AKB48のコント番組「びみょ~」♯3のレビュー!
かなり遅くなりましたが……。
オチなどのネタバレもあり。
★ファミレス
ファミレスで食事をしている北原里英さんと仁藤萌乃さんが、女子高生達に見つかってしまうという設定。
「あれ、AKBじゃない?」と気づかれたのはいいが、その後がアイドルとしてはきつい。
「ほら、いつも後ろの方にいる人」「横にいてちょっとだけテレビに映る人」と言われてしまう。
この屈辱はさらに続く。
横山由依さんらが演じる女子高生達が「あの~」と声をかけてきたのはいいが、ふたりは名前を間違えられてしまう。
「あの~、北村里英さんですよね?」「指原萌乃さんですよね?」(笑)
しかし、ふたりはアイドルなので、名前を間違えられてもニッコリ笑って対応。
サインを求められて気持ちよく応じるが、何と「ストローの袋に書いてくれ」と言われる(笑)
おまけに求められたサインの宛名は「横山でんじろう殿へ」(笑)
アイドルは大変ですね。
横山由依さんのおじいさんの名は<でんじろう>なのか?
★研究室
大島優子さんの博士が、アイロンでもんじゃ焼きを作る話。
設定だけで、あとはほとんどがアドリブだろう。
★理想の恋
理想の恋を求める彼女に、彼氏役の宮澤佐江さんが振り回される話。
女性はやたらと<記念日>を大事にするもの。
しかし、宮澤さんの彼女の<記念日>はとんでもないものばかり。
たとえば、<彼女の家で手作りの料理を食べて一年目の記念日>。
しかも、この記念日について、宮澤さんは彼女が求める理想のリアクションをしなくてはならない。
その理想のリアクションとは「もう一年も経つのか」というせりふ。
しかし、宮澤さんはそのせりふを言えなくて、「お前はバカか?」と怒られる(笑)
このコントは、なかなか深い。
男女の間にある深い溝を表現している。
相手の望むこと、理想にしっかり応えられればいんですけど、なかなか上手くいかない。
だから恋愛は苦労が多いし、一方で面白い。
★探し犬
愛犬のリリーがいなくなり街にポスターを貼って探している竹内美宥さん。
そこで犬を見つけたと言って、宮崎美穂さんがやってくる。
ところが連れてきた犬は、着ぐるみの犬で明らかに違う。
竹内さんは「これはリリーじゃない」と否定するが、宮崎さんは「そんなことない」と言い張り、リリーであることを証明するために着ぐるみ犬に様々なムチャぶりをさせる。
たとえば、竹内さんが「うちのリリーは森進一さんやアントニオ猪木さんや田中邦衛さんの物真似が出来る」と言えば、着ぐるみ犬にそれをさせたり(笑)
突然の闖入者・宮崎さんにフツーの一般人・竹内さんが振り回されるというコントだが、実はここで一番おいしいのは着ぐるみの犬。
笑いはすべて犬がとっていた。
それにしても<森進一><アントニオ猪木><田中邦衛>って物真似の定番なんですね。
<古畑任三郎>と共に誰もが一回はやったことがあるはず。
★マナーGメン・ウメダー
電車でのマナー違反を取り締まる梅田彩佳さん。
しかし、取り締まりのポイントがズレている。
たとえば、電車で物を食べている人には、「音をたてて食べない!」と怒る(笑)
携帯で話をしている人には、「食べれないじゃない、食べられないだろう!」と日本語のダメ出し(笑)
マナーGメン・梅田さんに拠れば、日本語の<ら抜き表現>はとても需要なのだ。
たとえば、<ラサール石井>の<ら>が抜ければ、<サル石井>になってしまう(笑)
<ラブサイケデリコ>の<ら>が抜ければ、<ブサイケデリコ>(=ブサイクデリコ)←少しキツイか……?
少しズレているのがおかしいコント。
そのびみょ~なズレ方が秀逸!
梅田さんも名演技。
★告白
生徒役の岩佐美咲さんが国語の女性教師に愛を告白する話。
「先生だけが私に声をかけてくれたから」と好きになった理由を告白するが、女性教師が声をかけていたのは<言葉の間違い>があまりにも多かったから。
たとえば、「私がミセスを犯しました」 ←正解は「私がミスを犯しました」(笑)
たとえば、「風邪をひいてケツを出しました」←正解は「風邪をひいて熱を出しました」(笑)
オチは次のようなもの。
岩佐さんの愛を拒む女性国語教師に対し、岩佐さんは「私の愛はブレることがありません!」とがんばる。
ところが「お前のことが気になっていた」という体育教師がそこに現れ、岩佐さんはすぐに体育教師に鞍替え。
女性教師が「ブレブレじゃないか」とツッ込む。
生徒役の岩佐さんは愛を求めていたんですね。
誰でもいいから、ともかく愛されたかった。
コントでありながら、人間という存在の哀しさを感じます。
人は誰かを、愛を求めずにはいられない存在なのです。
というわけで、遅ればせながら♯3。
<マナーGメン・ウメダー>のように、様々なキャラクターが登場してきているので、ぜひそれらを人気キャラに育ててほしいです。
かなり遅くなりましたが……。
オチなどのネタバレもあり。
★ファミレス
ファミレスで食事をしている北原里英さんと仁藤萌乃さんが、女子高生達に見つかってしまうという設定。
「あれ、AKBじゃない?」と気づかれたのはいいが、その後がアイドルとしてはきつい。
「ほら、いつも後ろの方にいる人」「横にいてちょっとだけテレビに映る人」と言われてしまう。
この屈辱はさらに続く。
横山由依さんらが演じる女子高生達が「あの~」と声をかけてきたのはいいが、ふたりは名前を間違えられてしまう。
「あの~、北村里英さんですよね?」「指原萌乃さんですよね?」(笑)
しかし、ふたりはアイドルなので、名前を間違えられてもニッコリ笑って対応。
サインを求められて気持ちよく応じるが、何と「ストローの袋に書いてくれ」と言われる(笑)
おまけに求められたサインの宛名は「横山でんじろう殿へ」(笑)
アイドルは大変ですね。
横山由依さんのおじいさんの名は<でんじろう>なのか?
★研究室
大島優子さんの博士が、アイロンでもんじゃ焼きを作る話。
設定だけで、あとはほとんどがアドリブだろう。
★理想の恋
理想の恋を求める彼女に、彼氏役の宮澤佐江さんが振り回される話。
女性はやたらと<記念日>を大事にするもの。
しかし、宮澤さんの彼女の<記念日>はとんでもないものばかり。
たとえば、<彼女の家で手作りの料理を食べて一年目の記念日>。
しかも、この記念日について、宮澤さんは彼女が求める理想のリアクションをしなくてはならない。
その理想のリアクションとは「もう一年も経つのか」というせりふ。
しかし、宮澤さんはそのせりふを言えなくて、「お前はバカか?」と怒られる(笑)
このコントは、なかなか深い。
男女の間にある深い溝を表現している。
相手の望むこと、理想にしっかり応えられればいんですけど、なかなか上手くいかない。
だから恋愛は苦労が多いし、一方で面白い。
★探し犬
愛犬のリリーがいなくなり街にポスターを貼って探している竹内美宥さん。
そこで犬を見つけたと言って、宮崎美穂さんがやってくる。
ところが連れてきた犬は、着ぐるみの犬で明らかに違う。
竹内さんは「これはリリーじゃない」と否定するが、宮崎さんは「そんなことない」と言い張り、リリーであることを証明するために着ぐるみ犬に様々なムチャぶりをさせる。
たとえば、竹内さんが「うちのリリーは森進一さんやアントニオ猪木さんや田中邦衛さんの物真似が出来る」と言えば、着ぐるみ犬にそれをさせたり(笑)
突然の闖入者・宮崎さんにフツーの一般人・竹内さんが振り回されるというコントだが、実はここで一番おいしいのは着ぐるみの犬。
笑いはすべて犬がとっていた。
それにしても<森進一><アントニオ猪木><田中邦衛>って物真似の定番なんですね。
<古畑任三郎>と共に誰もが一回はやったことがあるはず。
★マナーGメン・ウメダー
電車でのマナー違反を取り締まる梅田彩佳さん。
しかし、取り締まりのポイントがズレている。
たとえば、電車で物を食べている人には、「音をたてて食べない!」と怒る(笑)
携帯で話をしている人には、「食べれないじゃない、食べられないだろう!」と日本語のダメ出し(笑)
マナーGメン・梅田さんに拠れば、日本語の<ら抜き表現>はとても需要なのだ。
たとえば、<ラサール石井>の<ら>が抜ければ、<サル石井>になってしまう(笑)
<ラブサイケデリコ>の<ら>が抜ければ、<ブサイケデリコ>(=ブサイクデリコ)←少しキツイか……?
少しズレているのがおかしいコント。
そのびみょ~なズレ方が秀逸!
梅田さんも名演技。
★告白
生徒役の岩佐美咲さんが国語の女性教師に愛を告白する話。
「先生だけが私に声をかけてくれたから」と好きになった理由を告白するが、女性教師が声をかけていたのは<言葉の間違い>があまりにも多かったから。
たとえば、「私がミセスを犯しました」 ←正解は「私がミスを犯しました」(笑)
たとえば、「風邪をひいてケツを出しました」←正解は「風邪をひいて熱を出しました」(笑)
オチは次のようなもの。
岩佐さんの愛を拒む女性国語教師に対し、岩佐さんは「私の愛はブレることがありません!」とがんばる。
ところが「お前のことが気になっていた」という体育教師がそこに現れ、岩佐さんはすぐに体育教師に鞍替え。
女性教師が「ブレブレじゃないか」とツッ込む。
生徒役の岩佐さんは愛を求めていたんですね。
誰でもいいから、ともかく愛されたかった。
コントでありながら、人間という存在の哀しさを感じます。
人は誰かを、愛を求めずにはいられない存在なのです。
というわけで、遅ればせながら♯3。
<マナーGメン・ウメダー>のように、様々なキャラクターが登場してきているので、ぜひそれらを人気キャラに育ててほしいです。