※数日前に食べた分、
ある朝、出勤前に無性に朝ラーメンが食べたい気分になりました・・・という訳で、
目指したのは出勤途中に寄り道できる範囲にある24時間営業のラーメン屋、
「すごい煮干しラーメン凪」の新宿ゴールデン街店別館でした(爆)。
着いた時点で先客1組だけで店内は割と余裕があります。とりあえず店内の券売機で
味玉ラーメン(970円)の食券を購入してカウンター越しに店員さんに渡して待ちました。
なお、食券を渡す際の注文は醤油ダレ、辛銀ダレは3辛、あとはおおむね普通です。
出て来たのは煮干し全開で醤油ダレのきいたスープに太めの平打ち縮れ麺麺が入り、
チャーシュー、ネギ、味玉、辛味ダレ、そして幅数センチはある“いったん麺”が乗った一杯でした。
スープは当然のことながら煮干しが苦手な人にとっては罰ゲームでしかない味です。
醤油ダレが合わせてあるとは言え、真っ先に主張してくるのは紛れもなく煮干しです。
麺は若干固めのゆで加減もあってか食べ応え十分で、スープの持ち上げもグッドです。
チャーシューは低温調理のレアチャーシューで、肉自体の食感と味が楽しめて良い感じです。
味玉は心持ち固めのゆで加減で味の染み具合は申し分なく、粗めに刻んだネギがスープの味を引き立ています。
“いったん麺”はデフォルトの3枚に更に3枚追加で計6枚にしてもらった訳ですが、
スープを持ち上げながらもメインの麺とは違った食感が楽しめて良い感じです。
全体的には相変わらず煮干し全開で安定したクオリティの一杯だと思いました。
タレの使い分けで2種類出すということで2つまとめてのレポートになりますが、一気に連食した訳ではありません。
数日前にまず“白”(白醤油)の方を食し、今日“黒”(醤油)を食してきたので比較込みです。
という訳で今回の限定は“のどぐろ煮干しの冷やしそば”(1000円)です。
最近、ラーメン屋でもちょこちょこ使う店が増え始めた高級魚、のどぐろの煮干しを使った
限定ということでラーメン好きとしては心躍らずにはいられません。
のどぐろ煮干しの風味を前面に押し出したスープはキンキンに冷えていて、
そこに白醤油を合わせた“白”は一見すると塩ラーメンのようなビジュアルです。
そして、今日食べた“黒”はオーソドックスな醤油ラーメンといったビジュアルです。
どちらも油を強めに使っているせいもあってか、のどぐろの風味の出方が半端ではありません。
ただ、ネーミングほど“煮干し”感はなく、鮮魚系と言った方が近いでしょうか。
トッピングとして乗っているライムもスープの“お魚感”を引き立てています。
“白”は割とダイレクトにのどぐろを感じさせるのに対し、“黒”は醤油との対比で
のどぐろを感じさせるといった趣で、良い意味で騙し討ちみないな感じです。
ではなぜ最初に“白”を食べたかというと、考案者である品川店の店長が白醤油使い(?)だからです(笑)。
麺はふすま入りの細麺で、冷水で締めてあるのもあってコシがしっかり感じられます。
スープが強い中で麺自体に風味を持たせるという選択もさすがと言わざるを得ません。
“白”、“黒”のどちらでも違和感なくはまっています。
低温調理の鶏ムネ肉はしっとりした食感でシソワサビなるものが添えられていました。
このシソワサビがまた優れもので、お魚全開な丼の中でピリッとアクセントになっていてグッドです。
ワケギの食感も良い感じにアクセントになっています。
海苔に関しては見た目の賑やかしにとどまっている感が否めませんが・・・(汗)。
味玉はデフォルトではついて来ません。ほぼ間違いなく常連仕様のサービスと思われるので、
この記事見て食べに行って味玉が付いてない!と文句言うのは勘弁してあげて下さい(笑)。
ブログにアップしてない分も含めれば、ルリは「麺屋 翔」の3店舗にそれなりに食べに行き、
感想を聞かれれば応援の意味も兼ねて素人なりに色々と意見も言わせてもらってますので・・・(汗)。
全体的には“白”も“黒”も完成度を高めに高めた一杯だと思いました。
今日は数日前に食べに行った際に予告された限定メニューを食べに行こうということで
仕事帰りに時間調整しつつ西新宿方面の「麺屋 翔」まで足を伸ばしました。
開店時刻を待って店内に入り、券売機で限定麺と限定ご飯のセット(1150円)をチョイス。
カウンター越しに店員さんに渡してしばし待ちました。ちなみに、今回の限定は名前が長いです(笑)。
その名も、“ベトナム人ホが厳選したベトナムの食材を現地から取り寄せた本格的フォー”(※)。
温かいバージョンは単品で900円、コムガーとのセットが1100円でしたが、
ルリは冷たいバージョンを選んだので単品で950円、コムガーとのセットで1150円です。
※これで34文字。ちなみに、ルリがこれまで食べた中で最長のネーミングは「蒙古タンメン中本」の
“元プロキックボクサー林健ちゃんの汁なしインドラーメン北極温泉玉子かけご飯付(年・西暦表記)(笑)”。
44文字です(爆)。
出て来たのは動物系ベースの塩スープに冷水で締めた中太平打ち麺が入り、牛チャーシュー、鶏チャーシュー、
モヤシ、紫タマネギが乗り、丼の縁にレモンが添えられた一杯と、ジャポニカ米で炊いたコムガーでした。
本来なら麺にパクチーも乗るはずでしたが、直前に店員さんに聞かれたので抜きにしてもらいました。
スープは牛、豚、鶏を合わせた上で塩ダレを合わせていて、旨味が割とダイレクトに伝わってきます。
麺は通常のラーメンとは違いますが、それでもプルプリした食感でスープもよく持ち上げます。
肉類に関しては牛肉だけはその味と脂がスープの阻害要因になっているのが残念でしたが、
鶏はあっさりしていて全然問題なく、ほぐしてあるので食べやすくてグッドです。
モヤシは適度な塩味と食感がアクセントにになっていて良い感じですし、
紫タマネギも彩りと食感がアクセントになっています。が、彩り的には
パクチーが抜けたところに代替品がないのでやや寂しいところです。
全体的には明確なコンセプトを感じさせ、なおかつ丁寧に積み上げたことが窺える一杯だと思いました。
ところで、ベトナムの米ってジャポニカ米じゃなくてインディカ米だったと思うのですが(汗)。