連休中日、全線開通して初乗りとなる「若狭舞鶴自動車道」で京都方面を目指す。
野坂山連峰を真正面に残雪を気にしながらの走行。
連続するトンネルを抜けた途中、上中辺りで濃霧に突っ込んだりで速度を上げれない・・・。
でも小浜を過ぎ、青葉山が観えた辺りから晴れ間も覗き、雪がなくなる。
綾部JCTで京都縦貫自動車道終点「宮津天橋立IC」、そして「与謝天橋立」を左折で「与謝野町」に到着。
早速、観光協会の無料駐車場へ駐車し、天神橋を渡り「ちりめん街道」を散策。
結構残ってます「伝建」。そして、目的の「旧尾藤家住宅」を見学させて頂く。(入館料:¥200-)
江戸後期の建築。随所に明治、大正、昭和と時代を追い、手は加えてあるものの修復保存状態は良い。
季節がらの「恵方」も今年の方角に向けて飾ってある。
因みに太巻きを食べる習慣は近年のもので、これが本来の「恵方」です。
間取り的には内庭を座敷や蔵、洋館がぐるっと囲む間取り。
仕事柄、色んなディテールを勉強させてもらう。
まぁ~昔の人たちは粋で、ちょっとした細工で演出することに長けてます。
目を引いたのが、この襖絵。。。普通はあまり使わない(描かない)カラス、珍しいですねっ。
不吉なイメージがあるカラスも一説には家内に入ると吉をもたらすとか・・・。
ボランティアの案内人が丁寧に説明をしてくれます。
(ちりめんの羽織を着た案内人に説明を受ける土花吉の妻)
「洋館」に興味を持つ土花吉の妻は真剣に聞き入ってましたねぃ。
通りにはこんな洋館も。「旧伊藤診療所」。玄関上のこの漆喰細工は圧巻。
因みにこの界隈も空き家が目立ち、朽ち果ててしまった「伝建」もチラホラ。
その中で、たまたま風通しのため来ていた所有者の御身内の方に、朽ち果てようとする古民家を一戸
ご厚意で見学させて貰ったけど、何とか手を入れることが出来ないものかと思う・・・。
こちらは「旧尾藤家」でお土産に頂いた、ちりめん透かし彫りに使う型紙を再利用した「栞」。
ここ「与謝野町」が与謝蕪村や与謝野晶子と縁があるとは初めてしりましたが、俳句に短歌
中々の良い品です。
そして、遅めの昼食は「道の駅」で頂く「絹うどん:¥450-」
何でも、「シルクパウダー(絹から食用となる部分を抽出したもの)」入りらしく、丹後でここでしか食べれないらしい。
って、ことでお次は「道の駅」繋がり?・・・でっ「鉄道」も少し見学。。。(続くぅ~。)
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