平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

乃木坂46~「ぐるぐるカーテン」の計算し尽くされたフォーメーション

2012年03月16日 | アイドル
 乃木坂46の『ぐるぐるカーテン』。
 このフォーメーションは実に巧みに計算されているように思う。

 まず前列。(今回は敬称略)
 センターポジションに、生駒里奈・生田絵梨香・星野みなみが並ぶ。
 いずれも15歳前後のメンバーだ。
 これで乃木坂が若いグループだとわかる。
 AKB48の主要メンバーは、たかみなやゆきりんを始めとして20歳ですからね、乃木坂はAKBより5歳若い。
 そして生駒里奈たち3人の左右に、橋本奈々未・松村沙友理、白石麻衣・高山一実が並ぶ。
 彼女たちは15歳グループよりは、少しお姉さんで乃木坂の中で存在感のあるメンバーだ。
 白石麻衣は正当派美少女だし、橋本奈々未はシャイ、松村沙友理と高山一実はトーク力がある。
 なので松村、高山を前列の左右に配置することで、トークを盛り上げることが出来る。
 隣にいる橋本、白石にツッ込んだりして、彼女たちの良さも引き出せる。

 続いて二列目。
 左右に川村真洋と市來玲奈がいる。
 この二列目左右というのは、カメラに抜かれることが多く、実はおいしいポジション。
 なので特徴のある顔立ちをした川村と市來が配置。
 <特徴がある顔立ち>というのは、一度見たら忘れないということ。
 好きな人はとことん好きになる顔立ち。(ちなみに僕は市來玲奈さんの顔立ち、すごく好きです)
 彼女たちにはフックの役割もある。
 市來さんたちを見たファンは、二列目には他にどんな子がいるんだろうと興味が湧く。
 そこで川村、市來の隣に能條愛未、中田花奈、その隣に西野七瀬、井上小百合。
 この4人は、それぞれタイプが違う美少女。
 男性が複数いたら「能條派」「中田派」「西野派」「井上派」と好みが分かれるはず。
 いわば男性が好む4タイプを揃えているという感じだ。
 そしてファンは次の関心に移る。
 この4人の奥にはどんな子がいるんだろうと興味を抱く。
 そこで齋藤飛鳥と斉藤優里。
 このふたりに関しては別の物語が生じる。
 ふたりの顔立ちは実によく似ている。
 同じさいとう姓なので「もしかして姉妹?」「でも齋藤と斉藤で、漢字は違うし」みたいな感想を抱く。
 ここでファンの関心を大きく逸らしている所が上手い。
 「他にどんな子がいるんだろう?」と思わせておいて、「もしかして姉妹?」と思わせる。
 もしかしたら斎藤ちはるさんも合わせて<チームさいとう>を作ろうとしているのかもしれない。あるいは<チームせいら>?
 そして二列目最後のメンバー・桜井玲香。
 桜井さんは確か乃木坂46のキャプテンでしたよね。
 だからこの位置。
 メンバーの中心の位置にいて、リーダーとして第一列にも第三列にも気を配り、みんなをまとめていく。

 というわけで、こんなふうにプロデューサー気分でメンバーの配置を分析してみるのも面白い。
 あくまで乃木坂46を見ていて感じた僕の独断と偏見なので、ご容赦を。
 三列目のメンバーに関してはまだ不勉強なのですが、「どんどん自己アピールをして這い上がってこい」「自分の場所を見つけろ」とスタッフさんが叱咤激励しているように思える。

 さて次回の『乃木坂って、どこ?』(テレビ東京・次回は日曜深夜0時30分より放送)では、セカンドシングルの選抜メンバーが発表される。
 どのようなドラマが生まれるか?

 ともかく現在は<乃木坂46>が面白い!


 
コメント (7)
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