ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

横濱家系 代々木商店(東京都渋谷区代々木)

2012年01月31日 21時47分05秒 | ラーメン
今日は前から気になっていたつけ麺を食べようということで新宿駅と代々木駅の間にある
「横濱家系 代々木商店」に食べに行きました。ここは店員さんが結構な大声なのですが、
それ以上に付近の専門学校に通っている(?)若者の客が店内に多く、かなりにぎやかで落ち着きません。

とりあえず、店内の券売機で特製濃厚とんこつつけ麺(950円)の食券を購入し、
カウンター席に座って店員さんに渡して麺の固さ、味の濃さ、油の量を全て普通でオーダーして待ちました。

出て来たのは豚骨ベースに魚介をきかせたつけだれにブロック状に刻んだチャーシュー、ねぎ、メンマが入り、
冷水で締めた中太麺の上にチャーシュー、海苔、味玉、ボイルしたキャベツ&モヤシ、魚粉が乗った一杯でした。

つけだれは最近の流行の味に比べると豚骨がかなり強めな印象ですが、
麺・・・っていうか海苔の上に乗っていた魚粉を投入するとほぼ流行の味に・・・。
悪くはありませんが、良くも悪くもどこかで食べたことのある味です。
麺はデフォルトのラーメン同様に流行の極太麺ではないのが印象的で、
なおかつつけだれの持ち上げも十分で、ここはオリジナリティーをしっかり感じます。

チャーシューはつけだれに入ってる方は柔らかくかつ肉の食感も楽しめたのですが、
麺の上に乗ってる方はヒンヤリ冷たく、しかもなまじ脂身が多いのがマイナス点です。
海苔は家系の店によくある、パリッとしていて香り十分な良いものです。
また、メンマも肉厚でほど良い歯ごたえがアクセントになっていて好印象です。
ボイルしたキャベツも甘味が出ていてグッドですし、味玉もきっちり半熟で
過不足ない味のしみ具合になっているのはさすがといったところでしょうか。
ただし、ネギの辛味が変に出過ぎていて薬味を通り越して自己主張が強い気がしました。

麺を食べきった後にスープ割りを頼んだのですが、わざわざネギを追加してくれたのは
良いのですが、そもそもスープ割りがぬる過ぎてネギの辛味が必要以上に際立つという
非常に残念な結果に・・・。

全体的にはベースもしっかりしているし各要素を見ればクオリティーも高く、
流行も押さえてはいるけど、ちぐはぐでバランス感覚を欠いた、惜しい一杯だなぁと思いました。
この店に限った話ではないのですが、横浜家系のラーメン屋に入ったら下手に
つけ麺を頼まず、ラーメンを頼んだ方が幸せなようです。
コメント
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