平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

AKB48コント番組「びみょ~」 コメディエンヌ・横山由依

2011年11月11日 | アイドル
 AKB48のコント番組「びみょ~」、ゆいはんこと、横山由依さんが面白い。

★昨日(11/10)、放送されたコント「家政婦の三田」。(三田は<ミタ>でなく、<サンダ>と読むらしい)
 浮気をした夫(宮澤佐江)を殺してしまった妻(高城亜樹)の罪を隠蔽しようとする家政婦の三田(横山由依)。
 その隠蔽工作は次の様なもの。
 倒れている夫のそばに、しゃけの切り身を置いて、熊の足形を絨毯にスタンプする。
 そして、「熊がしゃけの切り身を狙って家に侵入し、夫を襲って殺してしまったこと」にする。
 これに対する妻のツッコミ。「ここは渋谷区よ!」
 三田の工作は続く。
 今度は馬の足形をスタンプして、「暴れ馬が入ってきて蹴り殺した」ことにする。
 これらのやりとりを現在放映中のドラマ「家政婦のミタ」の松島菜々子さんばりに無表情にやる横山さん。
 以前も書きましたが、僕は横山由依さんには、役者の才能があると思っていて、今回も上手くハマっていた。見事だった。
 なぜなら、このコントは、せりふまわしと間がポイントの作品。
 これが下手だったら全く笑えない。
 この点、横山さんは上手かった。

★「祇園戦士ホンマヤン」(10/27放送)も横山さんの主演コントだった。
 横山さんが演じるのは、<誰も信じられない時代ゆえに人を疑ってしまう戦士・ホンマヤン>。
 「後ろに怪人がいる!」と指摘されても、「ウソやろ?」と疑い、振り向いて「ほんまやん!」と驚く(笑)。
 戦いで「怪人が死んでしまった」と指摘されると、「死んでいない」と疑い、脈を確かめて「ほんまやん!」と叫ぶ(笑)。
 この「ホンマヤン」、横山由依さんのおっとりした性格が加味されて、実に味のあるスーパー戦士になっている。

★「篠山峯紀信」(11/3放送)は峯岸みなみさんの主演コントだが、横山さんが弄られた。
 設定は、天才カメラマン・篠山峯紀信が横山さんを始めとするAKB48メンバーを撮影し、様々な笑顔を要求されるというもの。
 たとえば
 「怒りながら笑顔」
 「変顔しながら笑顔」
 「五木ひろしふうの笑顔」
 「美川憲一ふうの笑顔」
 「知り合いだと思って声をかけたら違っていて、恥ずかしい思いをした時の笑顔」
 「前田敦子の笑顔」といった要求。
 これらのムチャブリにメンバーがどんな顔をして表現するのか、というのが面白さのポイントだが、こんなのがあった。

 「総選挙で泣きすぎて立てなくなった横山由依の笑顔」(笑)。

 これは台本にない、峯岸さんのアドリブだったようだが、このフリに横山さんがどう演じたかは必見!

 というわけで、横山さんには、このコント番組で、どんどん新しい自分を見出していってほしいですね。
 <コメディエンヌ・横山由依>に期待です!

 
コメント
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