ルイガノ旅日記

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ロシア 美術館めぐり⑦ ~ バレエ鑑賞

2019年04月11日 | 海外旅行
前回の記事からかなり日が経ちましたが・・・・・・・ (^-^)ゞ

エカテリーナ宮殿を見た後、再びサンクトペテルブルクへ。この日の夜は、楽しみにしていたバレエ鑑賞です。私たちが行ったのは、エルミタージュ美術館の一角を構成するエルミタージュ劇場。エカテリーナ2世が建設を命じた、サンクトペテルブルクで最も古い劇場のひとつです。
旧エルミタージュから渡り廊下で繋がった劇場に入ると、バイオリンとチェロのアンサンブルが迎えてくれました。


この劇場は、皇帝一家やその友人たちなど一部の上流階級のための宮殿付属劇場なので、収容人数250名と非常にコンパクト。どの席からも十分な視界が得られるよう、舞台は深く観客席は半円状に配置されています。舞台と観客席が非常に近いのでオペラグラスは必要なく、音響効果も優れているそうです。


舞台を囲む壁や円柱はすべて大理石。豪華なシャンデリアにアポロや女神ミューズなど、宮廷劇場ならではのしつらえでした。


その舞台のすぐ下に設けられたオーケストラ用のボックス。


開演までの時間、オーケストラの演奏者同士で、最終調整や確認が行われていました。


カーテンコール。
この日の演目は、サンクトペテルブルク・フェスティヴァル・バレエ団による『ジゼル』。ドイツ、オーストリア、イタリア、フィンランド、スウェーデンなどのヨーロッパ各国で公演を行っているバレエ団だそうです。


ジゼル役は、Olesya Gapienko


拍手と喝采がいつまでも続いていました。


オーケストラの指揮者も登壇。


私たちはオーケストラの目の前(白線で囲った席)に座ったので、舞台やオーケストラが非常によく見え、流れる汗や息づかいまで手にとるようにわかりました。


エルミタージュ劇場では、サンクトペテルブルク・フェスティヴァル・バレエ団や、サンクトペテルブルク・ロシア・バレエ団などによって、ほぼ毎日公演が行われています。サンクトペテルブルクには、このほかにもマリインスキー劇場やミハイロフスキー劇場など個性的な劇場が多く、本場のバレエを日常的に楽しむことができるそうです。生の公演を観るのは初めてでしたが、躍動感あふれるダンサーの動き、オーケストラで聴く音楽などを間近に感じられて感動しました。
(開演前とカーテンコールは、スマホによる写真撮影OKでした)

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