ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
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【備忘録】自宅で観た映画(12月)

2021年01月02日 | 映画や小説
明けましておめでとうございます

2021年が明るく穏やかな年になりますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

🍀

大晦日からほとんど家を出ることもなく、のんびりほんわかと過ごしています。
北九州では冷たい雨がぱらついていますが、東京~箱根は駅伝日和となっているようですね。
令和2年12月に観た映画は次の7本でした。
『ショコラ /Chocolat』ジュリエット・ビノシュ、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ(2000年)
1959年、フランスの小さな村に旅する親子ヴィヴィアンヌとアヌークがやってきてチョコレート店を開きます。チョコレートの不思議な作用で村人たちを惹きつけながらも、敬虔な信仰者で村人にも伝統と規律を求める村長、レノ伯爵の反感を買って孤立してしまうヴィヴィアンヌ。そんなある日、青年ルーをリーダーとするジプシー集団が村に流れ着きました。レノ村長は彼らをも迫害しようとしますが、境遇を同じくするヴィヴィアンヌとルーは気持ちを通い合わせるようになります。


『トレイン・ミッション /The Commuter』リーアム・ニーソン、ヴェラ・ファーミガ、パトリック・ウィルソン(2018年)
保険会社に勤める元警察官のマイケルは、毎日決まった電車で通勤。ある日知らない女性から、終着駅に着くまでに乗客の中から特定の一人を見つけ出せば多額の報酬を渡すとミッションを持ち掛けられます。初めのうちは適当に対応していたマイケルでしたが、家に残した家族が誘拐されるなど、次第に状況は切迫。要求に応じざるを得ない立場に追い込まれていきます。陰謀に巻き込まれてしまったマイケルは、家族と乗客の命を守るべく行動を開始しました。


『ローズの秘密の頁 /The Secret Scripture』ルーニー・マーラ、バネッサ・レッドグレーブ、エリック・バナ、ジャック・レイナー(2016年)
取り壊しが決まった精神病院から転院する患者たちを診察するため、病院を訪れた精神科医グリーン医師は、赤ん坊殺しの罪で精神障害犯罪者として40年もの間病院に収容されている老女ローズを診察することになります。彼女は赤ん坊殺しの罪を否認し続け、大切にしている聖書の余白に何十年にもわたって密かに日記を書き綴っていました。興味を抱いたグリーン医師に、彼女は半世紀前からの自分の人生を語り始めます。


『バレンタイン・デー /Valentine's Day』アシュトン・カッチャー、ジェニファー・ガーナー、アン・ファサウェイ、ジュリア・ロバーツ(2010年)
ロサンゼルスを舞台に、2月14日のバレンタイン・デーをめぐって、別れるカップル、新たに生まれるカップルがそれぞれに事情を抱えながら交錯する様子がコメディ・タッチで描かれています。それぞれの話題が独立しているようで、最後にはそれらが繋がっていく展開が面白かったです。


『エリン・ブロコビッチ /Erin Brockovich』ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー(2000年)
アメリカ西海岸を拠点とする大企業PG&Eから、史上最高額の和解金を勝ち取ったエリン・ブロコビッチの活躍を描いた作品。
幼い子供3人を抱えるシングルマザー エリンは、仕事もお金もなく生活は困窮。その上、車に衝突され負傷しますが、雇った弁護士エドは和解金を取れず、借金はかさむ一方でした。窮地に追い込まれたエリンは、エドの弁護士事務所に押しかけて居座り、エドはしぶしぶ彼女を雇うことに。
不動産関係のファイル整理を任されたエリンは、ある書類に不審を抱いて調査を始め、大企業が引き起こした周辺地域の水質汚染に気づき、彼女の地道な活動が始まります。
主演のジュリア・ロバーツの演技が絶賛され、第73回アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ主演女優賞 、英国アカデミー賞主演女優賞 、ナショナル・ボード・オブ・レビュー 主演女優賞、全米映画俳優組合賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞女優賞など数多くの賞を受賞したそうです。


『天使のくれた時間 /The Family Man』ニコラス・ケイジ、ティア・レオーニ(2000年)
「もしあの時、違う道を選んでいたら?」ということをテーマにした映画。
13年前成功を夢見て恋人と別れて違う道を歩んだジャックは、ウォール街で成功を収め、仕事人間として優雅な独身生活を謳歌しています。ところが、ある朝目覚めると、かつての恋人ケイトと二人の子供や犬と一緒に暮らす世界にスリップしてしまいました。違和感を抱きながらも暫く暮らすうちに、自分にとって、また家族にとってどちらが本当の幸せなのかに気づきます。


『長いお別れ』蒼井優、竹内結子、松原智恵子、山崎努(2019年)
認知症を患う父親とその家族の姿を描いた中島京子の小説「長いお別れ」を映画化した作品。
父・昇平の70歳の誕生日で久しぶりに実家に集まった長女麻里と次女芙美は、父が認知症になったという事実を告げられました。日に日に記憶を失い、家族さえも忘れていく父に戸惑いながらも、それぞれが昇平と真摯に向き合っていきます。


12月はわずか7本で終わりましたが、どれも内容の濃いものばかりで見応えがありました。
コメント (20)
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