平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「相棒」のロケ地~憲政記念館

2012年03月29日 | 東京探訪
 刑事ドラマでおなじみの警視庁。



 この画像ってどんな刑事ドラマでも使われる。
 地下鉄の桜田門の駅から地上に出るとすぐに見られる。
 では下の写真はどうか。




 『相棒』ファンにはお馴染みですね。
 最近では最終回「罪と罰」で、兄・隼斗(窪塚俊介)が「クローンの赤ん坊がまもなく誕生する」と叫んだ場所。
 ここに右京(水谷豊)たちが通りかかる。
 「陣川、父になる」でもラスト、陣川が失恋する場所として使われた。

 写真の奥に見える建物は警視庁。
 警視庁から歩いてすぐの所だから、右京さんたちがよく通るんですね。

 さて、ここはどこかと言うと<憲政記念館>。
 議会政治80周年を記念して建てられた記念館で、議会政治に関するさまざまな展示がされている。

 なお、この場所、戦前は陸軍省。
 幕末は井伊直弼(彦根藩)の上屋敷。
 井伊直弼と言えば<桜田門外の変>。
 ここから江戸城の桜田門はすぐだから、井伊直弼はほんのわずかな距離の移動中に襲われたんですね。

 なお、ここには立法、行政、司法の三権分立を表した三角形の時計塔が建っている。(「相棒」でも映されることがある)
 これはいかにも「相棒」らしい。
 なぜなら「相棒」では、立法(政治家)・行政(警察)・司法(検察・弁護士)が絡まった事件が多いですからね。
 そんな場所の理由もあって、ここが「相棒」のロケ地にひんぱんに使われるのかもしれない。


コメント (2)
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