ネットで見つけた今週の1枚。
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』の生原稿。
何だ、これは!?
19世紀の西洋の作家は総じて、饒舌・濃密だが、
おそらく言葉が次から次へと湧いて来たんだろうな。
思考が速すぎてペンが追いつかない。
書き進めていくうちに、あれも書かなきゃこれも書かなきゃと思いついて加筆・修正の連続。
イラストまで入っている?
原稿から溢れ出るパッション&エネルギー!
怨念すら感じる!
作家の開高健は草食の日本人作家は肉食の西洋人作家にはかなわないと、どこかで書いていたが、
まさにこのドストエフスキーの原稿がその証明。
日本人は5・7・5(俳句)、5・7・5・7・7(和歌)の世界ですからね~。
これはこれですごいけど。
そう言えば音楽家のベートヴェンも悪筆だったらしい。
譜面がほとんど判読不能。
ベートーヴェンの場合も次から次へとメロディが湧いて来て、
ペンが思考に追いつかなかったのだろう。
それにしてもこの原稿を判読して活字にした編集者の方、お疲れ様です。
ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』の生原稿。
何だ、これは!?
19世紀の西洋の作家は総じて、饒舌・濃密だが、
おそらく言葉が次から次へと湧いて来たんだろうな。
思考が速すぎてペンが追いつかない。
書き進めていくうちに、あれも書かなきゃこれも書かなきゃと思いついて加筆・修正の連続。
イラストまで入っている?
原稿から溢れ出るパッション&エネルギー!
怨念すら感じる!
作家の開高健は草食の日本人作家は肉食の西洋人作家にはかなわないと、どこかで書いていたが、
まさにこのドストエフスキーの原稿がその証明。
日本人は5・7・5(俳句)、5・7・5・7・7(和歌)の世界ですからね~。
これはこれですごいけど。
そう言えば音楽家のベートヴェンも悪筆だったらしい。
譜面がほとんど判読不能。
ベートーヴェンの場合も次から次へとメロディが湧いて来て、
ペンが思考に追いつかなかったのだろう。
それにしてもこの原稿を判読して活字にした編集者の方、お疲れ様です。
いつもありがとうございます。
バルザック、リーマンもそうなんですね。
漱石は神経質な人だと思っていたので意外でした。
おそらく彼らは頭の回転が速すぎて手がついていかなかったんでしょうね。
そう言えば、「フェルマーの定理」も何かの余白に書かれていたとか。
真実というのは本筋から離れた余白にあるのかもしれませんね。
今と違ってかなり苦労したでしょうね。
バルザックの原稿も汚かったとされますし、事実、夏目漱石の最終原稿もかなり汚いです。
天才数学者リーマンの筆跡も斜めに這う小さなミミズみたいで、よくこんな下手な字で数学に没頭できたなと不思議に思いますね。