平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

安倍首相、自衛隊員のリスクを認める~さあ、徴兵制が始まる。貧乏人は自衛隊に。

2015年05月27日 | 事件・出来事
 昨日の国会で、安倍首相が自衛隊員のリスクを認めた。
「国民の命と平和な暮らしを守り抜くため、自衛隊員に(リスクを)負ってもらうものだ」(共同通信)

 はい、これで、自衛隊員の方が殺されますね。人を殺しますね。
 安倍首相の〝積極的平和主義〟とやらで。

 国の形を大きく変える問題なのに、安倍はこれをサラリとやろうとしている。
 本来なら、国民投票にかけてもいい問題だ。

 一昨日の自民党の役員会では、こんなことを言ったらしい。
「自衛隊員のリスクが高まるという野党の批判は “木を見て森を見ない議論だ”」
 わかりづらいが、要するに、自衛隊員は〝木〟であり、国益が〝森〟。
「自衛隊員のリスクといった小さなことを問題にして、国益という大事なものを見失ってはいけない」という主張。
 これを突きつめていくと、
「国益のためには国民の多少の犠牲は仕方がない」という思想に至る。

 国家>個人
 これが国家主義者である。
 はい、これで、安倍が国家主義者であることがわかりましたね。
「イスラム国」人質事件での、後藤さん、湯川さん救出の対応でも明かなように、安倍は、人ひとりの命など大したことないと考えている。

 さて、安倍首相が自衛隊員のリスクを認めたことで、今後、自衛隊の志願者は激減するだろう。
 仮に自衛隊員の方が亡くなりでもしたら、もっと減る。

 となると、始まるのが〝徴兵制〟だ。

 といっても、こればかりは国民の反対が多いだろうから表立ってはやらない。
 格差を拡大して、〝貧乏人は軍隊に行け〟という形でやる。
 いわゆる〝経済的徴兵制〟というやつだ。

 昨年の新聞に次のような記事があった。

 

 奨学金返済に苦しむ学生には、自衛隊を体験させようというのだ。
 これにより就職も有利になると誘惑して。
 こうして、少しずつ慣れさせ、若者を軍隊に取り込んでいく。

 もちろん、安倍首相のお仲間の金持ちの師弟はそんなことをしない。
〝貧乏人は軍隊に行け〟
 と、心の中で思っている。

 ひたすら戦争に突き進む安倍首相。
 自分自身や大切な人、子供を戦場に行かせたくなければ、ここで安倍にNOと言っておくべきだと思う。



※追記
 ちなみに現在、日本人の6人にひとりが貧困層(約2000万人)
 生活保護受給者は200万人。

※追記
 アメリカ人が軍隊に入る動機の1位、2位は次のようなものらしい。
 1位~軍隊が大学の学費を出してくれる。
 2位~家族を含めて、軍の医療が受けられる。アメリカでは国民健康保険のような医療保険がない。

コメント (2)
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