平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

原発、靖国問題でテレビが伝えない3つのこと

2014年01月24日 | 事件・出来事
 テレビメディアが伝えない3つのこと

★現在は原発が一基も動いていないこと
 それなのにテレビは「原発がないと日本経済は衰退する」などの言説をまき散らしている。
 日本経済はアベノミクスとやらで一応、好調らしいのに。

★原発ゼロで困るのは電力会社や銀行であること
 原発ゼロで、今の原発が無用の鉄の塊になれば、原発は電力会社や銀行の<不良債権>になる。
 廃炉費用もかかる。
 だから電力会社や銀行は政治家や官僚とつるんで、原発再稼働をしようとしている。

★靖国神社には戦争指導者であるA級戦犯が祀られていること
 戦争で命を落とされた方を追悼するのは悪いことではない。
 問題なのは、戦争指導者であるA級戦犯が祀られていることなのだ。


 もちろん、以上のことに関して、さまざまな異論・反論があるだろう。
 だが、これらを前提として話をしなければ、議論は実りあるものにならない。

 テレビメディアは、時の政府に迎合しているのか、これらの問題に踏み込むと面倒くさいことになるから避けているのか、わからないが、こうした態度は自らを、原発事故や戦争、ファシズムの<加害者>にする。
 積極的に荷担したわけではないが、大切なことを伝えなかったことで結果として<加害者>になる。
 そして、何かが起きれば、<絆>とかいうきれいな言葉を使って、自分の責任を忘れるのだ。

 テレビはジャーナリスト魂を取り戻してほしい。
 一部にはこうしたことを必死に伝えようとしている番組、コメンテイターはいるが、少数派である。

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