ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

出会いのワイン&グラッパ

2006年12月06日 | お気に入り
姪の結婚式参列のため久しぶりに上京。ホテル周辺を散策中、懐かしい「PASSO DOBLE」を見つけた。「PASSO DOBLE」と言えば、沖縄を離れる前、てんもりさんがセットアップしてくれた「てだこ亭」夕食会で飲んだアルゼンチン原産ワイン。沖縄や青森では見つけることができなかったが、六本木の明治屋で遂に発見。荷物にはなるけれども、酒の世界は一期一会。家内の薦めにも背中を押されて、1本買って帰ることにした。(^_^)v
蔵元の「MASI」は、もともとアルゼンチンではなくイタリアのワイナリーで、アンデス山脈山麓に新たに土地を求めて、PASSO DOBLEを造っているのだそうだ。
結婚式から戻ると、義姉(新婦のお母さん)から本場のグラッパが届いていた。何でも、このサッシカイアというワイナリーで造っているワインが実に美味しかったそうで、「ワインが良ければ、その搾り滓から造るグラッパも美味しいはずっ」という端的にして鋭い推理。なるほど、このグラッパは蒸留後樽熟成され、薫り高く、キリッとしていながら、ほのかな甘みさえ感じさせる。まさに見事な推理だった。
今週末、家内の大事な友人がわが家を訪れてくれる予定。彼女にも是非飲ませてあげたいものだ。晩酌はほどほどにして、金曜までに飲み尽してしまわないよう、肝に銘じておこう。
 
(写真左)てだこ亭夕食会の思い出が重なるパッソ・ドーブル
(写真右)左がグラッパ・ディ・サッシカイア。スリムなボトルとシンプルなラベルが印象的。良いことは重なるもので、このところ美味しそうなワインを続けざまに入手。真ん中は、若い時分からお世話になっている大先輩の奥さんから戴いたスペイン産のバロン・ドゥ・ラホヤサ(グラン・レゼルヴァ)。右は、近くに住む家内の友人が持ってきてくれたオーストラリア産キララ(ブッシュバイン・シラーズ)。キララ(KIRRALAA)とは、アボリジニーの言葉で「星」を意味しているとのこと。美味しそうなワインに囲まれ、コルクを抜く日が待遠しい今日この頃。(どうやら、週末の楽しみは、温泉だけではないようです)
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桂温泉(その2)

2006年12月02日 | 青森
東北の温泉の奥深さは、正統派の温泉だけにとどまらない。青森県のあちこちに湧き出す温泉は日常生活の一部となっており、銭湯のような感覚で市民に親しまれている。私が住む三沢市やその周辺にも多くの温泉があって、とりわけ週末の夕方はどこも大賑わいだ。
私たち夫婦も、青森に越してきて以来、週末の朝は欠かさず地元の温泉に通っている。桂温泉は数年前に内外装をリニューアルし、ちょっとレトロで、和風の落ち着いた佇まい。アルカリ性単純泉で、ほどよいツルツル感が心地よい。青森ヒバで囲まれた湯舟に滔々と源泉が注がれ、四周から透明なお湯が溢れ出している。とっぷりと肩まで湯に浸かり、大きな窓に広がる北国の青い空を見上げると、思わず笑いがこみ上げてくる。週末のささやかな幸せに感謝する一瞬!

湯けむりに包まれた桂温泉。これが我が家流 週末の幸せ。
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