議案の審議に関して、本会議場で行う議案質疑と、所属委員会で行う委員会質疑があります。
することは同じはずなのですが、実際のところ、鈴鹿市議会では本会議場と委員会でのそれに違いがあります。
端的に言うと、「自己の意見を述べることなく」という部分について、大きな違いがあるのです。本会議場では厳格にそれが求められる一方で、委員会ではかなり許容範囲が広いものとなっているのです。
本質的に、議案に対して質疑を行うということは、その議案に何かしらの疑問があるから質問を行うわけで、その視点で言うと、質問者の意図のない質問はあり得ない、自己の意見なく質問をすることはあり得ないと考えられないでしょうか。
とは言いながら、延々と自論を述べるだけで、質問の論点がはっきりしない質疑は行うべきではないと思います。
この点について改善策を考えると
①本会議場質疑を委員会と同じように行うようにする。
②委員会質疑を本会議場と同じように行うようにする。
の2つの方向性ではないかと思います。
私の考えとしては、今後の議会の活性化を考えると、①よりも②のほうがよいのではないかと考えます。
その根拠は、委員会における議員間の議論を前提と考えることからです。つまり、行政側からの出席説明者は議案についての説明を行うだけであって、議員(委員)それぞれが議案に対して持つ問題意識について、まず、その委員会の議員に一度投げかけるべきではないかと考えるからです。
そのプロセスの中で、委員会内で課題が共有され、委員会の意見としてまとめる、まとまることが大切と考えています。しかし、残念ながら意見がまとまらない場合や、意見が出なかった場合、その時は質問議員の意見として行政側に伝えればよいのではないでしょうか。
こうすることで委員会審議がより深まることや、議員間の議論が活性化することが期待され、議会の活性化につながると考えます。
逆にこのようにすることが現時点で難しいというのであれば、①を選択したほうがよいのではないかと考えます。
根拠は、活発な質疑とそれに対する行政側の答弁の緊張感を持ったやり取りが、議会の活性化につながるのではないかと考えるからです。
ともかく、同じことを行っているのに違いが存在するということは、合理的なこととは思いませんし、理解しにくいことだと考えますので、そのギャップをなくすようにすべきだと思います。
また、現行の本会議場質疑や委員会質疑の場合にしても、ここに書いたどちらのパターンを考えるにしても、冗長な発言や質疑とならないようにすべきです。そのためには発言主旨を明確にする意識が求められると思いますし、おおむねの発言時間の目安を考え設定することが必要と考えます。コンパクトに発言をまとめるスキルの向上は、議員側に求められることだと私は考えています。
することは同じはずなのですが、実際のところ、鈴鹿市議会では本会議場と委員会でのそれに違いがあります。
端的に言うと、「自己の意見を述べることなく」という部分について、大きな違いがあるのです。本会議場では厳格にそれが求められる一方で、委員会ではかなり許容範囲が広いものとなっているのです。
本質的に、議案に対して質疑を行うということは、その議案に何かしらの疑問があるから質問を行うわけで、その視点で言うと、質問者の意図のない質問はあり得ない、自己の意見なく質問をすることはあり得ないと考えられないでしょうか。
とは言いながら、延々と自論を述べるだけで、質問の論点がはっきりしない質疑は行うべきではないと思います。
この点について改善策を考えると
①本会議場質疑を委員会と同じように行うようにする。
②委員会質疑を本会議場と同じように行うようにする。
の2つの方向性ではないかと思います。
私の考えとしては、今後の議会の活性化を考えると、①よりも②のほうがよいのではないかと考えます。
その根拠は、委員会における議員間の議論を前提と考えることからです。つまり、行政側からの出席説明者は議案についての説明を行うだけであって、議員(委員)それぞれが議案に対して持つ問題意識について、まず、その委員会の議員に一度投げかけるべきではないかと考えるからです。
そのプロセスの中で、委員会内で課題が共有され、委員会の意見としてまとめる、まとまることが大切と考えています。しかし、残念ながら意見がまとまらない場合や、意見が出なかった場合、その時は質問議員の意見として行政側に伝えればよいのではないでしょうか。
こうすることで委員会審議がより深まることや、議員間の議論が活性化することが期待され、議会の活性化につながると考えます。
逆にこのようにすることが現時点で難しいというのであれば、①を選択したほうがよいのではないかと考えます。
根拠は、活発な質疑とそれに対する行政側の答弁の緊張感を持ったやり取りが、議会の活性化につながるのではないかと考えるからです。
ともかく、同じことを行っているのに違いが存在するということは、合理的なこととは思いませんし、理解しにくいことだと考えますので、そのギャップをなくすようにすべきだと思います。
また、現行の本会議場質疑や委員会質疑の場合にしても、ここに書いたどちらのパターンを考えるにしても、冗長な発言や質疑とならないようにすべきです。そのためには発言主旨を明確にする意識が求められると思いますし、おおむねの発言時間の目安を考え設定することが必要と考えます。コンパクトに発言をまとめるスキルの向上は、議員側に求められることだと私は考えています。