鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

避けられない災害とまちづくり

2013年02月28日 17時55分08秒 | Weblog
今週は防災・減災関連で2つの講演会で話を聞きました。
ひとつは東大地震研究所の大木さんの話で、避けられない地震災害からどのようにして自分を守るのかという観点から、もうひとつは、避難・そのときあなたはどうするかという観点から、減災・復興支援機構の木村さんの講演でした。

それぞれを聞かせていただき考えたことは、この日本という国で生きているということは、プレートの動きと関連する地震や火山活動などの災害から、完全に避けていきることはできない。よしんば自分の時に被災することはなくても、自分の子供や孫の世代には、必ず何らかの変動があることを、私たちは受け止めなければならない。
その上で冷静に、科学的な視点、歴史的な視点から現状をとらえて、今できることはもちろん、次の時代とまちのあり方を考えなければいけないのではないかということです。

つまり、今の大人だけの考えだけではなく、次世代が災害リスクを踏まえながら、自分たちがどのようなまちに、どのような形で暮らしていきたいかに、これまで以上に耳を傾けながら、大人世代は次の時代を考えるにあたっての課題を整理、解決に取り組むべきだと思います。

変化に伴う大きな痛みを伴うかもしれませんが、それを乗り越えていくことに、人の知性が問われるのではないかと思います。決して後ろ向きにではなく、未来志向で世の中を充実させながら、私たち自身の新しい暮らしのあり方も創造できる可能性があると私は考えます。
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EV用急速充電器設置

2013年02月28日 02時41分37秒 | Weblog
新聞報道にもありましたが、鈴鹿市役所南館駐車場(立体駐車場入り口前)にEV用の急速充電器が設置されました。充電については、利用者の方がチャデモネットワークという充電ネットワークに加入し、月利用料を支払えば、鈴鹿に限らず全国の充電器で利用が可能になるということです。

写真を見て頂くとわかると思いますが、現時点で青空充電です。全国的にこのようなスタイルであるとのこと、また、屋根をつける駐車したままになる恐れがあるということで、このようにしているとの説明を聞きましたが、漏電しないとはいえ、やはり接続部分に雨水がたれたり、プラグを差し込むために雨に濡れることがあるのはどうかと素直に思いました。ので、現場でそのことについての懸念を伝えました。



これで市長公用車として使用しているフィットEVに続いて、鈴鹿市としてEVへの取り組みを進める2歩目が踏み出されたという感じです。この機器は、富士電機製で鈴鹿工場で生産されているということで、地元産業との関連についても、歩を進められたと考えます。
また、鈴鹿商工会議所さんについてもフィットEVを導入するという話が決まったとの情報もあり、図書館前に同様の充電器を設置する考えもあるということで、今後、市内の自動車ディーラーには既設の充電器もありますから、いろいろな展開が考えられるのではないかと思います。

私個人の考えとしては、EVについては環境政策ではなく、産業政策面からの考えが鈴鹿にとって重要と考えていますので、今後、関連のものづくりが広がることや、企業にも関心を高めて頂くことが重要と考えます。この点についての考えが、まだ鈴鹿市は弱いのではないかと考えています。

また充電器については、今後、鈴鹿市の西部地域において名阪鈴鹿インターチェンジもしくは平成30年に設置予定の新名神鈴鹿スマートインター付近、観光拠点としての鈴鹿サーキット、中部の平田町駅周辺、東部地域では白子駅周辺に設置する必要があるのではないかと思います。

しかし、ただ設置すればよいということではなく、あくまで、それも利用した鈴鹿市の将来都市像を重ね合わせる必要はあると考えます。EVの航続距離の特性や超小型モビリティとしての利用を考えると、コンパクトシティの考えはもちろんですが、現在の鈴鹿市の状況から考えて、今後、既存市街地を活用しながら、まちを再編することも考えるべきだと思うからです。そこにスマートグリッドやスマートシティという考えも含めるべきでしょう。

今後、次世代自動車のあり方については、PHV車はもちろん燃料電池車などいろいろ出てくるとは思いますが、中小企業発の超小型モビリティや、個人的にはAKIRAで見たような電動バイクの開発などというのも、バイクへの逆風はありますが、鈴鹿には魅力的ではないかと考えたりもします。

ちなみに、環境部長の運転でフィットEVに乗りましたが、スポーツモードの加速はやはり勢いがありますね~。音も静かで、自分の車の印象からすると違和感が強く感じられました。むか~し、保健センターの前でしたか、その時の電気自動車に乗った経験もありますが、道具としての進化はすごいですね。
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ブログの投稿について

2013年02月28日 02時02分22秒 | Weblog
ブログの投稿について、ときどきご意見を頂きます。
メールで頂いたり、コメントを頂いたりはもちろん、議会事務局などを通じてもいただくことがあります。
ご意見を頂いて、自分の考え方について整理することがあるのはもちろんですし、表現などについても気を付けるようにするなど、諸々の配慮をもちろんしています。

基本的な考え方として、自分の考えを書きながら、読んでいただく皆さんにも一緒に考えて頂ければ、ということがあります。
また、情報は開いて共有すべきと考えています。個人情報や個人を攻撃することはするべきではないので、そのようなことをこのような場に書くことではないと考えています。
が、政策などに関連することは、できるだけどのような過程で、どのような考えが交わされているかということを、わかるように書くことが大切だと考え、それぞれのブログは書いています。

そして、このようにネット上に意見を出すことは、いろいろ難しいことがたくさんあることはわかっているつもりです。そのリスクも意識しています。

それらを考えた上で文面を書いており、自分に文責があることを意識していますので、要請があった場合などは必要に応じて、ブログの文面を修正することがあります。その場合、要請については第三者の方からの意見もお聞きして、いろいろなことを加味することが自分なりの前提です。
しかし、理由について特に書くことはないので、修正に気づかれる方も少ないのではないかと思います。

しかし、これまでの中でいくつかの事例については、どうしてもいろいろと考えることがあるのも事実です。
それも社会の中ではありがちなことと言えばそれまでですが、ありがちとして流したり、仕方ないとあきらめることばかりでは、次の世代にもそのようなことを残していくことになり、それはあかんよなと思います。








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