ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
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一滴海之庭 光明禅寺

2013年11月17日 | 福岡
今年の紅葉狩りは、5年ぶりに太宰府天満宮に隣接する光明禅寺へ。9時過ぎに大宰府に着き、まずはお茶と梅が枝餅で一服することに・・・・・。この日は、参道入り口にある松屋さんに入りました。店の奥にある庭で紅葉がちょうど見ごろを迎えていると、テレビで紹介されていたんです。


梅が枝餅が焼きあがるのを待っている間、庭の紅葉を見せていただきました。鮮やかな黄色と赤。見事なコントラストです。


赤いのは柿の葉。手に余るほどの柿が、たくさん実をつけていました。


朝の光に葉脈までくっきり。一枚の葉にも、いろんな色彩が・・・・・。


落ちた葉も、大事に集められていました。


熱い抹茶と焼きたてホカホカの梅が枝餅で、気持ちも体もほっこりなごなご。集められた柿の葉は、こんなところで使われていたんですね~♪


熟練の手さばきで、生地に餡を包み込みます。このままでも美味しそう。


大宰府と言えば梅が枝餅。どこも大勢のお客さんで賑わっていました。


天満宮の鳥居を抜けて、参道を散策。


参道を突き当たったところで右に折れて、『苔寺』とも呼ばれる光明禅寺へ。石垣と白壁に囲まれて、ひっそりとした雰囲気です。


整然と掃き清められた仏光石庭。


こちらが裏庭。『一滴海之庭』と呼ばれ、青苔は大陸と島、白砂は水と大海を現しています。


まだ日のあたらない裏山の斜面。一面が苔に覆われていました。


座敷から縁側越しに見る庭も、一枚の絵のようです。


光明禅寺を出て天満宮に向かう道すがら、ちらほらと色づいた木々を見かけました。




続いて、手水で身を清めて太宰府天満宮を参拝。この日は、七五三のお参りで賑わっていました。


雅やかでどっしりとした楼門。


檜皮葺きの屋根。趣があります。


59歳で亡くなった道真公の亡骸を運んでいた牛車が動かなくなったところに社殿が建てられ、現在の太宰府天満宮の礎になったと伝えられています。このため、牛は尊いものとして崇められ、多くの神牛像が奉納されてきました。現在、境内には12体あるとされる御神牛ですが、機会があったら探してみたいと思います (^-^)ゞ


この日、境内にはたくさんの菊が展示されていました。朝露をまとって瑞々しいこと。


きれいなグラデーション。


皇室の御紋章のモデルになったと言われる一文字菊。


帰り際、『ひろしょう』で辛子明太子を購入。この夜の酒の肴です (^-^)ゞ



自分用なので、切り子で十分。普通なら同じ値段で90gのところ、なんと170g入りです


光明禅寺、紅葉の見ごろはもう少し先のようでしたが、静かで落ち着いた枯山水の庭園は十分見応えがありました。時間帯としては、庭にも光が射しこむ午後の方がいいかもしれません。とはいえ、朝は朝で、凛とした空気が張りつめた静寂感があってよかったです。
ひろしょうは、木村拓也がお気に入りのお取り寄せ品として紹介したそうで、大宰府に来た機会に試しに買ってみました。粒々がしっかりしており、ダシが効いていて、最後にピリッと・・・・・。なかなか美味しかったです。


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コメント (4)
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