昨年のシーズンオフに突如、明るみに出たKTMの経営危機。未だ経営危機が明るみになっていなかった昨年、
テストライダーを務めるペドロサがKTMからの役員待遇の誘いを断った理由もそこにあったのかも知れない。
経営危機が明るみになるや否や、契約済みのアコスタは慌ててオーストリアの本社を訪れ、いくつかの事柄を確認したとされる。
そんなアコスタが今月10日から11日にロッシの私設コースで毎年開催する耐久レースに初招待された。
以前にもアコスタの才能を見抜いていたロッシはVR46入りのオファーを出したとされる。
その時はスポンサー(レッドブル)の問題で実現することはなかったが、今後のKTMの状況に依ってはVR46入りも
あり得るかもで、アコスタが柿色から赤いメーカーのマシンに跨る可能性も出て来る。
最も、VR46のドゥカティ機は赤色ではない黄色なのですが・・・。
そんな中、昨日2025年RC18「柿色」が発表される。
今回の経営危機問題が無ければ個人的にはアプリリアより注目かつ期待をしていた「レットブルKTMファクトリー・レーシング」と
「レッドブルKTMテック3」。何と言ってもこのメンバー、この4人の布陣が凄すぎる。アコスタ&ビンダーとエネア&ビニャーレス。
「テック3」についてもファクトリー体制のため、実質4台全てが最新ファクトリーマシンでありかつ、全く同じカラーリングで挑む。
レースにおいて、この「柿色」4機が入り乱れる画は壮観であることに間違いはない。
引き続き、日本の二つのメーカー(ホンダ&ヤマハ)の発表も間もなく行われ、その後直ぐにシェイクダウンテストにオフィシャルテストと
いよいよ2025年のシーズンが始まろうとする。
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