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「宙(そら)ごはん」

前に読んだ町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」があまりに暗かったので、楽しそうな題名に惹かれて手にした「宙ごはん」。


ホンワカした題名と裏腹に、理想を絵にかいたような育ての母と理想の母親像とは程遠い産みの母との二人の母親に育てられた主人公に関わる色んな人たちの思いが交錯する物語。
不条理な裏切りや死別などでズタズタになりながらも、「家族」のあり方を考えさせられる一冊でした。

「宙ごはん」
町田そのこ著
小学館
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近所の八坂神社経由で、、、

99回目の「箱根駅伝」は駒澤大学が19年ぶり(4回目)の往路優勝を果たしたようですね!

お正月とはいえ、ゴロゴロしていては太っちゃうので、近所の八坂神社経由で光が丘公園までウォーキング





昨日までの食事を考えて、お昼は軽めにジャーマンドックにしました
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「夢の砦」/(サブタイトル)二人でつくった雑誌「話の特集」

朝刊で矢崎泰久さんの訃報に接しました。
あとで触れる「話の特集」の編集の他、私と同年代か少し上の世代では天才子役と言われた中山千夏さんの公設秘書を務めたり、1983年6月の参院選では「無党派市民連合」の候補として比例区から立候補したりと各方面でその多彩ぶりを発揮したことが記憶されます。

今回手にした「夢の砦」は、サブタイトル『二人でつくった雑誌…』のとおり、雑誌が世の中の〝面白いこと〟をリードしている時代であった1965年に創刊された「話の特集」をつくった矢崎泰久と和田誠のアンソロジー。

1981年11月号の掲載直後に飛行機事故で亡くなった向田邦子さんのインタビューは「向田邦子全対談集」にもあまりの長さで収録しきれなかったものの全文や、83年に吉永小百合さんが国際軍縮促進学生連盟の求めに応じて早稲田の大隈講堂に1500人を集めた「愛と死の記録」上映会の裏話など、大変興味深く読めました。

「夢の砦」/(サブタイトル)二人でつくった雑誌「話の特集」
矢崎泰久・和田誠
(株)ハモニカブックス刊

創刊号表紙のイラストは横尾忠則
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