ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

波に揺られて夏井ヶ浜へ〜芦屋町はまゆう自生地

2021年07月27日 | 北九州
開幕5日目を迎えた東京オリンピック。日本選手の活躍には目を見張るものがありますね。追い詰められても諦めず、全力を出し切って勝負に挑むアスリートの姿には感動を覚えます。日々、元気のおすそ分けをいただいているようです。

さて、若松区乙丸のひまわり畑を後にして、芦屋町夏井ヶ浜に向かいました。ここでは今、自生するハマユウが見ごろを迎えています。
ハマユウの白い花と青い海のコントラスト。日差しは強いながらも、一服の涼が感じられます。


芦屋町の夏の風物詩、夏井ヶ浜のハマユウは、福岡県の天然記念物にも指定されています。日が落ちると、あたり一帯に甘い香りを漂わせますよ。


つぼみが開くと顔を出す6枚の細い花びら。純白の花びらが、古代から神道で用いられてきた「木綿(ゆう)」を連想させることから、ハマユウ(浜木綿)と呼ばれるようになりました。


その花びらが外に広がりながら、全体として均整のとれた円盤状に開いていきます。


自生地の西側の岬には、芝生広場や遊歩道、展望台などを備える「夏井ヶ浜はまゆう公園」、また道路を挟んで後ろ側(南東)には、「夏井ヶ浜はまゆう展望台」があります。


せっかくなので浜辺を散策。


普段なら海水浴を楽しむ家族連れが多い夏井ヶ浜ですが、この日は私たちだけの "誰もいない海" でした~ (^-^)ゞ


穏やかに寄せては返す波。水が透きとおってきれいでした。この波に揺られて辿り着いたハマユウの種が、いつしか夏井ヶ浜に根付いたのですね。


ちなみにハマユウの種は意外と大きくて、ゴルフボールほどの大きさがあります。一見クルミを思わせる丈夫な外皮なのですが、見た目よりも柔らかくふわふわした感触。断面を見ると、白い泡のような組織で中心部の胚を保護する構造で、とても軽いのが特徴です。このため、ハマユウの種はプカプカと波に浮かんで、椰子の実のように黒潮に乗って日本の海岸に流れ着くことができるんです。丈夫な外皮、種子を守るスポンジ構造、水に浮く軽い作りがハマユウの繁殖を支えているんですね。

🍀

さて、たっぷり夏の日差しを浴びた後は、家に帰ってアイスで一服の涼を…… (^^♪
無果汁とは思えないほどメロン感たっぷりのマスクメロン。


もう一つはベリーベリーストロベリー。苺の果肉入りです。


鎌倉紅谷のお菓子、クルミッ子は、妻の友だちからいただきました。サクッと焼き上げたバター生地と、自家製キャラメルの中にぎっしり詰まったクルミ。くどさを感じさせない程よい甘さで、食感も良かったです。包装紙に描かれたリスのキャラクターも可愛らしいですね🐿
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする