鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

模擬事業仕分けの経験から

2015年08月24日 15時58分09秒 | Weblog

8月22日、鈴鹿市男女共同参画センター(ジェフリー鈴鹿)で、構想日本の伊藤伸さんをお招きして、いま所属している会派“鈴鹿の風”の公開勉強会として「事業仕分けを経験してみよう!」を開催しました。当日は市外からもご参加いただき、10人でしたが密度の濃い勉強会となりました。 午前中は座学、午後は模擬仕分けを行いました。

今回、自分の役割としては企画全体を担当、伊藤さんとのやり取りや資料印刷など裏方の仕事と、模擬仕分けの際に行政(議会事務局)として、質問に答えるという役割をさせていただきました。

 

午前中は、事業仕分けをはじめとした座学の勉強会で、公益についての考えかたから、全国各地で行われている事業仕分けを活用した取り組みをお聞きしていました。実例として挙げられていた自治体には、決して他人事としては考えられないところもあり、参加の皆さん、非常に真剣に話を聞かれていました。

休憩をはさみながら2時間の座学でしたが、このあとの食事の時間でも懇親を兼ねながら、活発に意見交換を皆さん行われていました。その意味でも意義が大きかったと感じています。

 

午後からは今回の勉強会のメインである模擬仕分けでした。

伊藤さんがコーディネーター、私が説明担当、参加のみなさんは仕分け人という形でした。ですので、自分の写っている写真はありません(^_^;)

参加のみなさんからは、模擬仕分けの対象テーマとした「議会広報公聴事業」について、議員の視点からいろいろと質問を頂き、それに事務局職員として答え、伊藤さんからもポイントについて聞かれるという経験でしたが、事前の事務局職員からのレクチャーとやりとりも含めて、自分にとって大きな経験になりました。 特に、伊藤さんを交えてのレクチャーの段階で自分なりにポイントと思っていたことや、伊藤さんの視点について、意外に質問に出てこなかったことは、実ははすごくほっとした部分でした。こんなことを言っていてはいけないのかもしれませんが(^_^;)

ただ、自分でも説明の立場になったからこそより強く感じた点で、議員の立場だけでは感じにくい点かもしれません。

このような事業仕分けの観点で鈴鹿市の事業精査に議員の立場として取り組むためには、小さくとも事業仕分けやその視点を持った取り組みを重ね、自分の中にそのような価値観や視点を内面化することも重要だと考えました。 今後も勉強を重ねて行くばかりです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする