ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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新緑の北海道 ~ ニッカウヰスキー余市蒸留所 & 小樽

2016年06月04日 | お出かけ
余市は、ニッカウヰスキー発祥の地。日本で本物のウイスキーをつくるという夢に生涯をかけた竹鶴政孝が、ウイスキーーづくりに最もふさわしい場所として選んだのがこの土地です。


私たちがバスを降りたのは、正門ではなく駐車場側だったので、本来の見学とは逆コース。ニッカ会館の2階には、無料試飲コーナーがあります。私も、竹鶴とスーパーニッカを1杯ずつ、ロックで飲みました (^-^)ゞ


試飲の後は、爽やかな空気、木々の緑を楽しみながら、敷地内を散策。NHKの朝ドラ「マッサン」にも登場した風景です。


日本海側に突き出す積丹半島の付根に位置する余市。北は日本海、他の3方向を山に囲まれたこの土地は、四季を通じて冷涼湿潤な気候。山々の雪解け水や日本海からの冷たく湿った風も、力強いモルト原酒をつくるのに欠かせないものだそうです。

元々はウイスキーの貯蔵庫だった建物2棟を改装したウイスキー博物館では、ウイスキーづくりの道具や竹鶴政孝が残した「竹鶴ノート」などが展示されています。


記念すべきニッカウヰスキー最初のウイスキー。


今回のツアーで一番楽しみにしていたのは、このウイスキー倶楽部。希少なウイスキーを試飲できるんです(有料)。


原酒不足から、販売が終了されたシングルモルト余市。この機会しかないので、その熟成20年を注文。ありきたりですが、口あたりまろやか、コクと甘みが感じられて美味しかったです。これだけでも、北海道に来た甲斐がありました (^-^)ゞ


蒸留所の敷地内に移設復元された、マッサンとリタが暮らした家。


正面に見えるのは醗酵棟。緑の屋根は、余市蒸留所の旧事務所。この道を更に進むと、蒸留所の正門に続きます。


おおらかな自然に抱かれたニッカウヰスキー余市蒸留所を後に、ツアーバスは一路、小樽へと向かいます。この日の朝、ニセコの道の駅で買った高橋牧場のソフトクリーム。「のむヨーグルト」も美味しかったけれど、このソフトもまた美味しい。さすがに北海道の乳製品は、どれもひと味違いますね ヽ(^o^)丿


小樽に到着。倉庫が立ち並ぶ運河沿いの遊歩道を歩いてみました。


既にお昼をまわっていたので、小樽観光はそこそこに、函太郎で遅めのランチを・・・・・・。函太郎は、函館に本店がある、とても評判の良い回転寿司の店です。夫婦揃って大好きなえんがわは、脂がのって甘みたっぷり。


具だくさんの函太ロール。


この日のお勧め、そい。


活ホッキ貝。青森で暮らしたころ、よく食べました。


シャキシャキした食感の姫芽ねぎ。


えんがわの炙り。甘さが更に増して、とろけるような食感に・・・・・・。


肉厚で、甘さ際立つ生ほたて。


紅鮭のすじこ握り。


小樽の寿司を楽しんだ後は、運河周辺を暫し散策。「小樽ビール」という看板を見つけて、入ってみました。


帰宅してからネットで調べてみると、店名は「小樽倉庫No.1」でした。小樽麦酒という缶ビールを飲んだことがありますが、たまたま、その醸造元の前を通りかかったたようです ヽ(^o^)丿

私はDunkel(ドンケル)を、妻は自家製アップルサイダーを注文。


深みのある色あい、香ばしいドンケルを大ジョッキで


地元産ポークと鶏の白レバーの田舎テリーヌは、ビールにぴったりでした。


この日の宿は、ルスツ・リゾートのウェスティンホテル。


部屋は、メゾネットタイプで広々。




夕食はバイキング。


北海道の海の幸を満喫しました (^-^)ゞ


幸い3日間とも、ほぼ上天気。最終日のこの日、昭和新山と有珠山を見て、帰路につきました。
昭和新山は、昭和18年から20年の有珠山の噴火によって、平地が隆起して生まれた山です。


有珠山ロープウェイで山頂へ。


有珠山山麓の新緑の向こうに見えるのは洞爺湖。


ロープウェイを降りて、左側の登山道を数分歩くと、展望台から銀沼大火口が見えます。この日は、天気が良かったのですが、火口原に歩いているうち、急に雲が湧き出て小雨模様に・・・・・・。せっかくの展望も今ひとつでした。


ロープウェイで下山した後、雨を避けて夕張メロンでひと休み (^-^)ゞ


短かったけれども充実した北海道小旅行も終わり。新千歳空港で福岡便を待つ間、空弁で北海道を味わいました(笑)


かたや離陸スポットに向かい、かたや新千歳空港に着陸する飛行機。飛行機が行き交う空港は大好きですが、旅の終わりには、何故かしら寂しげに見えてしまいます (^-^)ゞ


2泊3日と慌ただしい旅程でしたが、5月の清々しい空気や緑鮮やかな景色、北海道の海や山の美味しさを味わった楽しい3日間でした。
コメント (4)
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