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新生姜の炊き込みご飯


今日の夕ご飯は、はしりの新生姜を使った 炊き込みご飯にしました。

土の中の野菜は、皮のすぐ下が一番美味しいですし、新生姜は殆ど皮も無いので、軽く包丁の背でこそげてから針生姜にしておきます。
油揚げはよ~く茹でて油を抜いてから、細~く刻んでおきます。


あとはお米を研いでから、酒少々に薄口の出汁を加え、お揚げと飾り用を除いた生姜を一緒に炊き込んだらできあがり♪

好みで青ネギや胡麻を振って いただきま~す 

新生姜の香りが食欲をそそります 
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カタクリの花

今日も東京は晴れ!

天気予報では明日の午後から崩れるようですが、先週天気がイマイチで見送った「清水山憩いの森」へカタクリを見に行ってきました。 

「清水山憩いの森」は、土支田2丁目のバス停から5分ほど歩いた住宅街の中で、埼玉県との境を流れる白子川に向かう北側斜面となっていて、30万株といわれるカタクリの群生地として保護されています。

斜面に沿って整備された遊歩道を下っていくと、斜面一面に可愛らしいカタクリの花が咲き乱れていました。 



今日は天気が良いせいか、見かけ上6枚の花びら(カタクリの花は花弁と萼片の区別がつきにくいので、まとめて花被片と呼ぶそうです)が、綺麗に上方に反って「満開」の状態となっています。 



10㎝足らずのカタクリの花の下にデジカメを入れて見上げると、雌しべが伸びていて満開の状態であることがよく判ります。



斜面の中程に突然変異でしょうか? 白い花をつけている株があって、花の状態が見易いように手鏡が置かれていました。 


(左側がその白い花。右の株も花弁が5枚に見えますが??)
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池之端 藪


4日の金曜日、優美な仏さんや、珍しい御衣黄(ギョイコウ)を眺めた後は、やっぱりお蕎麦(!?) 

金曜の夕方、花見の場所取りで混雑する上野公園の雑踏から不忍池の畔を抜けて、「藪 御三家(※)」の一角を占める「池之端 藪」に寄りました。 
神田の旧『連雀町』と浅草雷門前の『並木』、それと不忍池に近い「池之端」の3軒のこと

まだ早い時間(確か5時半頃)というのに、店内はほぼ満席! たまたま空いていた小上がりでまずは温る燗で一杯。 

このブログのタイトルバックは「神田まつや」のお銚子ですが、池之端ではチョッピリ上品に桝を袴代わりにして出てきます。

お通しの蕎麦味噌はこちらの方がチョッと甘口ですかね~? 

アテは蕎麦がきと天だね。 

深めの塗りの重箱の蓋を取ると、タップリとお湯を張った中にモッチリとした大振りの蕎麦がきが、丁度搗きたてのお餅をちぎった様な形で3つ入っています。 

まずはそのまま一箸口に入れると、蕎麦の良い香りが広がってきます。
次に蕎麦猪口に出汁を少し入れ一口! さらに山葵も添えて…お酒もチビリ 
・・・

丁度良い頃合いに運ばれてきた「天だね」は、海老のかき揚げに細かな衣をトッピングしたような「芸術品」! 

お銚子をもう一本頼んで、〆はやっぱり「ざるそば」。

「ざるそば」と書いて思い出したのですが、先に隣の卓にいた、親子(母子)と思しき連れのお子の方(と言っても立派に成人しているらしいスーツ姿ですが)はアルコールが駄目らしくお茶を、相方の女性(母親?)は上座に座って優雅にビールを飲んでいました。
その母親が仲居さんに「この子お酒飲めないから、先にお蕎麦出してあげて」と言って出てきたのが、綺麗なかき揚げの載った天ぷらそばなんですが、スーツ姿の男の子が丼を持ち上げて曰く…
 「お母さん お蕎麦が無い。。。。」 

もう一題。
大分前のことですが、やっぱり小上がりで飲んでいたときに、場所柄でしょうか、地方から上京してきたと思しきオジサンたちが出てきたお蕎麦を指して、「お姉ちゃん、ざるが裏返しだよ」と言いいながら、「東京の蕎麦は量が少ねぇなあ」とぼやいていたのを思い出しました。 

そうなんです。今さら言うまでも無いことですが、「御三家」に限らず江戸風のお蕎麦って小腹が空いた時にチョッと繋いでおくか、お酒の〆にいただく性格が強いので、常食(主食)の位置づけじゃないんですね♪
ですから、池之端の「ざる」も、「ざる」を裏返しに使って水切れを良くして盛り付けている訳です。 

池之端の蕎麦ツユは、日本一辛いと言われる並木(浅草)と神田(旧連雀町)の中間位の感じで、私的には一番自分の舌に合う感じです。

その、裏返った笊に盛られたお蕎麦をサッと手繰って、蕎麦猪口に残ったお汁を蕎麦湯でいただく・・・あ~美味しかった! 
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