今日は仕事帰りに体があったまるものを食べたいということで、そこから辛いものを連想し、
新宿の小滝橋通り沿いにある「蒙古タンメン中本」で食べることにしました。
店の前に着くと表の貼り紙には月・火曜限定のメニューが2つ。どちらにしようか迷ったのですが、
店内の券売機でそのうちの1つ、北極坦々麺(辛さ度7)(850円)をチョイスし、
更にゆで玉子(60円)と半ライス(110円)も追加して食券を購入し、
カウンター越しに店員さんに渡して待ちました。
出て来たのは辛さを前面に押し出したスープに中太ストレート麺が入り、
挽き肉、ネギ、チンゲンサイ、スライスしたゆで玉子が加わった一杯でした。
スープは割と辛いのですが、芝麻醤がきいているせいでしょうか、
辛さの奥にほのかな甘さがあり、辛さ度7の割には食べやすいでしょうか。
スープ自体に粘度があるので麺への絡みも十分です。
具は見ての通りちょっとさびしい感じがします。チンゲンサイと追加で頼んだゆで玉子がないと
本当に具なしラーメンみたいなビジュアルですが、この辺の具材の構成が坦々麺的です。
挽き肉が妙に細かくて、入っているのは見て分かるけど食感という点で弱い気がします。
もう少し粗い感じの方が活きるでしょう。
全体的には中華料理屋で出している、いわゆる坦々麺を中本風にアレンジしたといったところでしょうか。
具材のチョイスと構成にやや疑問が残るものの、割としっかり作り込まれた一杯だと思いました。