平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

平沼新党~老人政治の終焉

2010年04月07日 | 事件・出来事
 現在、話題になっている平沼新党。
 よくもまあ、こう時代から外れた動きが出て来るものだ。
 どなたかがコメントで言っておられたが、平沼赳夫氏は改憲論者、与謝野馨氏は消費税UP論者。
 国民は<改憲>も<消費税UP>も望んでいない。
 国の借金や格差、年金、目の前の生活を何とかしてもらいたいのだし、改憲して軍事費を増やしてさらにこれらを圧迫するつもりか?
 確かに目を転じて見れば、この極東の地にも紛争・戦争の火種はあるが、「美しい国」としてそれらに積極的に関わる必要はない。関わるにしても言論を信じ<紛争解決にあたって武力を行使しない>のスタンスで臨むべきだ。
 消費税に関してはいずれは引き上げの必要はあるだろうが、まずはムダの削減からだ。
 与謝野氏は埋蔵金はないと言ったり、国の歳出削減は既にギリギリまでやっていると言ったりしているが、現実に埋蔵金はあったし、マスコミではいまだに公益法人などのムダが報道されている。
 民主党の事業仕分けやみんなの党が支持されているのは、ムダ削減の作業をしようとしているからだ。

 与謝野氏に関してはさらにひと言言いたい。
 与謝野氏は前回の衆議院選挙で比例で当選している。選挙区で選ばれたわけではない。
 自民党で当選している人間が自民党以外の政治活動をするのはいかがなものか?
 おまけに麻生内閣では政権の中枢にいたのだ。
 与謝野氏に現在の自民党を批判する資格はない。
 批判するなら議員を辞職して、夏の参議院選挙で<与謝野馨>を問うべきだ。

 はっきり言って、もう老人政治家はまっぴらだ。
 <代返>の若林元議員。
 この人が象徴しているように、皆レベルが低い。
 与謝野氏は節度がないし、平沼氏はズレている。
 そういえば平沼新党の後見人は、渡邊恒雄氏に中曽根康弘氏、石原慎太郎氏。
 もはや顔も見たくない人達だ。

 おそらく平沼新党は失敗するだろう。
 歴史的には老人政治の終焉の象徴として位置づけられるのではないか?
 そして、30代、40代、50代の中堅・若手政治家よ、民主党も自民党も含めてがんばれ!


コメント
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