムール貝の塩ダレをきかせたというつけだれに
冷水で締めた中細麺(パプリカ練り込み)、キャベツ、ブロッコリー、ジャガイモ、パプリカと、
更に味変用の柚子胡椒(つけだれ用)とグレープフルーツ(麺用)の組合せです。
ここも麺が水っぽくなっていましたが、これも大目に見なくてはなりません。
とは言っても、そのためにわざわざパプリカを練り込んだ麺の存在感がなくなっており、
麺にグレープフルーツを絞っても味の変化がごくわずかになっているのが惜しいです。
柚子胡椒を溶かすとピリッとして悪くありませんが、あまり多めに溶かすと
つけだれの良さを殺してしまいかねない、諸刃の剣だと思いました。

写真下段は「六厘舎TOKYO」の山崎直樹氏による“濃厚魚介ときのこのクリームつけめん”
+新世代つけめん専用具材盛り(300円)。
きのこ風味のクリームソースみたいなつけだれに冷水で締めた極太平打ち麺、
ベーコン、アスパラガス、ヤングコーン、ミニトマト、トマトソース、パルメザンチーズの組合せです。
魚介よりもきのこの香りを感じさせるつけだれとフェットチーネみたいな雰囲気の麺は
良い意味でつけ麺らしくなく、“濃厚”と謳ってる割には濃厚なだけではない味わいです。
この店は麺が水っぽくなく、好印象でしたが、前述の2店より客の回転がだいぶ遅かったです。
やはり、麺をきっちりゆでて冷水で締めると時間がかかるということでしょうか。
敢えて回転を上げずに大崎にあった店舗の総入れ替え制に通じるものを感じる、
8人分ずつ作って出すスタイルを通したことが吉と出たようです。
具材はカリカリに焼いたベーコンが冷めていてしょっぱかったのが残念でしたが、
パルメザンチーズを麺にかけてからつけだれにつけるとコクが出て、
トマトソースをごと麺をつけだれにつけると酸味がアクセントになっています。
ただ、トマトソースはない方がつけだれの味をダイレクトに感じられました。
この味、東京駅の地下の店舗でも食べられると嬉しいかも・・・♪
コメント
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