「常在戦場」という言葉があります。
「いつでも戦場にいる心構えで事をなせという心得を示す語。」であったり、「戦場でうまくいかなくても、他の場所で取り返すことは可能である。そういう意味ですべての場所が戦場である。」といった意味があるということです。
では、議員として政治に関わる者にとって「戦場」とはどこになるのか・・・。「選挙戦」という表現があるため、選挙が戦場と考えられたりしますがそうでしょうか。
自分にはそう思えません。
国であれ、地方であれ、議員となった以上、戦いは「自分の国やまちが次の世代にもつながっていくようにすることと、よりよい形であるようにすること」だと思います。そう考えると、議決に至るまでの議会の場すべてが「戦場」であり、また議会と議会の間の期間も、そのように行動することが「常在」ということではないかと思います。
選挙を意識しながら「いっしょうけんめい」になるのではなく、目の前の政策課題に「一所懸命」になることが、議員にとっての「常在戦場」という気がします。選挙がそのまま政治とは思えないので・・・。