ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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九年庵の紅葉 ~ 佐賀県神埼市

2016年11月23日 | お出かけ
毎年春と秋の2回、一般公開される九年庵。佐賀出身の実業家であり、貴族院議員でもあった伊丹弥太郎が築いた別荘と庭園です。「九年庵」という名は、この庭園が9年の歳月をかけて造営されたことに由来しています。先週の新聞記事で公開中であることを知り、思い立って佐賀県神埼市まで出かけてきました。


着いた頃にはすでに入場整理券待ちの行列ができていましたが、朝早く出発した甲斐があり、整理券の番号はまだ140番でした (^-^)ゞ 


秋の公開は九日間。今年は、11月15日(火)から11月23日(水)なので、今日が公開最終日です。


運よくこの日は、紅葉も最高潮。久しぶりに、きれいな紅葉を堪能しました


紅葉もさることながら、広い庭を覆い尽くす苔もまた見事です。前日降った雨のおかげで、この朝は、瑞々しさが尚いっそう際立っていました。苔の上に舞い落ちた葉も、秋ならではの風情を感じさせてくれます。


常緑樹や苔の緑とのコントラストもいいですね。


ようやく、九年庵の萱葺き屋根が見えてきました。


複雑に入り組んだ屋根。建物の様式は、数奇屋建築と言うのだそうです。


萱葺きと紅葉。


赤、オレンジに緑のグラデーションがきれいでした。


客間の前に広がる庭園。


趣のある屋根。


広い庭の奥まで紅葉が続いています。


8畳二間続きの客間。


真竹作りの濡れ縁。裸足で歩いたら気持ち良さそうでした (^-^)ゞ


萱葺き屋根も苔生してますね。


九日間という限られた公開日。しかも、唯一の週末ですから、混みあうのは仕方ありません (^-^)ゞ


木の幹にもびっしりと苔が・・・・・・。


別荘の裏手に回ってきました。こちら側は、萱葺きではなく、瓦が使われています。


九年庵を出て左に進んで、仁比山神社の境内へ。その手前にある御神木の大楠は樹齢800年。神埼市の天然記念物に指定されています。


仁比山神社にもモミジの古木が多く、境内は鮮やかな橙色に染まっていました。




びっしりと落ち葉に覆われて、地面まで紅葉しているみたい・・・・・。


真っ赤に燃え盛るような紅葉もいいですが、いろんな色が重なった方が奥行きが感じられて、私は好きです (^-^)ゞ


九年庵の紅葉、ほんとにきれいでした。人が多かったとは言え、私たちが九年庵を離れるころには整理券番号2000番くらいまで進んでいましたから、朝早く出かけて良かったです。このあと、吉野ヶ里遺跡を見学して、帰りは三瀬街道経由で蕎麦の人気店に立ち寄るなど、プチ旅行気分を満喫した日曜日でした (^-^)ゞ

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