JR総武本線に初めて乗ったのは1996年夏の東京遠征の時に、早朝ムーンライトながらを降り、どこへ行くともなく、夜が明けるまで適当にどっか乗りに行こうということで、たまたま地下ホームが目に入ったので、総武線に乗ったというのが総武線初体験であった。東京から千葉までE217系快速に乗って、外房線に乗り換えて蘇我まで行って、折り返し京葉線に乗って新木場まで行ったはずだ。新木場から東京臨海高速鉄道に乗り、国際展示場でゆりかもめに乗り換えている。
初乗りの総武線は早朝の暗闇の中だったのであまり景色を堪能したという感じではなかった。2度目はおそらく1997年の東京遠征の時で、この時は快速エアポートに乗って成田空港までの初乗りをしている。折り返しは京成に乗って、成田空港で何のために来たのかと身分証明書の提示を求められ、空港見学とか適当に言ってその場を切り抜けて、さっさと京成に乗り換えて折り返したのを覚えている。まさか鉄活動で乗り潰しのために来ましたと真面目に言うわけにも行かないので、以降鉄活動で成田空港へ足を運ぶことはほとんどなかった。
総武線を久しぶりに訪れたのは2005年の3月31日、4月1日にかけての房総遠征だ。この時総武線全線乗り潰しを達成している。それまで終点の銚子まではなかなか足を延ばせなかったということだ。この時感じたのは房総地区の運転士の態度があまりよろしくないということ。昼間からトンネルもないところで幕を下ろして同乗の運転士とだべりながら運転する光景もよく見かけたし、片手運転が常態化しているのでは?という節さえ感じられる面もあり、乗務態度があまりよろしくないという印象が強く残っている。そういうことで総武線初め房総各線にはあまりいい印象を持っていないのが実状だ。