先日の「油団」に続いて、省エネどころか電気などまったく必要としない「木製氷冷蔵庫」。
実は今でも作っているところは有ります。(有)田嶋木工所
http://f-ice.net/index.php?%E6%9C%A8%E8%A3%BD%E5%86%B7%E8%94%B5%E5%BA%AB
時代は大正~昭和中期ぐらいなんでしょうけど、状態はすこぶる悪い「ニッシン冷蔵庫」が土花亭へ。
使い方は上の部分に氷を入れ、下の部分を冷やす仕組みで溶けた氷の水は下から排水する構造。
本体は木製で内部はブリキ張り。
とりあえず、外せる物は全て外し、金具や金具止め用のマイナスビスは大切に保管。
ドアのパッキンはほとんど硬化して無くなってるため残りカスは除去。
後は木部の痛んでいたり剥がれている部分の材料を調達する手はずなのですが、
厄介なのが内部にビッシリ詰められた断熱用の木粉。
この際、上面の木を一部捲り内部の木粉を全て取り出すことに。。。
断熱用ウレタンなど無い時代、昔のヒトはよく考えたのでしょうけど今となれば、木の隙間からも
出てくるわで始末が大変な厄介モノです。。。
いずれ、インテリア用としてのレストアが完了したら又、「昭和」のカテゴリーで紹介しますね。
(いつになるか分からないけど・・・)
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