海の見えるカウンターで……波津海岸 鮨屋台

福岡県に緊急事態宣言が出される前のGW、真正面に玄界灘を望む「鮨屋台」に行ってきました。
海の見えるカウンターで新鮮な海の幸を味わえる鮨屋台は、岡垣町「ぶどうの樹」の直営店。回らないお寿司には暫くご無沙汰でしたが、この日は結婚記念日ということで、だいぶ前から予約していたんです (^-^)ゞ


鮨屋台には毎日、近くの波津漁港、鐘崎漁港から揚がった新鮮な魚介が直送されます。


握りはおまかせで頼みました（10貫）。まずは、もっちりとした弾力のあるスズキから。目の前の大島で手づくりされる天然塩を振ってあります。

正面からの光で逆光になるため暗い画像が多くなりました……(^^;)

旬のヤリイカは、炙りで香ばしくいただきます。


カンパチにかけられているのは、きざみネギと醤油・だいだいのタレ。


消波ブロックに砕ける波と、海の青、空の青のコントラストが鮮やかでした。


ヤリイカの姿づくりを別注文。玄界灘はヤリイカの好漁場で、芦屋や岡垣の漁港には鮮度の良いヤリイカが水揚げされています。（天候に左右されるので、その日提供できるかどうかは事前に確認した方が無難だと思います）


足が動いているのはもちろん、発光するかのように体色が変化するヤリイカ。


塩焼きにしてもらったエンペラとゲソは、大島の天然塩と鷹の爪、だいだい果汁でさっぱりといただきました。


鮨屋台自家製のシメサバは、だいだいのポン酢で……。


生ウニには、岩海苔とわさびが添えられていました。


歯ごたえがよかったひとくちアワビ。うねうねと動いてましたよ～(笑)


イクラではなく鱒の卵、マスコです。


太刀魚の炙り。炙るといっそう甘みが増しますね。


ねっとりと弾力があった天然真鯛。


おまかせ握りの〆は、かぼちゃの浅漬けであっさりと……。


デザートは、器までキンキンに冷たかったわらび餅。


途中で追加した海鮮太巻き（屋台巻き）には、地魚の切り身がぎっしり、マスコもたっぷり。
握りや巻きもの、ヤリイカの姿づくりを堪能しました。このほか、鯛のあら汁も（写真は撮り忘れました）、出汁が濃厚で味噌の風味がよくて美味しかったです。


場所は、国道495号線芹田交差点を北に進み、海岸線にぶつかったところ。同じくぶどうの樹系列の八幡屋と道路を挟んではす向かい、料亭旅館はつしろの隣にあります。


鮨屋台は、新型コロナ感染拡大防止のため席と席の間隔を広く取り、パーティションが設置してありました。また、福岡県に対する緊急事態宣言を受けて、現在はアルコール類の提供を中止し、時間を短縮して営業しているそうです。

鮨 屋台 （寿司 / 岡垣町その他）

昼総合点★★★☆☆ 3.5