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東大寺の万灯供養会

8月のお盆の日記を書く前に、蓼科が入ったり、原発が入ったりで右往左往しています

やっと、氷室神社の氷献灯まできたので、氷室さんに続いて行った東大寺の「万灯供養会」の紹介も。。。
奈良では8月上旬から14日まで、浅茅が原から春日野一帯で蝋燭を燈す「なら燈花会」という催しもありますが、やっぱりトラディショナルなのは、東大寺の「万灯供養会」や春日大社の「中元万燈籠」ですね

以前東大寺さんは、拝観料を取らずに入れてくれてたのですが、どうやら今年から拝観料を徴することになったようです。
そうは言っても大仏殿前は結構な人が・・・

この日は観相窓も開けられます。
3・11以降初めて外界を眺める大仏さまはどんな気持ちでしょうか?

国宝 八角燈籠にも灯りが灯されました。
供えられた行燈に、今年は震災追悼の文字が多く見られました。


こちらは、高円山の「大文字送り火」。(チョッと分かりにくいですね

昭和35年からと、歴史は浅いのですが、8月15日の終戦記念日である盂蘭盆(うらぼん)に奈良県出身の戦没者を供養するためにはじめられ、大の文字は宇宙を意味し、人体に潜む七十五法という煩悩の焼却と諸霊に供養する清浄心を表しているそうです。

画面左には満月が写っています。
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氷室神社の氷献灯

今日はあの震災から6か月。
たまたま偶然なんでしょうが、あのアメリカ社会の流れを変えることになった「9・11」と、日本の進路に重大な影響を与えた「3・11」、妙な数字の関連に違和感を覚えます。

さて、昨夜の東京は2晩続きの熱帯夜だったそうです。
チョッと暑そうな予報だったので(日和って)エアコンを入れて、床に着いて正解でした。
今日もお日さまは雲に覆われているものの、湿度が高く洗濯物を干したら汗だく
そんな訳で、写真はチョッピリ涼しげな、8月15日の奈良の氷室神社。

この神社は、和銅3年(710年)、元明天皇の勅命により平城新都の左京、春日の御蓋(みかさ)の御料山(春日山)に鎮祀され、世に「平城氷室」とも「御蓋氷室」とも「春日の氷室」とも言われたそうです。
翌年から毎年4月1日より9月30日まで、平城京に氷を献上していましたが、平安遷都後はこの制度も廃止され、後に150年を経て、貞観2年(860年)2月1日現在の地に奉遷したそうです。

氷室神社があるのは、東大寺の手前・博物館の向かい側で、現在は製氷業者が中心となって毎日神前に氷が供えられ、また毎月1日にはこの写真のような「氷献灯」も行われています。
(8月のみ15日)

氷柱の中のロウソクの灯りが綺麗


神前に供えられた氷柱
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