平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

花子とアン 第5週「波乱の大文学会」~箸が転がっても笑ってしまう少女

2014年05月04日 | その他ドラマ
 今回はふたつの笑顔。
 ロミオとジュリエットの舞台の幕が下りて、蓮子(仲間由紀恵)と醍醐亜矢子(高梨臨)が笑みを交わす。
 これだけで、ふたりのわだかまりが解けたことが伝わって来る。

 ふたつめの笑顔は、はな(吉高由里子)と蓮子。
 伯爵の背中にいたずらをして、逃げて、大笑いする。
 この心から笑う<大笑い>というのがポイントで、本当にふたりの心の壁はなくなったんだな、と感じさせる。
 この時ばかりは、蓮子さんも<箸が転がっても笑ってしまう少女>に戻ったんでしょうね。

 個人的な注目としては、ブラックバーン校長(トーディ・クラーク)。
 いかにもあの時代の教養ある英国人女性という感じ。
 背筋がピンと張っていて、厳しそうで、滅多に表情を変えず、それでいて理解力があり温かい。
 一本筋が通っている。
 とても魅力的な人物です。

 この作品を見て思うんですけど、昔の女性って品があって良いですね。


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