すべては数字で表すことが出来る。
天才数学者が数学で事件の謎を解いていく「NUMBERS」。
このアイデアがすばらしい。
第1話は連続殺人事件。
犯行の行われた場所を数式化し分析して基点を探す。
基点とは即ち犯人のいる場所だ。
この基点を割り出す方法は、ブラックホールの位置を測定するのにも使われているらしい。またスプリンクラーの水滴が落ちた場所を測定することで基点(この場合はスプリンクラーの場所)を確定することができるらしい。
面白い数学の応用だ。
天才数学者チャーリーは計算を行い、犯人のいる場所を割り出す。
場所と言っても住所がしっかり判明する訳ではない。
あくまで犯人がいるでろう範囲だ。
またこれは確率の問題で、範囲が大きい程、その確率は大きくなる。
しかし、そこは人間のすること自然現象の様にはいかない。
まず被害者が犯行場所の嘘をついた。(当然データが違ってくる)
そして犯人は引っ越した。(基点が二カ所で計算しなくてはならない)
これらが、この作品の面白部分だ。
障害があるから面白くなる。
主人公が数式で解いて事件は無事解決しましたでは面白くない。
第2話は連続鉄道事故。
事故現場に数字を連ねたメモが残される。
すべてはこのメモに語られているとFBIに電話してくる犯人。
チャーリーはこのメモの謎を解くわけだ。
そしてわかったのはメモは暗号ではなく、物語だということ。
書き連ねた数字は列車の重さ、スピードなどを書いたものだった。
そこから犯人が絞り込まれる。
この様にアメリカのドラマはアイデアが素晴らしい。
ただしマイナスもある。
アイデアが先行して人間のドラマが描けていないのだ。
主人公やまわりの捜査官たちに心の葛藤や対立はない。
感情のない理知的な作品であるとも言える。
必然、人物たちは事件を解くパズルの一コマになる。
これは「CSI 科学捜査班」などにも言える。
そこが物足りない所。
話が進めば人物ももっと描かれていくのであろうが。
天才数学者が数学で事件の謎を解いていく「NUMBERS」。
このアイデアがすばらしい。
第1話は連続殺人事件。
犯行の行われた場所を数式化し分析して基点を探す。
基点とは即ち犯人のいる場所だ。
この基点を割り出す方法は、ブラックホールの位置を測定するのにも使われているらしい。またスプリンクラーの水滴が落ちた場所を測定することで基点(この場合はスプリンクラーの場所)を確定することができるらしい。
面白い数学の応用だ。
天才数学者チャーリーは計算を行い、犯人のいる場所を割り出す。
場所と言っても住所がしっかり判明する訳ではない。
あくまで犯人がいるでろう範囲だ。
またこれは確率の問題で、範囲が大きい程、その確率は大きくなる。
しかし、そこは人間のすること自然現象の様にはいかない。
まず被害者が犯行場所の嘘をついた。(当然データが違ってくる)
そして犯人は引っ越した。(基点が二カ所で計算しなくてはならない)
これらが、この作品の面白部分だ。
障害があるから面白くなる。
主人公が数式で解いて事件は無事解決しましたでは面白くない。
第2話は連続鉄道事故。
事故現場に数字を連ねたメモが残される。
すべてはこのメモに語られているとFBIに電話してくる犯人。
チャーリーはこのメモの謎を解くわけだ。
そしてわかったのはメモは暗号ではなく、物語だということ。
書き連ねた数字は列車の重さ、スピードなどを書いたものだった。
そこから犯人が絞り込まれる。
この様にアメリカのドラマはアイデアが素晴らしい。
ただしマイナスもある。
アイデアが先行して人間のドラマが描けていないのだ。
主人公やまわりの捜査官たちに心の葛藤や対立はない。
感情のない理知的な作品であるとも言える。
必然、人物たちは事件を解くパズルの一コマになる。
これは「CSI 科学捜査班」などにも言える。
そこが物足りない所。
話が進めば人物ももっと描かれていくのであろうが。