「校庭の桜が満開の頃、少し大きめの制服に不安と期待を包み学びの舎の門をくぐった・・・」
そんな、入学の時のことを卒業式の答辞でよく使われる「校庭の桜」という言葉。
確かに学校の校庭には必ずと言っていいくらい桜の木は植えられてはいるが、体外が校庭の外周部。
しかし、地元紙にも度々、取り上げられる「越前市味真野小学校」の「校庭の桜」は校庭のど真ん中に
140年以上も鎮座している。
品種は「江戸彼岸桜」。
花弁が密集し、これでもかと犇めき合っている。
こんな校庭のど真ん中だと、生徒達がサッカーをするにしても野球をするにしても、さぞ邪魔だろうな~
っと感じつつも、桜の木の下には「玉竜」が綺麗に植えられ、正しく学校の「シンボルツリー」として
大切に育てられているのがよく分かる。
そして、全景ぃ♪。。。校舎側からの姿。
この時は春休みで生徒たちの姿はなくとも、地元の人々のお散歩や遠方からわざわざ訪れるヒトで
桜の木の下は人で賑わう。
向こうに見える茶色い建物が校舎。
そして、実はこの場所のほんの直ぐのところに、人々が集わない同じ品種の「江戸彼岸桜」がある。
それは、畑の脇にひっそりと咲く・・・。
品種にもよるのでしょうね(全然知らないのですがw)。
それにしてもシンボルツリー、ステキです。
畑脇の桜との違いは樹齢の差でしょうか。
土壌の違いなどもあるのかも知れませんが、
同品種でも違いが出るものですね。
でも、どちらもそれぞれ存在感のある、味のある
とってもすてきな桜ですね
この江戸彼岸桜が例のクローン桜ソメイヨシノの片親になります。
どちらかというと、もう片親の大島桜の血が濃いのか
この密集ぶりは引き継がれてないですソメイヨシノ。
この桜は今年観た中では1番でした♪
でも、この桜から200メートルほど離れたところの畑に咲く
江戸彼岸を誰も見向きもしないのがチト淋しい気も・・・。
手入れはされてなくても樹齢もそこそこ有る立派な桜なのですがねぃ。。。