タモリさんが様々な場所を散歩して歩く「ブラタモリ」。
番組全体のまったりした感じが心地いい。癒される。
バラエティって、基本的には機関銃のようなアップテンポ・ハイテンションですからね。
しかし、そろそろこれらが見直されてもいい時期かもしれない。
この番組は、想像力も刺激される。
昨日(11/17)に放送されたのは、上野動物園。
パンダなどに隠れて地味な場所なのだが、上野動物園の中の<子供動物園>には必見の動物がいる。
<木曽馬><野間馬>
日本オリジナルの在来馬だ。
体は小さくて、脚も短い。
タモリさんに言わせると顔も<和顔>をしているらしい。
明治になると、体の大きな軍馬が必要になり、西洋の馬とかけ合わせたため、日本の在来馬は現在ごくわずかだとか。
想像力を刺激されるのは、この在来馬に戦国時代の武将たちが乗っていたことだ。
体の小さな在来馬に鎧をつけた武将が乗っている姿を想像すると、どこか滑稽で微笑ましい。
映画や大河ドラマで、馬に乗ってかっこよく戦う武将の姿はウソだったのだ。
現実は乗れば足がついてしまうロバのような馬に乗っていた。
なお、この<子供動物園>には他にもアグーという沖縄の豚や日本オリジナルのヤギなどがいて、貴重な在来種の宝庫らしい。
そして、こちらの方がパンダよりも大人の好奇心をそそる。
<子供動物園>と称しているが、実はここは<大人動物園>なのかもしれない。
その他にも上野動物園には隠れた見所スポットがある。
上野動物園には坂があり、窪地になっている1ヘクタールの地域があるが、そこが明治に作られた最初の上野動物園だったらしい。
上野動物園は、その窪地からどんどん増殖して(何と14倍の大きさになって)、現在の姿になったのだ。
また隣接している寛永寺・寒松院には、戦国武将・藤堂高虎を始めとする藤堂家の墓所があるらしい。
一般公開されていないそうだが、番組で紹介されたのは、何と高さ4メートルの高虎の巨大な墓。
何という大きさ! 威容!
その他にも<冬眠している熊>を観察できる場所や、ヘビを脚で叩き殺して食べる<ヘビ食いワシ>、巨大な動かない鳥<ハシビロコウ>などがいる。
ちなみにこの<ハシビロコウ>、本当に動かない。まるで剥製のよう。
恐竜時代、まだ地面を二本脚で歩いていた<鳥の祖先>のような雰囲気もある。
動かないことが、<ハシビロコウ>の鳥としての進化に影響したのかもしれない。
というわけで上野動物園はまさに<ワンダースペース>。
東京には目を懲らしてみれば、ワクワクするような面白い場所がたくさんある。
「ブラタモリ」は、その発見の仕方を教えてくれる。
番組全体のまったりした感じが心地いい。癒される。
バラエティって、基本的には機関銃のようなアップテンポ・ハイテンションですからね。
しかし、そろそろこれらが見直されてもいい時期かもしれない。
この番組は、想像力も刺激される。
昨日(11/17)に放送されたのは、上野動物園。
パンダなどに隠れて地味な場所なのだが、上野動物園の中の<子供動物園>には必見の動物がいる。
<木曽馬><野間馬>
日本オリジナルの在来馬だ。
体は小さくて、脚も短い。
タモリさんに言わせると顔も<和顔>をしているらしい。
明治になると、体の大きな軍馬が必要になり、西洋の馬とかけ合わせたため、日本の在来馬は現在ごくわずかだとか。
想像力を刺激されるのは、この在来馬に戦国時代の武将たちが乗っていたことだ。
体の小さな在来馬に鎧をつけた武将が乗っている姿を想像すると、どこか滑稽で微笑ましい。
映画や大河ドラマで、馬に乗ってかっこよく戦う武将の姿はウソだったのだ。
現実は乗れば足がついてしまうロバのような馬に乗っていた。
なお、この<子供動物園>には他にもアグーという沖縄の豚や日本オリジナルのヤギなどがいて、貴重な在来種の宝庫らしい。
そして、こちらの方がパンダよりも大人の好奇心をそそる。
<子供動物園>と称しているが、実はここは<大人動物園>なのかもしれない。
その他にも上野動物園には隠れた見所スポットがある。
上野動物園には坂があり、窪地になっている1ヘクタールの地域があるが、そこが明治に作られた最初の上野動物園だったらしい。
上野動物園は、その窪地からどんどん増殖して(何と14倍の大きさになって)、現在の姿になったのだ。
また隣接している寛永寺・寒松院には、戦国武将・藤堂高虎を始めとする藤堂家の墓所があるらしい。
一般公開されていないそうだが、番組で紹介されたのは、何と高さ4メートルの高虎の巨大な墓。
何という大きさ! 威容!
その他にも<冬眠している熊>を観察できる場所や、ヘビを脚で叩き殺して食べる<ヘビ食いワシ>、巨大な動かない鳥<ハシビロコウ>などがいる。
ちなみにこの<ハシビロコウ>、本当に動かない。まるで剥製のよう。
恐竜時代、まだ地面を二本脚で歩いていた<鳥の祖先>のような雰囲気もある。
動かないことが、<ハシビロコウ>の鳥としての進化に影響したのかもしれない。
というわけで上野動物園はまさに<ワンダースペース>。
東京には目を懲らしてみれば、ワクワクするような面白い場所がたくさんある。
「ブラタモリ」は、その発見の仕方を教えてくれる。